「2020年日本液晶学会オンライン研究発表会」において、大学院理工学研究科博士前期課程2年生の米田 冴輝さんが「虹彩賞」を受賞しました。(令和2年10月29日~30日)

 令和2年10月29日(木)~30日(金)に開催された「2020年日本液晶学会オンライン研究発表会」において、大学院理工学研究科博士前期課程2年生の米田 冴輝さんが「虹彩賞」を受賞しました。

 本賞は、日本液晶学会の研究発表会において優れたポスター講演をおこなった30歳以下の若手研究者や技術者を表彰するもので、今回は67件のポスター発表の中から7名が表彰されました。

 研究発表の題目は「SPH法による高分子フィルムに生じる屈曲運動に関する研究」です。米田さんは、所属する高電圧工学研究室で門脇一則教授と尾崎良太郎准教授の指導を受け、高分子フィルムの動的挙動を解明するため粒子法のひとつであるSmoothed Particle Hydrodynamics(SPH)法を用いたシミュレーションを開発し、フィルムの屈曲や延伸状態を解析しました。本発表では、プレゼンテーション技術のレベル、質疑に対する受け答えの能力、研究内容の理解レベル、研究のオリジナリティー、考察の裏づけと考察の論理性を高く評価され、今回の受賞に至りました。

受賞した米田さん