ルリオ大学工学部長が工学部を訪問されました【2月27日(木)】

 令和2年2月27日(木),国際学術協定校であるモザンビーク・ルリオ大学からネルソン・チャールズ・フレッド工学部長,ジョアオ・ブランジ・ブラウンジ建築都市計画学部講師が工学部長室を訪問されました。フレッド工学部長は,本学理工学研究科にて博士を取得されています。
 本学部とルリオ大学工学部は,2009年に大学間の学術交流協定を締結後,学生交流や教員間の共同研究を通して密に交流が行われています。
 一行は,高橋工学部長らと意見交換を行い,今後より一層学術・学生交流を発展させることが確認されました。
 愛媛大学に滞在中には,防災研究・教育・地域貢献に関するシンポジウムに参加する予定です。
 ルリオ大学工学部とは,今後関係をますます友好的・協力的なものとし,教育・研究等の交流がますます進展することが期待されます。

前列左からフレッド工学部長,高橋工学部長,ブラウンジ講師
 

2020年2月7日に神野雅文教授が「プラズマによる遺伝子および分子導入現象の先駆的研究」により、第21回プラズマ材料科学賞 奨励部門賞を受賞しました。

 2020年2月7日に神野雅文教授が「プラズマによる遺伝子および分子導入現象の先駆的研究」により、第21回プラズマ材料科学賞 奨励部門賞を受賞しました。
 「プラズマ材料科学賞」は,日本学術振興会プラズマ材料科学第153委員会の発足10年目を記念し平成9年度に創設されたもので,プラズマ材料科学の研究・開発において貢献し,顕著な業績をあげている個人またはグループを顕彰するものです。奨励部門賞は若手研究者による業績・貢献に対して与えられるものです。プラズマ材料科学賞の選考は、

(1)プラズマ材料科学の進歩・向上に多大な貢献をなした優秀な成果
(2)プラズマ材料科学技術の進歩・発展に関する優れた功績
(3)プラズマ材料科学分野における示唆的かつ独創的で将来性を窺わせる成果
(4)プラズマ材料科学分野の学会,研究会,国際会議,等の運営・幹事業務における多大な貢献

の4つの観点で評価され、プラズマ科学の分野において大変権威のある賞です。

 

高機能材料センター産官学連絡会及び船舶海洋工学センターシンポジウムの開催中止について

 3月2日(月)開催の「愛媛大学工学部附属高機能材料センター産官学連絡会」及び3月5日(木)開催の「愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センターシンポジウム」につきまして,新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ,開催の中止を決定しました。
 開催の中止判断が遅れましたこと,心よりお詫び申し上げます。
 なお,今後の開催日程につきましては,当ホームページ及び各センターホームページ等にて改めてご連絡いたします。

(3月2日(月)13:00~)高機能材料センター産官学連絡会を開催します

 工学部附属高機能材料センターでは、3月2日(月)に産官学連絡会を開催し、センターの活動や教員の研究内容紹介及び個別相談会などを行います。詳細は以下のポスターをご参照ください。
 なお、高機能材料センターホームページからもお申込みは可能です。ホームページへは、こちらからアクセスしてください。
 
 お申込みの際には、お問い合わせの用件から「連絡会の申込」を選択し、必要事項(役職名、ご所属、電話番号、個別相談会の希望について)を内容欄にご入力の上、送信して下さい。

(令和2年1月17日開催)i-Constructionシンポジウムを行います。

この度,防災情報研究センターと工学部附属社会基盤iセンシングセンターの主催で,i-Constructionシンポジウムを開催いたします。その中で,昨年12月に設置した工学部附属社会基盤iセンシングセンターのキックオフを行います。

詳細は以下画像をご参照ください。

ガジャマダ大学の教員が工学部を訪問されました【12月18日(水)】

 令和元年12月18日(水),国際学術協定校であるインドネシア・ガジャマダ大学からSudaryono評議員長,Samsul Kamal 評議員,Nizam工学部長ら12人が来学されました。
 本学工学部とガジャマダ大学工学部は,2007年に大学間の学術交流協定を締結後,複数の学生教育プログラムや教員間の共同研究を通して密に交流が行われています。
 一行はまず工学部長室を訪問され,本学工学部長・コース長らと意見交換を行い,今後より一層学術・学生交流を発展させることが確認されました。

 

 その後,本学工学部国際連携委員らと交換留学プログラムやダブルディグリープログラムの継続,来年度のジョイントセミナーの開催等について打合せを行いました。

 ガジャマダ大学工学部とは,今後関係をますます友好的・協力的なものとし,教育・研究等の交流がますます進展することが期待されます。

令和元年12月4日(水)に,愛媛大学工学部附属社会基盤 i センシングセンター看板除幕式を開催しました。

 愛媛大学工学部は,社会基盤の維持管理のための開発支援及び人材育成を通じて,地域の課題を解決し,地域の発展及び安全安心なまちづくりに貢献することを目的として,附属社会基盤 i センシングセンターを設置し,12月4日(水)工学部本館玄関前で看板除幕式を行いました。
 当日は,大橋裕一学長,理事をはじめ,高橋寛工学部長,中畑和之センター長,河合慶有副センター長及びセンター兼任教員が出席し,盛大に行われました。
 専門分野別の3部門(センシング,アナリシス,ソリューション)に兼任教員を配置し,センター長,副センター長のもと,地域の発展のためにオール工学で取り組んでまいります。

(左)学長及び理事  (右)工学部長、センター長及び副センター長
兼任教員
 
集合写真

大学院理工学研究科博士前期課程2年生の小林巧さんが第39回土木学会地震工学研究発表会(関西大学千里山キャンパス)で優秀講演賞を受賞しました【10月7日(月)~8日(火)】

 令和元年10月7日(月)~8日(火)に関西大学千里山キャンパスで開催された「第39回土木学会地震工学研究発表会」において、大学院理工学研究科博士前期課程2年生の小林巧さんが近年の地震被害部門で「優秀講演賞」を受賞しました。
 本賞は、地震工学研究発表会において特に優れた講演を行った40歳未満の若手研究者や技術者を対象に、地震工学研究発表会優秀講演賞が与えられます。
 発表した論文の題目は「墓石挙動調査に基づく2018年6月18日の大阪府北部の地震の揺れ評価」です。森伸一郎准教授の指導を受けて、大阪府北部地震発災時に気象庁や防災科学技術研究所から公開された推計震度分布の確からしさを検討するために、大阪平野北部地域の43墓地で合計4,234基の墓石の被害を調査しました。その調査により、推計震度分布では茨木市と高槻市の広範囲で震度6弱が推計されていたが、実際には高槻市で墓石被害がなく、震度5弱以下相当の被害であり、2段階も震度が過大に評価されていたことを明らかにし、今後の地震動研究に課題を提示しました。これらの研究の着眼点と的確な発表・質疑応答の様子が評価され、今回の受賞に至りました。

左:小林 巧さん 右:森 伸一郎准教授

 

関連サイト:土木学会第39回地震工学研究発表会HP
http://committees.jsce.or.jp/eec2/node/121

理工学研究科生産環境工学専攻機械工学コース1年生の伊澤希さんが第24回日本流体力学会中四国・九州支部講演会において学生優秀発表賞を受賞しました。

 令和元年11月30日-12月1日に愛媛大学城北キャンパスで開催された第24回日本流体力学会中四国・九州支部講演会において,理工学研究科生産環境工学専攻機械工学コース1年生の伊澤希さん(指導教員 松浦一雄准教授)が,学生優秀発表賞を受賞しました。受賞した講演題目は「ドローンを用いた連続的漏洩水素センシングにおけるロータ気流の影響」です。
 伊澤さんの研究グループは,安全・安心な水素利用社会の構築を目指し,水素漏洩を高速かつ確実に検知できる技術を開発しています。特に,ドローンに小型水素センサを搭載した飛行型水素センシングシステムを提案・開発しています。水素は軽い気体で,空気によって拡散されやすい一方,このシステムではドローンに伴うロータ気流が水素センシングシステムの成立性に与える影響が未解明でした。研究グループは,漏洩拡散実験および数値流体力学計算によって,その影響を解明してきました。この研究を通して明らかになった知見を,システムのさらなる発展に活かしてまいります。
 本研究を実施するにあたり,新コスモス電機株式会社様にμ-CSセンサをご提供いただきました。

受賞対象講演:
「ドローンを用いた連続的漏洩水素センシングにおけるロータ気流の影響」
伊澤希(愛媛大),阿部元(愛媛大),中原颯太(愛媛大),松浦一雄(愛媛大),井上雅弘(元九州大)

受賞した、伊澤 希さん
賞状