大学院理工学研究科博士前期課程1年生の武藤 健太さんが 日本非破壊検査協会の2020年度秋季講演大会で,新進賞を受賞しました【10月28日(水)】

 理工学研究科生産環境工学専攻環境建設工学コースの構造数理工学研究室の武藤 健太さん(博士前期課程1年生)が,令和2年10月28日(水)に開催された日本非破壊検査協会の2020年度秋季講演大会において新進賞を受賞しました。新進賞は,優れた講演を行った若手の研究者に対して,与えられる賞です。

 講演した論文のタイトルは「低周波アレイ探触子を用いたアスファルト舗装内部の映像化」で,理工学研究科 中畑 和之 教授と共著で発表されたものです。

  これまでアスファルト材料のような多孔質な材料中の超音波映像化は困難とされてきましたが,低周波数域の専用アレイプローブを企業と共同開発し,それを全波形サンプリング処理方式と組み合わせて用いることで内部きずの映像化を実現しました。武藤君は,実験の計画・実行の中心的役割を担い,研究成果を分かり易く発表したことが評価され,今回の受賞に至りました。

受賞した武藤 健太さん