工学部附属社会基盤iセンシングセンターが協力した「みんキャプクエスト@松山市三津浜2023」の記事が国土交通省のプロジェクトHPに掲載されました【令和6年1月19日】

工学部附属社会基盤iセンシングセンターでは、工学部に所属する様々な分野の研究者が集結し、「測る(センシング)」、「解析する(アナリシス)」、「提案する(ソリューション)」を一元化した、地域・社会課題の開発に向けた研究開発を行っています。

この度、2023年12月2日に開催された「みんキャプクエスト@松山市三津浜2023」の記事が、国土交通省「日本全国の年デジタルツイン実現プロジェクト PLATEAU」のWebサイトへ掲載されました。
このイベントでは、工学部附属社会基盤iセンシングセンターおよび愛媛大学工学部の学生がデータの解析や出力に協力しました。

今後とも、工学部附属社会基盤iセンシングセンターは地域・社会課題の解決のための活動を進めていきます。

掲載記事はこちらからご覧ください。(別WEBサイトにジャンプします。)

2024 年台湾花蓮地震の被害調査速報会の開催について【令和6年4月23日(火)13:00-】

2024 年4 月3 日、台湾東部花蓮県沖で気象庁マグニチュードMjma7.7(台湾ではML7.2)の地震が発生し、広い範囲で震度5 強、震源に近い花蓮県では震度6 強を記録していくつかのビルの傾斜被害や広範囲での落石被害が報じられ、4 月10 日時点で死者16 名、負傷者1155名、行方不明者が3 名という甚大な被害が生じました。

花蓮県周辺の台湾島東部沿岸は地震が多発するところであり、これまでの被害地震はたびたび起きています。最近では2018 年花蓮地震の際、花蓮市では今回と同様な建物の傾斜被害や橋の損傷が起きました。旧い設計基準で建造された中でも耐震性の低いものに集中した被害と考えられます。今回の地震は2018 年の地震と同程度の揺れが観測されており、その地震被害との比較はインフラメンテナンスのあり方を考える上で大変重要です。

そのような観点から4 月11 日から14 日まで、国立台湾科技大学の盧之偉教授のグループと共同で現地被害調査を実施致しました。その結果を広く皆様と共有するため、下記のように速報会を対面とオンラインで開催します。

この機会に是非、お聴きいただければ幸いです。

【2024 年台湾花蓮地震の被害調査速報会】
日   時:2024 年4 月23 日(火)13:00 から15:00 まで
場   所:愛媛大学南加記念ホール
オンライン:MS-Teams(※申し込み受付者にURL 連絡します。)
主   催:愛媛大学大学院理工学研究科社会インフラメンテナンス工学講座
共   催:國立臺灣科技大學、愛媛大学防災情報研究センター
後   援:CTB-ehime(えひめ建設技術防災連携研究会)
申   込:https://forms.gle/wLhXxHJ1GVxA5oX16
      (※上記のGoogle FormsのURLよりお申込みください。)

【次 第】
開会挨拶:須賀 幸一(愛媛大学社会インフラメンテナンス工学講座招聘教員)
発表1  :2024 年花蓮地震における地盤工学的被害(オンライン)
      Chih-Wei, Lu(盧之偉)(国立台湾科技大学教授)(同時通訳有)
発表2  :2024 年花蓮地震における橋梁と建築物の被害(会場から配信)
      森伸一郎(愛媛大学社会インフラメンテナンス工学講座特定教授)
閉会挨拶:ネトラP.バンダリ(愛媛大学教授、防災情報研究センター長)

※本案内は英訳版(PDF:607KB)もございます。詳細はこちらをご参照ください。

※本件に関するプレスリリースはこちらからご覧ください。(愛媛大学Webサイトへジャンプします。)

大学院理工学研究科理工学専攻数理情報プログラム博士前期課程1年生の清水健吾さんが情報処理学会第86回全国大会で学生奨励賞を受賞しました【令和6年3月15日~17日】

 令和6年3月15日(金)から17日(日)にかけて開催された「情報処理学会第86回全国大会」において,本コース修士1年生の清水 健吾さんが「学生奨励賞」を受賞しました。

 本賞は、情報処理学会全国大会の学生セッションで発表した学生会員の中から、座長裁量で優秀な発表に対して贈られる賞です。清水さんは暗号プロトコルのセッションにてRFIDの軽量な認証プロトコルに関する発表を行い、学生奨励賞に選出されました。

 今後の活躍により一層期待します。

 

論文題目:清水健吾,王森レイ,甲斐 博,高橋 寛(愛媛大),清水明宏(高知工科大),同期問題を考慮したSAS-L2を用いたRFID認証プロトコル,情報処理学会第86回全国大会, 2024.