大学院理工学研究科の尾﨑良太郎教授が第30回源内大賞を受賞しました【3月25日(金)】

 令和5年3月25日(金)、平賀源内の偉業を称え、発明工夫の思想の啓発普及に努めるため、電気・通信技術等の研究や技術の向上のための発明工夫や研究を行った研究者を表彰する「源内賞」の選考において、本学・理工学研究科の尾﨑良太郎教授が「源内大賞」に選出されました。なお、最高賞である「源内大賞」は、2年ぶりの選出となります。
 尾﨑教授の研究課題名は「組み合わせのイノベーションによる材料研究と地域貢献~高電圧ケーブルから真珠まで~」であり、液晶に関する研究、高電圧・絶縁材料に関する研究、真珠に関する研究で三つの異なる分野での成果が高く評価されました。液晶に関する研究では、光通信やマイクロ波制御などの多くの新しい液晶光学素子に関する学術成果が評価されました。高電圧・絶縁材料に関する研究では、液晶分野で培った知見やシミュレーション技法などを取り入れることで、絶縁材料分野の未開領域の研究を展開していることが評価されました。真珠に関する研究では、従来、目視で選別していたピース貝の色を分光法によって波長を調べ、数値に基づきピース貝を選別することを可能としたことが評価されました。本技術は、すでに実際の養殖現場に利用されており、真珠の品質を向上させるために欠くことができないものとなっています。尾﨑教授の異分野の知見と技術を組み合わせる手法は、極めて独自性が高く、それぞれの分野の発展に大きく貢献すると期待されています。

工学部電気電子工学コース4年生の上嶋涼介さん・橋本綾香さん、大学院理工学研究科電子情報工学専攻博士前期課程2年生の高橋達也さんが令和4年度 電気学会・電子情報通信学会・情報処理学会 四国支部奨励賞を受賞しました

工学部電気電子工学コース4年生の上嶋涼介さん・橋本綾香さん、大学院理工学研究科電子情報工学専攻博士前期課程2年生の高橋達也さんが令和4年度電気学会・電子情報通信学会・情報処理学会 四国支部奨励賞を受賞しました。
 本賞は、電気学会・電子情報通信学会・情報処理学会の四国支部が合同で、四国内の大学・高等専門学校の特に優秀な学生に対し贈呈する賞です。
 表彰された皆さま、おめでとうございます。

左から 嶋涼介さん、高橋達也さん、橋本綾香さん

令和4年度第2回愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センター技術連絡会を開催しました【3月22日(水)】

 令和5年3月22日(水)第2回愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センター技術連絡会をオンラインで開催しました。
 今回は,当センター教員の愛媛大学工学部 中原真也教授が「カーボンニュートラルでの水素の活用」,同じく二宮崇教授が「人工知能と自然言語処理技術の発展」と題し研究内容等についてプレゼンテーションを行い,センターのコンソーシアム企業から約20人が参加しました。

「愛媛から世界を目指す学生のための愛媛大学フェローシップ -EUアドバンスド・リサーチ・フェローシップ-」給付対象学生(令和5年度入学・進学者)の決定について

 愛媛大学では、令和3年4月から、大学院博士後期課程の学生に対し、研究に専念できる環境を提供するとともに、課程修了後のキャリアパス確保に向けた支援を行う事業を実施しています。
 この度、令和5年度大学院理工学研究科博士後期課程入学・進学者を対象に、フェローシップ給付対象学生6名を決定しました。
 給付対象学生に対し、年間210万円(研究専念支援金180万円、研究費30万円)のフェローシップを3年間給付します。

【〆切:3/13(月)10時必着】「EUアドバンスド・リサーチ・フェローシップ」令和5年度採用分の申請受付を開始しました。【Deadline: Monday, March 13, by 10 a.m.】”EU Advanced Research Fellowship” started accepting applications for the academic year 2023

本事業の概要、申請方法については、下記リンク先をご確認ください。
For an overview of this project and how to apply, please refer to the following link.

【外部リンク】
愛媛から世界を目指す学生のための愛媛大学フェローシップ
―EUアドバンスド・リサーチ・フェローシップー(理工学研究科HP)