理工学研究科博士前期課程生産環境工学専攻2回生三木陽大さんが日本非破壊検査協会令和2年度学術奨励賞を受賞しました(6月23日)

 理工学研究科博士前期課程生産環境工学専攻環境建設工学コース2回生の構造数理工学研究室の三木陽大さんが、令和2年度日本非破壊検査協会学術奨励賞を受賞しました。研究内容は「光音響イメージングのための開口合成アルゴリズムに関する検討」で、令和2年度同研究科修了の天野裕維さんと中畑和之教授との共著で発表されたものです(中畑教授は過去に同賞を受賞しているため、今回の表彰は対象外)。光音響効果とは、レーザー等の短パルス光を照射した場合に、熱膨張効果によって弾性波が発生することです。本受賞では、固体内部に発生した弾性波の性質を調査し、光音響イメージングのために開口合成法を利用した映像化アルゴリズムを最適化したことが評価されました。

受賞した三木さんと賞状