令和8年度愛媛大学工学部入学者選抜における「一般選抜(理型入試)の改革」及び「女子枠入試の導入」について記者説明会を実施しました【11月28日(木)】

令和6年11月28日(木)、愛媛大学本部にて、令和8年度愛媛大学工学部入学者選抜における「一般選抜(理型入試)の改革」及び「女子枠入試の導入」について記者説明会を実施しました。

記者説明会には、愛媛大学の仁科弘重学長、八尋秀典理事・副学長、森脇亮工学部長が登壇しました。
まず、仁科学長から令和8年度愛媛大学工学部入学者選抜における各改革に関する趣旨を述べ、続いて、森脇工学部長より、具体的な改革内容について詳細の説明がございました。

なお、今回の記者説明会に関する詳細は、以下のトピックスよりご確認ください。(愛媛大学Webサイト内別ページへ移動します。)

令和8年度愛媛大学入学者選抜の主な変更点及び利用教科・科目等の公表について

今後とも、愛媛大学工学部の一層の発展のため皆様からのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

記者説明会の様子(左から森脇工学部長、仁科学長、八尋理事・副学長)

「第31回 観てさわって 科学、体験2024フェスティバル」を開催しました【11月9日(土)~10日(日)】

令和6年11月9日(土)・10日(日)の2日間、愛媛大学工学部では、児童・生徒を対象に「第31回 観てさわって 科学、体験2024フェスティバル」を開催しました。期間中、約2,200名の来場者にご参加いただき、大盛況のうちに終了しました。

本フェスティバルは、平成6年度に第1回が開催され、令和2年度から令和4年度は新型コロナウイルスの影響により中止となりましたが、今年度で31回目を迎える伝統あるイベントです。科学や技術に興味を持ち、将来、世界で活躍する科学者や技術者を目指す子どもたちのきっかけとなることを目的にしています。

今年のイベントでは、「電気マン」や「紙コップで光の万華鏡を作ろう!」、「LEGOロボット組み立て体験」、「ドローン操作体験」、「模型飛行機教室」など、全20種類の体験型展示ブースを設置しました。地域の子どもたち及び保護者の方々に、自然科学や工学の楽しさ、ものづくりの魅力を実際に体験していただきました。

参加者の中には、完成した模型飛行機や貯金箱などを手にし、「楽しかった!来年もまた参加したい!」と笑顔で帰る姿が多く見られ、とても印象的でした。

今後も本フェスティバルでは、さまざまな展示や体験型実験を通じて、参加者の科学への理解を深め、家族で楽しめる時間を提供できるよう努めてまいります。


ブース体験

工学部人権セミナーを開催しました【10月30日(水)】

令和6年10月30日(水)、工学部は対面形式で人権セミナーを開催し、教職員12名が参加しました。工学部では、ダイバーシティ推進計画に基づき、毎年専門家を招いてセミナーを実施しており、今年度のテーマは「ワーク・ライフ・バランス」といたしました。このセミナーでは、参加者が「充実した仕事」や「充実した生活」を考え、仕事と生活の調和を図る意識を高めることを目的としています。

朱霞工学部ダイバーシティ推進WG委員長による開会の挨拶に続き、愛媛大学人権センター学外相談員であり、公認心理師・臨床心理士の清家かおる氏によって、ワーク・ライフ・バランスの基本的な考え方とその重要性について講義が行われました。

その後、参加者は「ライフラインチャート」(自分の人生を客観的に振り返りながら、重要な出来事やその影響をグラフ化)を作成し、その結果を発表し、お互いの経験を共有することで、現在の自分の能力や職業意識を整理し、またお互いの事を理解しあえる貴重な機会となりました。

今後も工学部では、相互の尊厳を尊重し合う環境づくりに取り組み、愛媛大学のダイバーシティ推進を進めてまいります。

清家講師
ワークの様子

大学院理工学研究科の学生3名が「第12回学生クラウドプログラミングワールドカップ(CPWC)」において「審査員特別賞 Best Optimization Award」を受賞しました【11月14日(木)】

令和6年11月14日(木)に品川インターシティホールにて開催された「第12回学生クラウドプログラミングワールドカップ(以下、CPWC)」において、大学院理工学研究科情報工学講座(知的コミュニケーション研究室)の大学院生3名が、最終審査会で「審査員特別賞 Best Optimization Award」を受賞しました。

今回のCPWCは「未来を拓く:メタバースとデジタルツインの革新(Enabling the Future: Innovations in Metaverse and Digital Twin)」をテーマとして開催されました。従来のコーディングの枠にとらわれない、メタバースとデジタルツイン技術の最先端の領域を探求し、プログラミングが画期的な進歩をもたらす未来について、世界各国の大学が作品を応募しており、今回、当学大学院生による応募作品が、日本から応募した作品で唯一の受賞となりました。

今回受賞したプロジェクトは、オープンソース技術を利用して「Hako-drone flight in VR city(VR都市空間で飛行するハコドローン)」というシミュレーションシステムを作成する、というものです。これを通じて、ユーザーはリアルなVR環境でドローンを操作できるようになり、安全且つ制御された空間で練習や実験を行うことができます。シミュレーションのコアはオープンソースプロジェクトに基づいており、ドローンの挙動は物理ベースの高精度なモデルで表現されています。また、通常公式の登録や承認が必要な地域での飛行をシミュレーションできるというユニークなアドバンテージをユーザーに提供し、制限のないトレーニングとテストを行うことが実現できます。

受賞者は以下の通りです。

・大学院理工学研究科理工学専攻 数理情報プログラム 博士前期課程1年 柴崎 達哉
・大学院理工学研究科理工学専攻 数理情報プログラム 博士前期課程1年 名柄 徳馬
・大学院理工学研究科理工学専攻 数理情報プログラム 博士前期課程1年 中村 紫音

大学院理工学研究科の伊賀陽太さんが「令和6年(2024年)土木学会全国大会第79回年次学術講演会」において「優秀講演者賞」を受賞しました【10月16日(水)】

令和6年9月2日(月)~9月6日(金)、東北大学川内北および川内南キャンパスキャンパスで開催された「令和6年(2024年)土木学会全国大会第79回年次学術講演会」において、大学院理工学研究科環境建設工学講座博士前期課程1年生の伊賀陽太さんが「優秀講演者賞」を受賞しました。

本賞は、口頭セッションにおいて優れた発表に対して贈呈されるものです。

受賞者 伊賀 陽太
演 題 感潮河川におけるマイクロプラスチックの一潮汐変動