令和3年6月22日(火)、大学院理工学研究科生産環境工学専攻博士前期課程2年の旭置修哉さんが、“日本非破壊検査協会表面NDTワークショップ2021”において若手研究優秀賞を受賞しました。表面NDTワークショップ2021では、2019-2020年度に実施された日本非破壊検査協会の学術講演会において電磁界を応用した非破壊検査法について優れた発表を行った研究者達が招待され、研究発表のコンペティションが行われました。若手研究優秀賞は、その中で特に優れていると認められる若手研究者に与えられる賞です。対象論文は、旭置修哉、森山敬介、水上孝一、宮地航、木村憲志、「CFRP層間はく離の可視化と寸法評価のためのアレイプローブ渦電流探傷試験」です。異方性と非均質性を有する多層構造の材料であるCFRP内部に生じた層間はく離を明瞭に可視化するための渦電流探傷試験法について発表しました。複合材料構造に対する実用的な渦電流探傷試験法を開発した点が評価され、今回の受賞に至りました。
愛媛大学大学院理工学研究科博士前期課程1年生の峯久朋也さんがBest Student Paper Awardを受賞しました【6月21日(月)】
令和3年6月21日(月)、大学院理工学研究科博士前期課程電子情報工学専攻1年生の峯久朋也さんが、オンライン開催の国際会議「The 18th IEEE/ACIS International Virtual Conference on Software Engineering Research, Management and Applications (SERA2021)(オンライン開催)」において、「Best Student Paper Award」を受賞しました。
受賞した論文は、「A Comparative Study of Vectorization Approaches for Detecting Inconsistent Method Names」(共著者:愛媛大学総合情報メディアセンター阿萬裕久准教授、川原稔教授及び岡山県立大学横川智教准教授)です。
峯久さんらは、ソフトウェア(プログラム)における適切な名前付けに関する研究を行っています。今回の論文では、メソッド(Javaプログラムにおける処理手続き・関数のこと)に対して適切な名前が付けられているかどうかを、メソッドの内容(プログラム)から自動判別する手法について、その処理時間の短縮に向けた複数の提案と評価実験の報告を行いました。
ソフトウェアにおいて、メソッドといった要素には人間がその処理内容を反映した名前を自分で付ける必要があるのですが、時としてそれが不適切であり、そのことが原因でプログラムの理解や保守が妨げられることがあります。それゆえ、名前の適切さを評価する仕組みが必要となり、近年では自然言語処理と機械学習を活用した手法が活発に研究されています。そのような自動評価手法を実践するにあたり、評価モデルの構築には長い時間を要するため、頻繁にモデルを更新する(最新版に保ち続ける)のが難しいという課題がありました。
峯久さんらは、その課題解決に向けて、より軽量な手法を代替案としていくつか挙げ、それらで処理の重い部分を代用することで、より簡単に評価モデルを最新に保ち続けることができないかと比較実験を行いました。その結果、代替案の1つを用いることで、従来と同程度の精度の判定モデルを約14倍高速に構築可能であることを確認しました。
この研究は、ソフトウェアの品質管理技術を促進する上で有用な手法の1つになると期待されます。
愛媛大学ホームページ「未来の愛大生へ」に理工学研究科学生のメッセージが掲載されました。
理工学研究科博士前期課程1年生 溝賀 敬介さんのメッセージが愛媛大学ホームページ「未来の愛大生へ」に掲載されました。
詳細は以下リンクよりご確認ください。
令和3年度 船舶海洋工学センターオンライン講演会を開催しました【7月5日(月)】
工学部附属船舶海洋工学センターコンソーシアム運営会議を開催しました【7月5日(月)】
令和3年7月5日(月),令和3年度第1回愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センターコンソーシアム運営会議を開催しました。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため,オンライン会議で開催し,センターの令和2年度の活動内容並びに今年度の活動計画等について報告しました。今回の報告内容については,9月に開催するコンソーシアム会議でも報告することにしています。
理工学研究科博士前期課程生産環境工学専攻2回生三木陽大さんが日本非破壊検査協会令和2年度学術奨励賞を受賞しました(6月23日)
理工学研究科博士前期課程生産環境工学専攻環境建設工学コース2回生の構造数理工学研究室の三木陽大さんが、令和2年度日本非破壊検査協会学術奨励賞を受賞しました。研究内容は「光音響イメージングのための開口合成アルゴリズムに関する検討」で、令和2年度同研究科修了の天野裕維さんと中畑和之教授との共著で発表されたものです(中畑教授は過去に同賞を受賞しているため、今回の表彰は対象外)。光音響効果とは、レーザー等の短パルス光を照射した場合に、熱膨張効果によって弾性波が発生することです。本受賞では、固体内部に発生した弾性波の性質を調査し、光音響イメージングのために開口合成法を利用した映像化アルゴリズムを最適化したことが評価されました。
【オンライン開催のみ】愛媛大学工学部附属環境・エネルギー工学センターキックオフシンポジウムを開催します。
「Webオープンキャンパス」を開催します【8月7日(土)・8月8日(日)】
今年度のオープンキャンパスは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、「Webオープンキャンパス」としてオンラインで開催いたします。Webオープンキャンパス特設サイト(詳細は下部リンク参照)において、愛媛大学の教育や研究をオンラインで体験してもらえる企画を配信予定ですので、ぜひご参加ください。
8月8日(日)には、当日限定配信企画を実施します!
工学部は、学部長による学部紹介、学生生活についてのインタビュー、各コースによるコース紹介や進路相談会など、当日しか体験できない、様々なコンテンツを用意して、皆さまのご参加をお待ちしております!
※各コースの当日限定配信企画はコースによって異なります。事前申込が必要となるコースもございますので、詳細は以下「各コースの当日限定配信企画(PDF)」「申込先・当日限定配信URL」をご覧ください。
【申込先・当日限定配信URL】
学部長挨拶、学部・学科紹介
当日限定配信URL:https://youtu.be/0BKAz5mb44M
材料デザイン工学コース
当日限定配信URL:https://youtu.be/8rQp5oY0M2U
機械工学・知能システム学コース【要事前申込】
申込先URL:https://forms.gle/yDnykH48CyM5T4tQ9
化学・生命科学コース【要事前申込】
申込先URL:http://www.ach.ehime-u.ac.jp/2021OC.html
社会基盤工学・社会デザインコース【要事前申込】
申込先URL:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdycxktsUp1-0jeG_5S-W80Y5U7cO4st0fLxkyAqwJhBVjCvg/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0
コンピュータ科学・応用情報工学コース
当日限定配信URL:https://zoom.us/j/95415979164?pwd=dldXeFNsOWQvVkNaa3d0YTk1UlJrQT09
YouTubeチャンネル:https://youtube.com/playlist?list=PL7C-gHj1gnWZiKiWMV2-e3xgufsSQCD9x
電気電子工学コース
当日限定配信URL:https://youtu.be/uOs4k45tydA
【愛媛大学Webオープンキャンパス特設サイト】
URL:https://oc.adc.ehime-u.ac.jp/
ポスター:https://www.ehime-u.ac.jp/wp-content/uploads/2021/07/oc2021.jpg
令和3年度 安全週間企画「キ・ケ・ンをさがせ!」の表彰式を開催しました【7月7日(水)】
工学部では安全衛生活動の一環として、全国安全週間に合わせた企画「キ・ケ・ンをさがせ!」を行っています。これは日常の就業、就学時において「キケン」を感じた事例を、工学部の教職員及び学生から募集し、「キケン」の把握および改善を行うことにより、事故を未然に防ぐための活動です。
応募された事例について工学部の安全衛生委員会で審議を行い、今年度は学生から最優秀賞1件(西浦 有輝さん)、教職員から最優秀賞1件(横田 篤さん、新谷 公平さん)を選出し、7月7日(水)に表彰しました。
応募いただいた事例は、今後の安全安心な教育研究環境づくりに役立ててまいります。
令和3年度科学体験フェスティバル開催中止のお知らせ
令和3年11月13日(土)・14(日)に開催を予定しておりました「令和3年度科学体験フェスティバル」について、新型コロナウイルス感染が拡大している現状で、依然として収束する見通しが立っていないことから、来場者及び関係者の健康や安全面を第一に考え、昨年に引き続き、今年の開催は中止することを決定しましたので、お知らせします。
本年度の開催を楽しみにされていた皆様には、大変残念なお知らせとなりますが、何卒ご理解いただきますようお願いします。
来年こそは、新型コロナウイルスが収束し、本フェスティバルが無事に開催できますことを切に願っております。