「EGFキャンパスアワード2020-2021」で、「すまゆー」代表の愛媛大学工学部2年生の野口夏希さんが最優秀賞を受賞しました【12月19日(土)】

 愛媛県などが主催の「EGFキャンパスアワード2020-2021」の塾生最終プレゼンテーションにおいて、「すまゆー」代表の愛媛大学工学部2年生の野口夏希さんが最優秀賞を受賞しました。

 「EGFキャンパスアワード2020-2021」は地域経済の持続的な発展を目指し、経済活力の源泉ともいわれる創業及び新規ビジネスの創出につなげるため、愛媛県が抱える多様な地域課題を、全国に誇る豊富な地域資源を生かして解決する新たなビジネスプランを県内外から募集し、地元企業等のサポートの下、その具体化と実現を目的として開催されています。

 野口さんは、演題「子供向けお菓子作りキットの提案~地域の素材&動画レシピを使って幼稚園児でも一人で作れるようになる~​」について、親が極力準備に手間をかけずに子供1人でもお菓子が作れるような、”動画でレシピを解説する子供向けのお菓子のキット販売”を始めようと事業計画を立て、愛媛県産の”はだか麦”を用いたレシピを考案したと説明しています。

 本演題には、コロナ禍で子供の娯楽としてより浸透した”YouTube”にあまり馴染みがなく、忙しくて子供にかまってあげられる余裕がない親の悩みを解決し、子供の食育の手助けをしたいという、野口さんの思いが込められています。

 なお、本演題は、2021年2月5日に開催される「EGFアワード2020-2021」でも発表予定です。

受賞した野口さん

愛媛大学工学部附属環境・エネルギー工学センター看板除幕式を行いました【12月9日(水)】

 愛媛大学工学部は,環境やエネルギーに関わる技術開発及び人材育成を通じて,地域産業の創生と活性化並びに諸課題解決に貢献することを目的として,附属環境・エネルギー工学センターを設置し,12月9日(水)に工学部本館玄関前で看板除幕式を行いました。
 当日は,大橋裕一学長,理事をはじめ,高橋寛工学部長,中原真也センター長,板垣吉晃副センター長,三宅洋副センター長及びセンター兼任教員が出席し,執り行われました。
 専門分野別のエネルギー工学,環境工学の2部門に兼任教員を配置し,センター長,副センター長のもと,地域の発展のためにオール工学で取り組んでまいります。

(左)学長,理事及び監事  (右)工学部長、センター長及び副センター長
除幕の様子
集合写真
 

大学院理工学研究科博士前期課程2年生の三原貴大さんが9th International Symposium on Electrical Insulating Materials (ISEIM 2020)でExcellent Oral Presentation Awardを受賞し,さらにThe MVP winnerにも選出されました【9月13日(金)~17日(日)】

 令和2年9月13日(金)~17日(日)にオンラインで開催された「9th International Symposium on Electrical Insulating Materials (ISEIM 2020)」において,大学院理工学研究科博士前期課程2年生の三原貴大さんが「Excellent Oral Presentation Award」を受賞しました。本会議では,若手研究者によるポスター発表が84件あり,これらの中から優れた発表をした16名に対して本賞が授与されました。さらに大会組織委員会は,最も優れた発表をした若手研究者として,三原さんをThe MVP winnerに選出しました。これを受けて三原さんは,11月6日(金)に韓国で開催されたThe 2020 Fall Conference of Electro-physics and Applications Society in the Korean Institute of Electrical Engineersにて招待発表(ビデオ配信)し,韓国電気学会からJapan-Korea Young Researcher Exchange Program Awardを受賞しました。
 講演した論文の題目は「Current Reduction Caused by Strong Local Field in Low-density Polyethylene under Various Temperatures」です。所属する高電圧工学研究室にて門脇一則教授と尾崎良太郎准教授の指導を受け,電力ケーブル用絶縁材料の電気伝導機構を解明するための実験的研究に取り組んできた成果をまとめたものです。
受賞した三原貴大さん
賞状
 

大学院理工学研究科博士前期課程1年生の武藤 健太さんが 日本非破壊検査協会の2020年度秋季講演大会で,新進賞を受賞しました【10月28日(水)】

 理工学研究科生産環境工学専攻環境建設工学コースの構造数理工学研究室の武藤 健太さん(博士前期課程1年生)が,令和2年10月28日(水)に開催された日本非破壊検査協会の2020年度秋季講演大会において新進賞を受賞しました。新進賞は,優れた講演を行った若手の研究者に対して,与えられる賞です。

 講演した論文のタイトルは「低周波アレイ探触子を用いたアスファルト舗装内部の映像化」で,理工学研究科 中畑 和之 教授と共著で発表されたものです。

  これまでアスファルト材料のような多孔質な材料中の超音波映像化は困難とされてきましたが,低周波数域の専用アレイプローブを企業と共同開発し,それを全波形サンプリング処理方式と組み合わせて用いることで内部きずの映像化を実現しました。武藤君は,実験の計画・実行の中心的役割を担い,研究成果を分かり易く発表したことが評価され,今回の受賞に至りました。

受賞した武藤 健太さん