2020年2月7日に神野雅文教授が「プラズマによる遺伝子および分子導入現象の先駆的研究」により、第21回プラズマ材料科学賞 奨励部門賞を受賞しました。

 2020年2月7日に神野雅文教授が「プラズマによる遺伝子および分子導入現象の先駆的研究」により、第21回プラズマ材料科学賞 奨励部門賞を受賞しました。
 「プラズマ材料科学賞」は,日本学術振興会プラズマ材料科学第153委員会の発足10年目を記念し平成9年度に創設されたもので,プラズマ材料科学の研究・開発において貢献し,顕著な業績をあげている個人またはグループを顕彰するものです。奨励部門賞は若手研究者による業績・貢献に対して与えられるものです。プラズマ材料科学賞の選考は、

(1)プラズマ材料科学の進歩・向上に多大な貢献をなした優秀な成果
(2)プラズマ材料科学技術の進歩・発展に関する優れた功績
(3)プラズマ材料科学分野における示唆的かつ独創的で将来性を窺わせる成果
(4)プラズマ材料科学分野の学会,研究会,国際会議,等の運営・幹事業務における多大な貢献

の4つの観点で評価され、プラズマ科学の分野において大変権威のある賞です。

 

オリエンタルモーター株式会社代表取締役社長の川人英二様に講演をいただきました【11月19日(火)】

 令和元年11月19日(火)城北キャンパスグリーンホールにて、工学部電気電子工学科の2~4年生、大学院理工学研究科電子情報工学専攻1~2年生を対象として、オリエンタルモーター株式会社代表取締役執行役員社長の川人英二様による講演会「学生時代から今日までを振り返って」を開催しました。このたびの講演会は、川人様が本学工学部電気工学科の卒業生であるご縁により実現に至りました。
 講演の前半では、中学から大学まで続けてきた柔道から学んだことや、オリエンタルモーター株式会社に入社した経緯などについてお話がありました。自分の進む道を決めるときには、何事にも好奇心を持って実際に体験することが重要であることを、川人様ご自身の体験を例に教えていただきました。講演の後半では、入社から今日までを振り返るとともに、業界の将来について紹介していただきました。迷いと葛藤を抱えたまま雑用とも思える日々の業務に追われていた新人の頃が、後から考えると実は非常に大切な時期だったこと、技術者としてのご自身の弱みが会社の弱みでもあると気づき、これを克服すべく技術習得のための出向を自ら志願したことが、その後の主力商品を生む原動力となったこと、海外勤務では異文化の中で会社の考え方の浸透に苦心したこと、帰国後、国内事業所に山積された課題や大震災からの復旧対応に真摯に向かい合う日々の中、当時のCEOから次期社長を突然任されたことなどについてお話ししてくださいました。
 このたびの講演は、学生にとって、日常の講義や課外活動の学びを超えるものであり、自らが組織や社会の一員として生きていく能力を養うためには何が必要かを考える貴重な時間となりました。本講演会は平成31年度愛媛大学教育改革促進事業「先輩技術者からの学びを提供する少人数キャリア教育システムの開発」の一環として行われたものです。

 
 

 

電子情報通信学会 愛媛大学学生ブランチ 企業訪問

 電子情報通信学会 愛媛大学学生ブランチの活動で、愛媛大学の卒業生が活躍している東温市の企業((PHCアソシエイツ株式会社、株式会社ヒカリ)に訪問させていただきました。PHCアソシエイツ株式会社では血糖値センサーの製造ライン見学と卒業生とのディスカッションをさせていただき、株式会社ヒカリでは車の部品の組立てシステムの見学とレゴ・マインドストームを使ったプロジェクト課題に取り組ませていただきました。実際に働いている卒業生との触れ合いは、来春就職活動を控えている学生にとても有意義な体験となりました。

血糖値センサーの製造ライン見学の様子

令和元年8月8日に行われたオープンキャンパスでコース体験を実施しました。

 令和元年8月8日に行われたオープンキャンパスで,コンピュータ科学コースと応用情報工学コースが合同でコース体験のイベントを実施しました。Processingと呼ばれるプログラミング言語で,画像処理プログラムを作成しました。初めてプログラムを作った生徒さんも多く,コードを書くのに戸惑っていましたが,サポート役の大学生のアドバイスもあって,時間内に完成することが出来ました。

 暑い中イベントに参加された皆さま,おつかれさまでした。

コース体験の様子

【令和元年5月16日】成績優秀学生の表彰式が行われました。

 令和元年5月16日に,成績優秀学生の表彰式が行われました。在学生の勉学に対する熱意,取り組みを評価し,その実績を表彰する制度として情報工学科で独自に『成績優秀者表彰制度』を設け,毎年数名を表彰しています。3年次進級時に1〜2 年次の成績に基づき,また,4 年次進級時に3年次の1年間の成績に基づいて,最優秀学生及び優秀学生を表彰しています。

1,2年時最優秀,優秀学生

3年時最優秀,優秀学生

enPiTビジネスシステムデザイン分野ワークショップに参加しました(2019年2月21日)

enPiT BizSysD分野ワークショップ

筑波大学において開催された2018年度enPiTビジネスシステムデザイン(BizSysD)分野ワークショップに情報工学科3年生が参加しました。enPiT BizSysD分野では日本全国10の連携校が実践的な問題解決を自発的に行えるイノベーティブな人材を育成するカリキュラムを展開しており,愛媛大学は西日本エリアの連携大学として参画しています。このBizSysD分野での活動報告や成果発表の場である分野ワークショップにおいて,参加した情報工学科3年生の1チーム3名がPBL型授業を通して開発したVRシステム「松山インスタ映えスポット体験VR『Matsuyamagram』(マツヤマグラム)」を紹介しました。Matsuyamagramを含めたチーム開発の成果が高く評価され,敢闘賞を受賞しました。                  

ポスター発表
表彰状を受け取ったチーム
 

成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)の第7回シンポジウムが開催されました。 (2019年1月24日)

2019年1月24日に道後の大和屋本店にて,成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)の第7回シンポジウムが開催されました。

enPiT とは,複数の大学と産業界との協力体制のもと,リアリティの高い講義や演習を通して,実社会においてイノベーションを起こす事ができる人材の育成を目指した教育ネットワークです(http://www.enpit.jp/)。

今回のシンポジウムでは,AI と社会・法律との係わりや IT 人材が必要とされる領域についての招待講演のほか,ポスター展示も実施されました.ポスター展示では,情報工学科から,他大学と連携をして実施した組込みシステムのサマースクールの様子と,地域連携とグループ活動を取り入れた教育の報告の2件が紹介されました。

学生ブランチ講演会を開催しました(2018年12月7日)

電気電子工学コースでは,通信系の研究室に配属されている学生を中心に電子情報通信学会の学生ブランチ活動に参加しています。学生ブランチの主な活動は,企業訪問や講演会,他大学の学生との交流会などがあります。この写真は,12月7日に開催した学生ブランチ講演会の様子で,東北工業大学の田河教授に,電子の軌道運動とスピンの関係をハードディスク装置への応用例を交えてご講演いただきました。