「愛媛から世界を目指す学生のための愛媛大学フェローシップ -EUアドバンスド・リサーチ・フェローシップ-」支給対象学生(9月入学・進学者)の決定について

 愛媛大学では、令和3年4月から、大学院理工学研究科博士後期課程の学生に対し、研究に専念できる環境を提供するとともに、課程修了後のキャリアパス確保に向けた支援を行う事業を開始しています。
 この度、令和3年9月大学院理工学研究科博士後期課程入学・進学者を対象に、フェローシップ支給対象学生1名を決定しました。
 今年度は、すでに4月入学・進学者から5名を選抜しており、あわせて6名(内訳以下のとおり)の学生に対し、年間210万円(研究専念支援金180万円、研究費30万円)のフェローシップを3年間支給します。

 内訳
  理工学研究科博士後期課程
   物質生命工学専攻  1名
   数理物質科学専攻  2名
   先端科学特別コース 3名
            計6名

 なお、令和4年度入学・進学者を対象にしたフェローシップ支給対象学生の募集要項は、準備ができ次第公表予定です。

【関連サイト】
「愛媛から世界を目指す学生のための愛媛大学フェローシップ -EUアドバンスド・リサーチ・フェローシップ-」(愛媛大学大学院理工学研究科HP)

愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センターコンソーシアム会議及び講演会を開催しました【9月7日(火)】

 令和3年9月7日(火)、愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センターコンソーシアム会議及び講演会をオンラインで開催しました。

 本会議は、愛媛県、今治市、四国運輸局はじめ造船・舶用関連企業並びに金融機関の代表者で構成され、本学学長が議長を務めています。会議では、令和2年度の本センターの活動内容及び令和3年度の活動計画について報告しました。

 続いて、講演会を実施し、工学部附属船舶海洋工学センターの田中進センター長の挨拶の後、愛媛大学の仁科弘重学長による「愛媛大学における社会連携戦略のこれまでとこれから」と題した講演が行われました。次に、株式会社伊予銀行シップファイナンス部の佐藤浩一部長に「愛媛の海事クラスターの現状と伊予銀行のシップファイナンス」と題したご講演を行っていただきました。

 本講演会には、コンソーシアム参加企業、工学部の教職員等約50人が参加し、出席者との質疑応答や活発な意見交換が行われ大変有意義な時間となりました。

愛媛大学の仁科学長による講演
株式会社伊予銀行シップファイナンス部の佐藤部長による講演

 

愛媛大学工学部附属環境・エネルギー工学センターキックオフシンポジウムを開催しました。【8月31日(火)】

シンポジウムの様子

 

 令和3年8月31日(火)、愛媛県及び愛媛大学SDGs推進室と共催で愛媛大学工学部附属環境・エネルギー工学センターキックオフシンポジウムをオンラインで開催し、関連企業や自治体の関係者等約120人が参加しました。

仁科学長の開会挨拶
中村知事(宇佐美部長代読)の開会挨拶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 仁科弘重愛媛大学長及び中村時広愛媛県知事(宇佐美伸次県民環境部長代読)の開会挨拶の後、中原真也センター長から、センターの紹介及び今後の活動の説明がありました。

中原センター長によるセンター紹介

 続いて、九州大学佐々木 一成副学長及び株式会社谷グリーンエネルギー研究所 谷義勝社長のお二人の講演では、新エネルギーを取り巻く環境、最新の水素関連技術やカーボンニュートラルなどについて説明・紹介があり、参加者は熱心に耳を傾けていました

九州大学佐々木副学長
株式会社谷グリーンエネルギー研究所 谷社長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 講演の後、中原センター長から、兼任教員の紹介があり、若林良和愛媛大学理事(社会連携担当)の閉会挨拶をもって、本シンポジウムは盛大裏に終了しました。

若林理事の閉会挨拶

 工学部附属環境・エネルギー工学センターは、環境やエネルギーに関わる技術開発及び人材育成を通じて、地域産業の創生と活性化並びに諸課題解決に取り組んでまいります。

工学部環境建設工学科4年生の長井春希さんが2021年度土木学会四国支部第 27 回技術研究発表会で優秀発表賞を受賞しました【5 月 29 日(土)】

 令和3年5月29日(土)にオンラインで開催された「2021 年度土木学会四国支部第 27 回技術研究発表会」において、工学部環境建設工学科4年生の長井春希さんが「優秀発表賞」を受賞しました。

 本賞は、土木学会四国支部主催の技術研究発表会における優秀論文の口頭発表者を優秀発表賞として表彰するものであり、特に優れた講演を行った40歳未満の若手研究者や技術者を対象に与えられるものです。今回は165編の発表の中から14人が表彰されました。

 発表した論文の題目は「鉄筋コンクリート梁の超音波測定による曲げによるひび割れと不可視損傷の評価」です。社会インフラメンテナンスが重要な課題となって久しいですが、既存の鉄筋コンクリート構造物にある見えるひび割れのほか表面には見えない潜在ひび割れの有無や密度を超音波測定により効率よく評価する手法の開発を目指した予備的研究です。理工学研究科環境建設工学講座(寄附講座:社会インフラメンテナンス工学講座兼務)の森伸一郎准教授の指導を受け、長さ5.5mの大型の試験体を用いて、3年生でRA(リサーチアシスタント)として研究室配属され実施した研究で、4年生になり卒論研究で継続実施する長井さんが発表しました。ひび割れの評価と言うコンクリート構造物の基礎的事項でありながら、損傷評価と対策効果評価に発展性のある研究内容ときめ細かな実験、発表のわかりやすさなどが評価され、今回の受賞に至りました。実際の現場で使えるような単純な原理で評価することを意図したもので、今後が期待されます。

受賞した長井さん

関連ページ:

令和3年度土木学会四国支部技術研究発表会優秀発表賞受賞者一覧(PDF)

2021年度土木学会四国支部第 27 回技術研究発表会(PDF)

愛媛大学ホームページ「最先端研究紹介 infinity」に理工学研究科 都築 伸二 教授の研究が掲載されました。

理工学研究科 都築 伸二 教授のメッセージが愛媛大学ホームページ「最先端研究紹介 infinity」に掲載されました。

詳細は以下リンクよりご確認ください。

最先端研究紹介 infinity:いろんな通信システムを構築してDXを推進しよう!」(外部リンク)

【2021/9/15応募期限】愛媛大学EUアドバンスド・リサーチ・フェローシップ(2021年9月入学者対象/1名)」を募集します。 【Deadline: September 15, 2021】Ehime University EU Advanced Research Fellowship (for one student newly -enrolled in September 2021) opened for application.

応募される場合は、下記担当までメールでご連絡下さい。募集要項と応募様式をお送りします。

If you would like to apply, please contact the following e-mail address to obtain the Application Guidelines and the Application Forms.

E-mail Address for EU fellowship: fsjimu@stu.ehime-u.ac.jp

本事業の概要については以下のリンクにてご確認ください。

Please refer to the following website regarding this fellowship’s outline.

「愛媛から世界を目指す学生のための愛媛大学フェローシップ -EUアドバンスド・リサーチ・フェローシップ-」(愛媛大学大学院理工学研究科HP)

大学院理工学研究科博士前期課程2年生の大江達也さんとAlemayoh Tsige Tadesseさんが国際学会UR2021でBest Application Paper Awardを受賞しました【7月14日(水)】

令和3年7月14日(水)、韓国江陵市で開催された国際学会「The 18th International Conference on Ubiquitous Robots (UR 2021)」において、大学院理工学研究科生産環境工学専攻機械工学コース博士前期課程2年生の大江達也さんとAlemayoh Tsige Tadesseさん(指導教員:大学院理工学研究科 李在勲教授)が、Best Application Paper Award(訳:最優秀応用論文賞)を受賞しました。受賞した講演題目は「External Force Estimation of a Planar Robot with Variable Stiffness Actuators(訳:可変剛性アクチュエータを有する平面型ロボットの外力推定)」です。

 大江さんとAlemayohさんの研究グループは、安全なロボットの開発を目的として可変剛性機能を持つロボット関節に関する研究を行っています。既存のロボットは高剛性のメカニズムを採用しているため、日常生活で活用するには柔軟性の向上と接触時の衝撃吸収が求められます。本研究で開発した可変剛性関節は非常に広い可変剛性領域と力感測定機能を有しており柔軟性を持つロボットの実現が可能です。また、関節内部に存在する非線形ヒステリシス特性をモデリングし平面型ロボットに適用することで、ロボットの柔軟性の制御と接触力の同時測定が可能となりました。

 今回の発表では、非常に高い非線形特性を示すヒステリシスにおける提案のモデルによって関節に加わる外力の実時間測定を可能にしたことと、ロボット全体の剛性モデルを用いて接触力の正確な推定を可能にし、実験で証明したことが高く評価されました。

賞状

工学部4年生(受賞時)の落合陶子さんが日本機械学会中国四国学生会第51回学生員卒業研究発表講演会で学生優秀発表賞を受賞しました【3月4日(木)】

 令和3年3月4日(木)、岡山理科大学で開催された「日本機械学会中国四国学生会第51回学生員卒業研究発表講演会」(zoomオンライン開催)において、工学部機械工学科4年生(受賞時)の落合陶子さん(指導教員:大学院理工学研究科 岡本伸吾教授)が、「優秀発表賞」を受賞しました。受賞した講演題目は「短時間フーリエ変換とディープ・ラーニングを用いた脳波解析」です。

 落合さんの研究グループは、人工知能技術を用いて脳波の様々な特徴を抽出する方法に関する研究を行っています。本研究では、脳波の時系列データを用いて短時間FFT変換によって作成した2次元画像から、ディープラーニングによってコンタクトレンズの着け心地を評価する方法を開発しました。裸眼の状態、ソフトコンタクトレンズあるいはハードコンタクトレンズを装着した状態の3項分類を行った結果、84%の高い正解率が得られました。

賞状

大学院理工学研究科博士前期課程2年生(受賞時)の宮本拓海さんが日本機械学会中国四国支部第59期総会・講演会で若手優秀講演フェロー賞を受賞しました【3月5日(金)】

 令和3年3月5日(金)、岡山理科大学で開催された「日本機械学会中国四国支部第59期総会・講演会」(zoomオンライン開催)において、大学院理工学研究科博士前期課程生産環境工学専攻機械工学コース2年生(受賞時)の宮本拓海さん(指導教員:大学院理工学研究科 李在勲教授)が、「若手優秀講演フェロー賞」を受賞しました。受賞した講演題目は「トラッキングカメラによる自己位置情報に基づく移動車ロボットの自律移動制御」です。

 宮本さんの研究グループは、移動車ロボットを日常生活環境で活用するためのナビゲーション技術に関する研究を行っています。本研究は、手持ち台車の移動を自動化することを目指して行いました。画像と慣性センサの計測データを処理して自己位置を推定するトラッキングカメラを移動車ロボットに搭載し、屋内および屋外の日常生活環境で自律移動するためのアルゴリズムを開発しました。移動車ロボットの両車輪の回転角速度情報とトラッキングカメラからの位置情報を融合することで、地面の凹凸にも対応可能なナビゲーションが出来るようになりました。

賞状
 

理工学研究科生産環境工学専攻松浦一雄准教授がATE-HEFAT2021にてベストペーパー賞を受賞しました【7月25日(日)~28日(水)】

 令和3年7月25日(日)から28日(水)に南アフリカ・プレトリア大学によりzoomオンライン開催された、15th International Conference on Heat Transfer, Fluid Mechanics and Thermodynamicsにおいて、理工学研究科生産環境工学専攻機械工学コースの松浦一雄准教授が、Best paper賞を受賞しました。受賞した研究のテーマは航空機のジェットエンジンにおけるタービン内部圧縮性翼列流れです。

 これまで翼列流れの研究では、翼列効率の低下度合を求める際に、エントロピーの非可逆的増加を表すエネルギー散逸関数が用いられてきましたが、流れの中に現れる渦運動と、音波伝播も含む渦なし運動それぞれからの寄与が不明でした。松浦准教授は、Helmholtz-Hodge分解をエネルギー散逸関数に導入した新たな定式化を非定常翼列流れに対して提案し、圧縮性Navier-Stokes方程式を忠実に数値計算して得た流れ場のデータに適用することで、上記問題を解決しました。

 本研究の実施にあたり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のスーパーコンピュータであるJSS3を利用させていただきました。

受賞対象論文
Kazuo Matsuura
Numerical Evaluation of the Regions of High Energy Dissipation for Different Free-Stream Turbulence in Transitional Low-Pressure Turbine Flows

松浦 准教授
賞状
 

【以下英訳】

Dr. Kazuo Matsuura won the best paper award at the 15th International Conference on Heat Transfer, Fluid Mechanics and Thermodynamics (ATE-HEFAT2021), organized online by Prof. JP Meyer, University of Pretoria, South Africa, from 25th till 28th July 2021. The topic of the awarded paper was the compressible thermo-fluid flows of a jet engine cascade.

So far, the energy dissipation function, which represents irreversible increase in entropy, has been used to quantify decrease in blade row efficiency. However, the contributions of rotational and irrotational motions were not separable in the original formulation. Dr. Matsuura proposed a new formulation for evaluating the energy dissipation function based on the Helmholtz-Hodge decomposition, applied it to the unsteady flow fields of stator-rotor interaction reproduced by high-resolution Navier-Stokes simulations, and solved the above problem.

The computations were conducted using the supercomputer systems of the Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA-JSS3).