工学部工学科コンピュータ科学コース3年生の田中康介さんが情報処理学会第85回全国大会で学生奨励賞を受賞しました。【令和5年3月4日(土)】

令和5年3月2日(木)〜4日(土)に開催された「情報処理学会第85回全国大会」において、工学部工学科コンピュータ科学コース3年生の田中康介さんが「学生奨励賞」を受賞しました。

本賞は、情報処理学会全国大会の学生セッションで発表した学生会員の中から、座長裁量で優秀な発表に対して贈られる賞です。田中さんは「マスク言語モデルによる英文空所補充問題の解答能力に関する分析」という題目で、自然言語処理(分類・教育)のセッションにて発表し、学生奨励賞に選出されました。

論文題目:田中康介, 吉見菜那, 梶原智之, 内田諭, 荒瀬由紀. マスク言語モデルによる英文空所補充問題の解答能力に関する分析. 情報処理学会第85回全国大会, pp.707-708, 2023.
論文:https://moguranosenshi.sakura.ne.jp/publications/ipsj85-tanaka.pdf
受賞一覧:http://www.ipsj.or.jp/award/taikaigakusei.html

⼯学部⼯学科コンピュータ科学コース4年⽣の吉⾒菜那さんらの論⽂が⾔語処理学会第29回年次⼤会で委員特別賞を受賞しました。【令和5年3⽉17⽇(⾦)】

令和5年3月13日(月)〜17日(金)に開催された「言語処理学会第29回年次大会」において、工学部工学科コンピュータ科学コース4年生の吉見菜那さん、大学院理工学研究科(工学系)梶原智之助教、二宮崇教授らの論文が「委員特別賞」を受賞しました。

本賞は、言語処理学会年次大会において発表された論文のうち、「新規性」や「有用性」に関連する観点を審査員が独自に設定し、それらの観点で光るものに対して贈られる賞です。今回は579件の中から26件が表彰されました。

論文題目:吉見菜那, 梶原智之, 内田諭, 荒瀬由紀, 二宮崇. 問題タイプを考慮した英単語穴埋め問題の不正解選択肢の自動生成. 言語処理学会第29回年次大会, pp.217-221, 2023.
論文:https://www.anlp.jp/proceedings/annual_meeting/2023/pdf_dir/Q1-4.pdf
受賞一覧:https://www.anlp.jp/nlp2023/award.html

⼤学院理⼯学研究科の梶原智之助教らの論⽂が⾔語処理学会の論⽂賞に選ばれました。【令和5 年3⽉10⽇(⾦)】

⼤学院理⼯学研究科(⼯学系)梶原智之助教らの論⽂が、⼀般社団法⼈⾔語処理学会が発⾏する学術雑誌である⾃然⾔語処理の論⽂賞に選ばれました。本賞は、2022年に出版された同誌の論⽂の中から特に優秀と認められた論⽂に対して贈られる賞です。

本研究は、対話における「直接的な応答」と「間接的な応答」の間の⾔い換え現象に着⽬したものです。対話において⼈間は、しばしば⾃⾝の要求や意図を直接的に⾔及せず、⾔外に意図を含んだ間接的な発話によって表現することがあります。⼈間は対話相⼿から間接的な応答を受け取ったときに、これまでの対話履歴などの⽂脈に基づいて⾔外の意図を推測できます。しかし、深層学習に基づく対話モデルが⼈間と同様に間接的な応答を扱うことができるかどうかは明らかではありませんでした。

本論⽂では、対話履歴付きの英語の⾔い換えデータセットを構築し、ユーザ発話をより直接的に⾔い換えた表現およびより間接的に⾔い換えた表現の対を収集しました。そして、間接的な応答を扱う能⼒を評価するためのベンチマークタスクを設計し、最先端の対話モデルの性能を調査しました。また、ユーザの間接的な発話を事前に直接的な表現に⾔い換えることで、対話応答⽣成の性能が向上することを確認しました。

論⽂題⽬:⾼⼭隼⽮, 梶原智之, 荒瀬由紀. 対話における間接的応答と直接的応答からなる⾔い換えコーパスの構築と分析. ⾃然⾔語処理, Vol.29, No.1, pp.84-111, 2022.
論⽂:https://doi.org/10.5715/jnlp.29.84
受賞⼀覧:https://www.anlp.jp/award/ronbun.html

大学院理工学研究科の尾﨑良太郎教授が第30回源内大賞を受賞しました【3月25日(金)】

 令和5年3月25日(金)、平賀源内の偉業を称え、発明工夫の思想の啓発普及に努めるため、電気・通信技術等の研究や技術の向上のための発明工夫や研究を行った研究者を表彰する「源内賞」の選考において、本学・理工学研究科の尾﨑良太郎教授が「源内大賞」に選出されました。なお、最高賞である「源内大賞」は、2年ぶりの選出となります。
 尾﨑教授の研究課題名は「組み合わせのイノベーションによる材料研究と地域貢献~高電圧ケーブルから真珠まで~」であり、液晶に関する研究、高電圧・絶縁材料に関する研究、真珠に関する研究で三つの異なる分野での成果が高く評価されました。液晶に関する研究では、光通信やマイクロ波制御などの多くの新しい液晶光学素子に関する学術成果が評価されました。高電圧・絶縁材料に関する研究では、液晶分野で培った知見やシミュレーション技法などを取り入れることで、絶縁材料分野の未開領域の研究を展開していることが評価されました。真珠に関する研究では、従来、目視で選別していたピース貝の色を分光法によって波長を調べ、数値に基づきピース貝を選別することを可能としたことが評価されました。本技術は、すでに実際の養殖現場に利用されており、真珠の品質を向上させるために欠くことができないものとなっています。尾﨑教授の異分野の知見と技術を組み合わせる手法は、極めて独自性が高く、それぞれの分野の発展に大きく貢献すると期待されています。

工学部電気電子工学コース4年生の上嶋涼介さん・橋本綾香さん、大学院理工学研究科電子情報工学専攻博士前期課程2年生の高橋達也さんが令和4年度 電気学会・電子情報通信学会・情報処理学会 四国支部奨励賞を受賞しました

工学部電気電子工学コース4年生の上嶋涼介さん・橋本綾香さん、大学院理工学研究科電子情報工学専攻博士前期課程2年生の高橋達也さんが令和4年度電気学会・電子情報通信学会・情報処理学会 四国支部奨励賞を受賞しました。
 本賞は、電気学会・電子情報通信学会・情報処理学会の四国支部が合同で、四国内の大学・高等専門学校の特に優秀な学生に対し贈呈する賞です。
 表彰された皆さま、おめでとうございます。

左から 嶋涼介さん、高橋達也さん、橋本綾香さん

令和4年度第2回愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センター技術連絡会を開催しました【3月22日(水)】

 令和5年3月22日(水)第2回愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センター技術連絡会をオンラインで開催しました。
 今回は,当センター教員の愛媛大学工学部 中原真也教授が「カーボンニュートラルでの水素の活用」,同じく二宮崇教授が「人工知能と自然言語処理技術の発展」と題し研究内容等についてプレゼンテーションを行い,センターのコンソーシアム企業から約20人が参加しました。

「愛媛から世界を目指す学生のための愛媛大学フェローシップ -EUアドバンスド・リサーチ・フェローシップ-」給付対象学生(令和5年度入学・進学者)の決定について

 愛媛大学では、令和3年4月から、大学院博士後期課程の学生に対し、研究に専念できる環境を提供するとともに、課程修了後のキャリアパス確保に向けた支援を行う事業を実施しています。
 この度、令和5年度大学院理工学研究科博士後期課程入学・進学者を対象に、フェローシップ給付対象学生6名を決定しました。
 給付対象学生に対し、年間210万円(研究専念支援金180万円、研究費30万円)のフェローシップを3年間給付します。

【〆切:3/13(月)10時必着】「EUアドバンスド・リサーチ・フェローシップ」令和5年度採用分の申請受付を開始しました。【Deadline: Monday, March 13, by 10 a.m.】”EU Advanced Research Fellowship” started accepting applications for the academic year 2023

本事業の概要、申請方法については、下記リンク先をご確認ください。
For an overview of this project and how to apply, please refer to the following link.

【外部リンク】
愛媛から世界を目指す学生のための愛媛大学フェローシップ
―EUアドバンスド・リサーチ・フェローシップー(理工学研究科HP)

共同研究で溶接用新素材を開発~埋もれアーク溶接用の新しいフラックス入りワイヤの特許を取得~

 このたび、愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センターの水口 隆 准教授の研究グループは、四国溶材株式会社(本社所在地:愛媛県今治市、代表取締役社長 村上 裕一)と共同で、埋もれアーク溶接用の新しいフラックス入りワイヤを開発し、特許(第7211652号)を取得いたしました。
 愛媛県今治地区は、国内有数の造船産業集積地域であり、船体には多量の厚鋼板が使用されています。厚鋼板同士を接合する溶接工程は、造船施工の中で最も重要な工程の一つとされていますが、この溶接工程には多大な工数がかかるため、溶接の高能率化が望まれています。この問題を解決するため、一般的なアーク溶接と比較して、母材のより深い部分にアークによる入熱を与えることができる埋もれアーク(下図)という現象に着目し、この現象を利用した深い溶け込みと安定した溶接が可能な新しいフラックス入りワイヤを開発いたしました。これにより溶接パス数の低減が可能となり、高能率な溶接が可能となります。今後は、本開発ワイヤの今治地区造船関連企業へのテスト販売を行い、本格販売へとつなげる予定です。
 今後も溶接の高能率化に向けた研究開発に取り組み、今治地域の造船産業の国際競争力の強化および活力ある個性豊かな地域社会の形成に寄与します。