理工学研究科 小原 昌弘教授が,一般社団法人日本溶接協会業績賞を受賞いたしました。
日本溶接協会業績賞は,協会の事業の振興・発展に主導的な立場で貢献した者に与えられる賞で,小原教授の溶接技術に関わるこれまでの業績に対して贈られました。

令和2年8月21日(金)10時から工学部中会議室で工学部教育貢献賞の表彰式が行われました。
工学部では,学部教育において,優れた貢献をした教員を表彰する制度を導入しており,今年度は,環境建設工学コース 森 伸一郎 准教授・三宅 洋 准教授・白柳 洋俊 講師,情報工学コース 小林 真也 教授・黒田 久泰 准教授・遠藤 慶一 准教授の6名に高橋 寛工学部長から賞状と盾が授与されました。
森准教授らは,新型コロナウイルス感染症に対する学生の不安を払拭させるための活動を全学に先駆けて行い,それらが本学の対応の推進に貢献した功績が評価されました。
また,小林教授らは,宇和海海況情報サービスの開発を通した実践的PBL教育へ貢献した功績などが評価され,今回の受賞となりました。


令和2年11月14日(土)・15(日)に開催を予定しておりました「令和2年度科学体験フェスティバル」は,新型コロナウイルス感染拡大防止のため,中止することといたしました。
本年度も開催を楽しみにされていた皆様には,大変残念なお知らせとなりますが,参加者をはじめ運営スタッフ等の安全確保の観点から判断いたしました。何卒ご理解いただきますようお願いします。
令和2年7月27日(月),令和2年度第1回愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センターコンソーシアム運営会議を開催しました。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため,オンライン会議で開催し,センターの令和元年度の活動内容並びに今年度の活動計画等について報告しました。
令和2年7月15日、愛媛県庁において、株式会社トーヨ(西条市)と愛媛大学大学院理工学研究科の共同研究成果報告が行われ、株式会社トーヨが本学大学院理工学研究科の黄木 景二 教授と岩本 幸治 准教授の協力のもと開発し、商品化した高圧ジェット水対応防護服が中村 時広 愛媛県知事に披露されました。今回開発された防護服は、100MPa(1000気圧)の高圧水に耐えられるものでありながら、高強度繊維からなる生地を何種類か重ねた構造にすることにより、軽さとしなやかさを備えています。黄木教授は材料力学の観点から生地の耐久性メカニズムを、岩本准教授は流体力学の観点から生地表面での水圧低下効果を明らかにしており、大学の学術的知見が開発に活かされています。中村愛媛県知事からは「愛媛大学にある専門知識を生かして、理論的な裏付けに基づく新たな環境に対応する防護服ができたということで、是非ともこれを活用していただきたい。」と高い評価を頂きました。

Webオープンキャンパス
材料デザイン工学コース
個別相談コーナーの事前募集
今年度のWebオープンキャンパスにおいて、材料デザイン工学コースでは、ZOOMを用いたオンライン個別相談を実施いたします!
相談時間はおひとり20分で、先着20名までとさせていただきます。
ご希望の方は以下のURLもしくはQRコードにアクセスしていただき、事前申込みを行ってください。申込の際に記載していただいたメールアドレスに、ZOOMにアクセスするためのURLをお送りいたします。
ぜひお気軽に申し込みください。お待ちしております。
日時:8/9(日)10:00~16:20
(おひとり20分、先着20名まで)
申込URL:https://forms.gle/z2BqEm5Zt5TNnEbN8
申込QRコード:
申込締切:2020年8月2日(日)
この度,株式会社キャリア工業様及び伊予銀行様から,ふるさと応援私募債『学び舎』※により,研究用のパソコンをご寄贈賜り,贈呈式が令和2年7月16日に開催されました。


株式会社キャリア工業 三谷 卓代表取締役社長は,以前より本学部の李 教授と交流があり,そのご縁で本学をご指定くださいました。
株式会社キャリア工業様及び伊予銀行様に,心よりお礼申し上げます。

寄贈品は,今後の研究活動にて大いに活用させていただきます。
※
「ふるさと応援私募債『学び舎』」は,一定の財務基準を満たした優良企業が発行するもので,この度,株式会社キャリア工業様が発行し,伊予銀行様が受託されました。 この私募債は,発行の際に伊予銀行様が受け取る手数料の一部を利用し,発行企業が指定した地域の学校に,図書や備品,スポーツ用品等を連名で贈呈するものです。
今年度のオープンキャンパスは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、「Webオープンキャンパス」としてオンラインで開催いたします。Webオープンキャンパス特設サイトにおいて、愛媛大学の教育や研究をオンラインで体験してもらえる企画を配信予定ですので、ぜひご参加ください。
8月9日(日)には、当日限定のライブ配信企画を実施します!
工学部においては、学生による施設紹介や学生生活についてのインタビュー、有名予備校講師による数学問題解説など、当日しか見られない、様々なコンテンツを用意して、皆さまのご参加をお待ちしております!
※事前申し込みが必要なコンテンツもございます。詳細は以下URL及びチラシより、ご確認ください。
URL:https://www.ehime-u.ac.jp/entrance/opencampus/opencampus-2-2-2/
このたび、愛媛大学大学院理工学研究科(工学系)の小原 昌弘 教授および水口 隆 准教授の研究グループは、川田テクノロジーズ株式会社(東証:3443)の事業会社である川田工業株式会社様と共同で、スパッタ低減のための新しいアーク溶接方法を開発し、特許(特許第6711971)を取得いたしました。
スパッタとは溶加材が大粒の液滴となって飛散し被溶接物に付着するもので、溶接後に手入れが必要になることから、産業界からはその低減化技術の開発が強く望まれていました。
開発した技術(※下図参照)は、溶接部を大気から保護するための炭酸ガスからなるシールドガス中に、空気砲の様にパルス状にした微量のアルゴンガスの塊を1秒間に50回程度投入することによって、溶加材の溶融状況を小滴化し、スパッタの発生を防止する方法です。
工学部では、地域産業と大学の研究との連携をより一層強化し、地域産業の課題解決に貢献していく体制を構築中です。今後も溶接の高能率化に向けた研究開発に取り組み、地域産業の課題解決と地域産業の国際競争力の強化に寄与します。
