大学院理工学研究科の黄木教授及び岩本教授と株式会社トーヨ(西条市)によって共同開発した「100MPa級耐圧防護服」が経済産業省「第10回ものづくり日本大賞 四国産業振興賞」を受賞しました【3月23日(月)】

令和8年3月23日、大学院理工学研究科の黄木景二教授及び岩本幸治教授と、株式会社トーヨ(西条市)による共同開発成果「高機能強度繊維多層構造体を活用して作業性向上を可能とした100MPa級耐圧防護服の開発」が、経済産業省「第10回ものづくり日本大賞 四国産業振興賞」を受賞し、四国経済産業局の吉田健一郎局長より賞状が授与されました。

「100MPa級耐圧防護服」は、既存の金属製で重く作業性の悪い防護服に対し、ユーザーより軽くて作業性の良い防護服が強く要望され開発に至ったものです。
開発にあたっては複合材料の専門家である黄木教授の高機能強度繊維多層構造体と流体力学の専門家である岩本教授の表面形状による圧力低減効果の組み合わせによって目標とする軽くて作業性に優れた防護服の開発に成功しました。
この技術は既に機械学会中国四国支部技術貢献賞、四国産業技術大賞 最優秀技術功績賞を受賞しており、その技術は高く評価されています。

今回の経済産業省「第10回ものづくり日本大賞 四国産業振興賞」は新たに設けられた賞で社会的課題への対応、革新性、市場等への波及効果が優れたものに与えられるものです。

株式会社トーヨには様々な産業分野から引き合いがきており、この防護服の普及は作業者の作業効率及び作業安全の向上に大いに寄与するものと期待されています。

表彰式の様子(右から順に、岩本教授、黄木教授)

えひめ海事産業協働コンソーシアム及び海事産業特別コース設置記念シンポジウムを開催しました【9月26日(金)】

令和7年9月26日(金)、今治地域地場産業振興センターにおいて、えひめ海事産業協働コンソーシアム及び愛媛大学工学部海事産業特別コースの設置を記念した「海事産業×地域(海事都市・今治)×大学(愛媛大学)連携シンポジウム2025 〜知と技術の融合で拓く海事都市今治の未来〜」を開催しました。

コンソーシアム参加企業、今治地域の造船・舶用企業、自治体関係者、本学教職員など約100人が参加しました。

開会にあたり、仁科弘重愛媛大学長及び徳永繁樹今治市長から挨拶があり、今治を拠点とした海事産業と大学、地域との連携強化への期待が述べられました。続いて、森脇亮愛媛大学工学部長から海事産業特別コース設置の趣旨説明が行われました。

仁科学長による開会の挨拶
徳永市長による開会の挨拶
森脇工学部長による趣旨説明

 

第1部では、二宮崇教授(愛媛大学工学部)から「スーパーコンピュータとAIで広がる海事産業の可能性」と題した講演、また、田村顕洋氏(四国運輸局長)から「海事産業における国の取組み」についての講演が行われ、参加者は最新の研究・行政の動向に理解を深めました。

二宮崇教授による講演
田村顕洋氏による講演

 

第2部では、「次世代を担う人材像と目指す海事人材育成エコサイクルとは」をテーマに、森克司氏(株式会社新来島どっく 代表取締役社長)、檜垣彰英氏(今治造船株式会社 執行役員)、本宮英治氏(BEMAC株式会社 専務取締役 グループCTO)、長野幸治氏(今治市産業部長)、松下正史教授(愛媛大学今治サテライト長・工学系長特別補佐)の5名が登壇し、産官学それぞれの立場から意見を交わしました。

パネルディスカッションの様子

 

閉会にあたり、菅規行愛媛県副知事より、今後の海事人材育成や地域産業発展に向けたさらなる連携への期待が示されました。 

菅規行愛媛県副知事による閉会の挨拶

 

本シンポジウムを通じて、大学・地域・産業界が一体となった人材育成と研究推進の重要性が共有され、海事都市・今治の未来を拓く新たな一歩となりました。

大学院理工学研究科博士前期課程2年の淺山奨太さんが第50回複合材料シンポジウムにて林学生賞(最優秀学生賞)を受賞しました【9月19日(金)】

2025年9月18日(木)から19日(金)にかけて開催された第50回複合材料シンポジウムにおいて、大学院理工学研究科産業基盤プログラム機械工学分野博士前期課程2年の淺山奨太さんが林学生賞(最優秀学生賞)を受賞しました。

本賞は、日本複合材料学会が主催する複合材料シンポジウムにおいて、学生による口頭発表の中から最も優れた1件に授与されるものです。

受賞した講演題目は「広帯域3次元振動減衰のための炭素繊維強化八面体inertial amplificationメタマテリアル」です。
淺山さんは水上孝一准教授(東京都立大学、前所属:愛媛大学)より指導を受け、幅広い周波数域での3次元振動減衰に適した複合材inertial amplificationメタマテリアル構造を提案しています。複合材3Dプリンティングの設計自由度が提案構造のバンドギャップ拡大に有効であることを明らかにしました。このような新規性と実証的な成果が高く評価され、今回の受賞に至りました。

授賞式にて(左から日本複合材料学会会長、受賞した淺山さん、水上准教授)

「船舶操縦制御特論」特別授業を行いました【5月8日(木)】

令和7年5月8日(木)、工学部5号館3階E531において、特別授業を行いました。

大学院理工学研究科 理工学専攻 産業基盤プログラム 機械工学分野学生向け「船舶操縦制御特論」の授業内で、株式会社新来島どっくの技術設計本部船型研究所 所長 龍 知宏氏にお越しいただき講義をしていただきました。授業ではまず新来島どっくの会社概要について説明があり、その後「造船所における研究・開発」と題し新来島どっくの研究・開発業務についてご紹介いただきました。

船が出来上がるまでの業務の進め方や新来島どっくの具体的かつ最新の研究・開発業務について説明があり、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

会社概要説明の様子
講義の様子

大学院理工学研究科の豊田洋通教授が第17回岩木賞優秀賞を受賞しました【2月21日(金)】

令和7年2月21日(金)、埼玉県和光市の理化学研究所にて行われた第17回岩木賞授賞式にて、大学院理工学研究科の豊田洋通教授の業績が優秀賞を受賞しました。

岩木賞は、表面改質、トライボコーティング分野で著しい業績を上げた個人、法人、団体を顕彰するもので、当該分野で多くの功績を残した故岩木正哉博士(理化学研究所元主任研究員、トライボコーティング技術研究会前会長)の偉業をたたえ、2008年度より創設されたものです。

今回は、豊田先生の業績名「液中プラズマCVD法を基盤技術とした鋼表面へのダイヤモンド直接蒸着法の開発」が、開発技術が日本国内において高い水準にあり、新規独創性に優れたものと審査にて認められて、優秀賞の受賞となりました。

 

◆詳細

優秀賞「液中プラズマCVD法を基盤技術とした鋼表面へのダイヤモンド直接蒸着法の開発」

受賞者:愛媛大学 大学院理工学研究科  豊田 洋通 教授
    山口大学 大学院創成科学研究科 白石 僚也 准教授

◆受賞理由

受賞理由は下記のリンクを参照
第17回岩木賞に、東京理科大学/ジオマテック、愛媛大学/山口大学、英PCS Instruments/島貿易、芝浦工業大学が受賞

受賞時の記念写真(左から2番目が豊田先生)
賞状盾及び記念品のメダル

「海洋工学入門」特別授業を行いました【12月10日(火)】

令和6年12月10日(火)、共通講義棟C3階EL35において、特別授業を行いました。

工学部機械・システム分野3年生向け「海洋工学入門」の授業内で、BEMAC株式会社 イノベーション本部 ITシステムグループ グループ長 沖原崇氏・グループ統括本部総務部副部長 矢原明典氏にお越しいただき、講義をしていただきました。授業ではまず矢原氏よりBEMAC株式会社の会社概要について詳しい説明があり、その後「オフショア船のDPS(自動船位保持)について」と題し沖原氏に講義をしていただきました。

BEMAC株式会社の具体的かつ最新の研究・開発業務について説明があり、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

矢原氏による説明の様子
沖原氏による講義の様子

2024年度日本機械学会年次大会開催のお知らせ【令和6年9月8日(日)~9月11日(水)】

2024年度日本機械学会年次大会を愛媛大学で開催いたします。

日本機械学会は会員数約32,000人の国内最大級の学会です。

本年次大会では、「機械工学で実現する日本産業変革」をキャッチフレーズとして「AIを活用したデジタル変革」、「環境にやさしいエネルギ変革」、「未来を担う技術人材の育成」をテーマに関する約1,100件の講演が予定されています。

日本の産業界が新たなる発展を遂げるためには、機械工学分野の更なる発展が欠かせません。本年次大会を通じて、機械工学分野の最新の研究成果を共有し、日本の産業界の発展に貢献することを目的としています。

学会員だけでなく、一般の皆さま、小中学生の皆さまのご参加を関係者一同、心よりお待ちしています。

 

日程

2024年度日本機械学会年次大会 令和6年9月8日(日)~9月11日(水)

会場

愛媛大学城北キャンパス

申込方法

有料の講演聴講、無料参加可能な市民行事など以下のHPをご覧ください。

https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jsme2024
(2024年度日本機械学会年次大会HPへジャンプします。)

【小中学生向けイベント】
小中学生向けイベントは以下のHPをご覧ください。

https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jsme2024/sessions/category/PGAHNW/TPNQRP
(2024年度日本機械学会年次大会HPへジャンプします。)

チラシのPDF版はこちらからご覧ください。(PDF 966KB)

黄木景二教授が日本材料学会から令和5年度支部功労賞を受賞しました【令和6年5月25日】

2024525日(土)に出島メッセ長崎で開催された日本材料学会第73期通常総会・学術講演会において、理工学研究科機械工学講座の黄木景二教授が「令和5年度日本材料学会支部功績賞」を受賞しました。

この賞は、公益社団法人日本材料学会四国支部の運営、および「炭素繊維強化プラスチック」の普及に対する貢献が、材料学の進歩発展に寄与したことを評価され、日本材料学会より授与されたものです。

今治造船株式会社の船づくり体感ワークショップに工学部の学生が参加しました 【令和6年1月17日】

令和6年1月17日(水)、愛媛大学工学部において、今治造船株式会社様による学生対象の船づくり体感ワークショップに工学部機械工学コース2回生の学生10名が参加しました。

ワークショップ開始にあたり、今治造船株式会社様より会社概要や船づくりなどについてお話があり、そのあと学生たちは2班に分かれて船づくり体感ワークを行いました。ワークではグループごとに自分たちが作りたい船のコンセプトを考え、それをもとに船の模型を作成します。 

2班に分かれて作業しました
社員の方にアドバイスしていただきながらどんどん進めて行きます

           

1時間半ほどの話し合いと作業を経て、無事に船が完成しました!

たくさん荷物や人を詰めるように、早く進む船になるように…など、学生は様々な機能を付けて、かつコストパフォーマンスのよい船を作るにはどうしたらよいかグループで話し合い、協力し合いながら楽しそうに作業を進めていました。

令和5年度工学部教育貢献賞の表彰式を挙行しました【9月21日(木)】

令和5年9月21日(木)9時00分から工学部大会議室において、工学部教育貢献賞の表彰式が行われました。

工学部では、学部教育において優れた貢献をした教員を表彰する制度を導入しており、今年度は、工学部への長年の根強い教育活動を称え、機能材料工学講座と応用化学講座と電気電子工学講座から推薦のあった教員が受賞することになり、内容・推薦理由に応じて3個のトロフィーと受賞者別に17枚の表彰状がそれぞれに授与されました。

【受賞者】
機能材料工学講座
青野 宏通(あおの ひろみち) 教授

応用化学講座
下元 浩晃(しももと ひろあき) 准教授   森田 将之(もりた まさゆき) 講師
山口 修平(やまぐち しゅうへい) 准教授  山下 浩(やました ひろし) 准教授
白旗 崇(しらはた たかし) 准教授     野澤 彰(のざわ あきら) 准教授
竹田 浩之(たけだ ひろゆき) 准教授    山浦 弘之(やまうら ひろゆき) 講師
高島 英造(たかしま えいぞう) 准教授   伊藤 大道(いとう ともみち) 講師
高橋 宏隆(たかはし ひろたか) 准教授   石橋 千英(いしばし ゆきひで) 講師
冨川 千恵(とみかわ ちえ) 講師      吉村 彩(よしむら あや) 講師
太田 英俊(おおた ひでとし) 講師

電気電子工学講座
本村 英樹(もとむら ひでき)准教授

 

授与されたトロフィー
(上段左側から)
吉村講師、高島准教授、伊藤講師、高橋准教授、太田講師、石橋講師、冨川講師、森脇教授
(下段左側から)
門脇教授、青野教授、下元准教授、高橋学部長、山下准教授、竹田准教授、本村准教授