このたび、工学部付属船舶海洋工学センター所属の水口隆准教授と小原昌弘教授の研究グループは、今治市に本社のある四国溶材株式会社(代表取締役社長 村上裕一)との間で、溶接技術の開発に関する共同研究契約を締結し、研究をスタートさせました。
工学部では、地域産業と大学の研究との連携をより一層強化するために、主要な技術分野ごとに、対応するセンターを設置し、地域産業の課題解決に貢献していく体制を構築中です。船舶海洋工学センターは、そのうちの一つで、愛媛県の代表的産業である造船業、舶用工業に対応し、課題解決に向けた共同研究の推進、船舶海洋分野の学部教育の強化を目的として平成30年6月に設置されました。
造船業において、鋼板同士を繋いで船体を建造していくためには、溶接技術は必要不可欠な生産技術です。大型タンカーの建造では、総溶接長さは東京―大阪間に匹敵する600kmにも達することから、溶接の能率を上げ、溶接時間が短縮できれば、船体建造期間の大幅な短縮につながります。この共同研究では、溶接の高能率化に向けた研究開発に取り組み、造船業の国際競争力の強化に寄与することを目的としています。
令和元年8月8日に行われたオープンキャンパスでコース体験を実施しました。
令和元年8月8日に行われたオープンキャンパスで,コンピュータ科学コースと応用情報工学コースが合同でコース体験のイベントを実施しました。Processingと呼ばれるプログラミング言語で,画像処理プログラムを作成しました。初めてプログラムを作った生徒さんも多く,コードを書くのに戸惑っていましたが,サポート役の大学生のアドバイスもあって,時間内に完成することが出来ました。
暑い中イベントに参加された皆さま,おつかれさまでした。

令和元年10月1日(火)新居浜市,10月11日(金)西条市の2会場で,愛媛大学工学部附属高機能材料センターキックオフシンポジウムを開催しました。
令和元年10月1日(火)新居浜市,10月11日(金)西条市の2会場で,愛媛大学工学部附属高機能材料センターキックオフシンポジウムを開催しました。


新居浜会場(あかがねミュージアム)には材料関連企業や自治体の関係者約200人が参加し仁科弘重理事・副学長及び新居浜市寺田政則副市長の開会挨拶の後,小林千悟センター長からセンターの概要説明のほか,連携教員として新居浜工業高等専門学校の教員の紹介がありました。


西条会場(西条市地域創生センター)には同じく約100人の参加があり仁科弘重理事・副学長及び西条市出口岳人副市長から挨拶がありました。


両会場において,6分野の各分野長から各分野の研究内容の紹介や共同研究の事例報告を行い出席した各教員の専門分野の紹介を行いました。

シンポジウムのあとには,参加者とセンター教員との名刺交換会を開催し,身近な課題の解決に向けて,熱心に意見交換が行われました。

理工学研究科 河合 慶有准教授の論文が海外の論文サイトへ掲載されました。
理工学研究科 河合准教授の論文が,海外の3論文サイトへ掲載されました。
詳細は以下のURLをご参照ください。
EurekAlert!
https://eurekalert.org/pub_releases/2019-09/eu-cro092019.php
AlphaGalileo
https://www.alphagalileo.org/en-gb/Item-Display/ItemId/183067
asia research NEWS
https://admin.asiaresearchnews.com/content/corrosion-resistance-steel-bars-concrete-when-mixed-aerobic-microorganisms
ワシントン大学ボゼル校(UWB)の学生が工学部で研修中!
「EU-UWB Joint Program on Sustainable Energy in 2019」の一環として,Collins客員教授をはじめUWBの学生12人が来学し,9月9日(月)に高橋寛工学部長を表敬訪問しました。


愛媛大学工学部附属高機能材料センターキックオフシンポジウムを開催します。
愛媛大学は,高機能材料の開発及び技術支援並びに人材育成を通じ,地域素材産業の活性化及びイノベーションに貢献することを目的に,工学部附属高機能材料センターを設置しました。設置に伴い,センターの活動や教員の研究内容を紹介することを目的として,新居浜市と西条市でキックオフシンポジウムを開催いたします。
申込み及び詳細は以下のポスターをご参照ください。
新居浜開催 日時:令和元年10月1日(火)15:00より開始 場所:あかがねミュージアム 住所:新居浜市坂井町2-8-1 定員:150名 西条開催 日時:令和元年10月11日(金)15:00より開始 場所:西条市地域創生センター 3階大研修室 住所:西条市ひうち1-16 定員:80名
令和元年度 工学部FD講演会を開催しました。【8月26日(月)】
8月26日(月),工学部本館大会議室で,工学部FD委員会主催のFD講演会「マツダの車にかける思いとマツダの求めるエンジニア像」を開催し,教職員約50人が参加しました。
はじめに,工学部の小林真也FD委員長から挨拶があり,マツダ株式会社MDI&IT本部エンジニアリングシステム部兼カスタマー・品質システム部の中村貴樹氏から,マツダの「車づくりにかける思い」の紹介,また,その思いの入った車の具現化に必要なマツダの「求めるエンジニア像」とその人材育成の取組を紹介していただきました。
講演後の質疑応答では,聴講していた教員から,社内で考える人材の育成手法等について活発な質問や相談があり,中村氏から具体的なアドバイスを得ることができました。講演や質疑応答を通じて,今後,人材育成を進める上で,学生への対応や指導の向上につながる大変有意義な機会となりました。


船舶海洋工学センターコンソーシアム会議・シンポジウムを開催しました 【8月23日(金)】
令和元年8月23日(金),今治地域地場産業振興センターで第1回愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センターコンソーシアム会議を開催しました。コンソーシアム会議は,愛媛大学,愛媛県,今治市はじめ造船・舶用企業並びに金融機関の代表者で構成され,本学学長が議長を務めています。会議では,センターの平成30年度の活動内容並びに今年度の活動計画について報告しました。
会議後はシンポジウムを開催し,九州大学名誉教授・船舶海洋工学センターアドバイザー 豊貞雅宏氏が「疲労寿命設計の問題点と革新的寿命評価法―疲労過程を現行ブラックボックスからホワイト化へ―」,次いでデンソーソリューションSCM改革部長 國定宏明氏が「JIT物流システムについて」と題し講演を行い,コンソーシアム参加企業から約50人が参加しました。




令和元年度 工学部教育貢献賞の表彰式を挙行しました。【8月7日(水)】
令和元年8月7日(水)9時30分から工学部長室で工学部教育貢献賞の表彰式が行われました。
工学部では,学部教育において,優れた貢献をした教員を表彰する制度を導入しており,今年度は,機能材料工学コース 平岡 耕一教授,機械工学コース 豊田 洋通教授の2名に高橋 寛工学部長から賞状と盾が授与されました。
平岡教授は,「研究教育能力開発実習」等多くの先進的教育プログラムを提案・実施し,また,地域教育でも多くの貢献をした功績が評価されました。
また,豊田教授は,「加工学」等の講義改善,また,船舶海洋工学の講義など新規教育プログラムの立ち上げに大きく貢献した功績などが評価され,今回の受賞となりました。


令和3年度(2021年度)愛媛大学工学部第3年次編入学試験の変更について(予告)
平成31年(2019年)4月の学部改組に伴い,令和3年度(2021年度)愛媛大学工学部第3年次編入学試験から,以下のとおり変更となります。
本内容は,現時点のものであり,今後,変更となる可能性があります。詳細は,「学生募集要項」(令和2年(2020年)3月公表予定)等で発表します。