
この度,愛媛大学工学部を多くの皆さんに知ってもらうため、
工学部の紹介動画をUPしました!工学部の現役学生が、
愛媛大学で学べること、高校生に伝えたい思いなどを語ります。
詳細は以下もしくはこちらよりご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=nr2Qz-RCsMg&t=5s
この度,愛媛大学工学部を多くの皆さんに知ってもらうため、
工学部の紹介動画をUPしました!工学部の現役学生が、
愛媛大学で学べること、高校生に伝えたい思いなどを語ります。
詳細は以下もしくはこちらよりご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=nr2Qz-RCsMg&t=5s
令和3年12月21日(火),共通講義棟C EL35において,工学部附属船舶海洋工学センター特別授業を行いました。
工学部機械・システム分野3年生向け「船舶性能入門」の授業内で,船舶海洋工学センターのコンソーシアム構成機関である国土交通省 四国運輸局 海上安全環境部の海事保安・事故対策調整官 大西忠聡氏,海事技術専門官 小堀幸雄氏にお越しいただき,前半は大西氏より海運業の動向と国土交通省の施策について,後半は小堀氏より海事技術専門官のお仕事についてご説明いただきました。
数多くの図や写真・データを用いて国土交通省が行っている専門的な施策や海事技術専門職の具体的な業務内容などについて分かりやすくお話いただき,学生たちは真剣に授業を受講していました。
12月20日(月)愛媛大学城北地区総合防災訓練が行われ、工学部地区隊では避難訓練を実施しました。
地震発生により工学部4号館から出火した想定で、通報連絡班による通報訓練から始まり、約50名の教職員が避難誘導班の誘導により、グリーンプラザに避難しました。
12月24日(金)には、「実験室等における実験及び実習等のリスクアセスメントに関するガイドライン」基づく消防訓練として消防講習会をオンラインで開催し、教職員はじめ研究室所属の学生約200名が参加しました。
冒頭、工学部防火管理者の事務課長から、「工学部における防火管理体制及び火災発生時にとるべき行動」について説明がありました。
続いて、株式会社四国消防の加藤 隆昌様から「工学部における消防機器について」と題して、工学部建物内の火災検知、警報、防火扉、消火器、消火栓について具体的な配置場所や操作方法など詳細な説明がありました。
身近な消防機器の使用方法については知らないことも多く、日頃の意識の大切さを学ぶことができました。
工学部ではこうした訓練、講習会を通じて、安全安心な学習環境づくりに取り組んでまいります。
令和3年12月16日(木)、愛媛大学工学部は、「愛媛大学工学部附属環境・エネルギー工学センター令和3年度セミナー」を南加記念ホールで開催し、関連企業・自治体の関係者や学生等約80人が参加しました。
はじめに、高橋寛工学部長から開会挨拶があり、続いて、株式会社谷グリーンエネルギー研究所の谷義勝社長の講演がありました。本講演では、新エネルギーを取り巻く環境、最新の水素関連技術やカーボンニュートラルなどについての説明と紹介がありました。
講演の後、事前に申し込みのあった参加者に、研究室見学を行いました。普段、見ることのできない研究室の機器や教員の研究内容に、参加者は興味深く耳を傾けていました。
工学部附属環境・エネルギー工学センターは、環境やエネルギーに関わる技術開発及び人材育成を通じて、地域産業の創生と活性化並びに諸課題解決に取り組んでまいります。
The website of the Faculty of Engineering, Ehime University is available in English.
To check our information in English, please access the URL below.
URL:https://www.eng.ehime-u.ac.jp/kougaku/english/
【以下日本語】
愛媛大学工学部ホームページは英語でご覧いただけます。
以下のURLよりアクセスしてください。
令和3年12月14日(火),共通講義棟C EL35において,工学部附属船舶海洋工学センター特別授業を行いました。
工学部機械・システム分野3年生向け「船舶性能入門」の授業内で,船舶海洋工学センターのコンソーシアム構成企業である浅川造船株式会社の経営戦略室室長 谷川文章氏にお越しいただき,造船業の事業特性や生産性向上モデルについて講義をしていただきました。
授業では造船業の業務プロセスやこれまでの歴史,谷川氏の豊富なご経験によって考案された事業改善モデルなどについてご説明いただき,学生たちは熱心に耳を傾けていました。
Q1: 土木・環境分野の志望理由と将来のキャリアパスは?
Q2: 土木・環境分野の授業について?
Q3: 土木・環境分野でのキャンパスライフの良いところは?
Q4: 受験生の皆さんにメッセージ
受験生の時は,なんとなくまちづくりに関わることを学んでみたいと考えていました。また,地元から一度離れて生活してみたいとの思いもあり,愛媛大学の土木・環境分野で学ぼうと決めました。
受験生のときから建設現場で働く女性に憧れて,施工管理(ゼネコン)の仕事に興味があったため土木工学分野を学ぶことができる社会基盤工学コースを志望しました。
受験生のとき,公務員への就職を志望していて,四国地域の社会基盤整備や環境分野について学びたいと考え,愛媛大学の土木・環境分野への進学を決めました。
受験生の頃は,正直将来何になりたいのか全く決まっていなかったので,自分が何に向いているのか見つけることができるのではないかと愛媛大学の工学部工学科を選びました。
1年生の勉強を通して,橋やトンネルなどの大きな社会基盤構造物の建設や,地震や河川堤防などの防災に興味が湧き,土木・環境分野を志望しました。
私はもともと戸建の住宅の設計に興味があり,将来はその道に進もうと考えていました。しかし,自分の中でより多くの人々や社会に貢献できる技術者になりたいと思い,構造物の耐震設計等といった防災・減災について勉強したいという気持ちが強くなり,土木・環境分野を志望しました。
卒業後は,公務員と民間企業(コンサル)への就職で迷っています。大学で学んだことを活かせる土木系の仕事につき,後世に残っていく土木構造物をつくりたいと考えています!
卒業後はより自分の知識を深めて社会に貢献したいと思い,大学院進学を考えています。将来はゼネコンで施工管理の仕事に就き,海外でも活躍できる人材になりたいです!
まだ決めていないけど,幅広い選択肢のなかで,大学で学んできた知識を生かし,自分の強みが最大限に発揮できる業界・職種を見つけて働きたいと考えています。
本コースでは幅広く土木工学について学ぶことができ,この学科で学んだことを活かして災害に強いまちづくりに貢献できる人材になりたいと考えています。
この授業は,構造力学分野,水理学分野,土質力学分野,コンクリート分野の4分野をそれぞれに実験していくものです。
3回生まで,座学で学んできたことを実際に班員ととも協力しながら実験していくことで,座学で学んできたことへの理解が深まります。
また,サポートをしてくださる先輩は気さくな方が多く楽しく実験を進めることができます!
学部3回生の前学期に橋梁デザインコンペティションという授業でCADの使い方を学習した後,グループで橋梁のデザイン設計を行いました。
CADの操作に苦戦しましたが,グループメンバーと協力しながら,実際に橋梁に足を運んでその橋梁の周辺環境を調査し,どのようなデザインにすれば景観によくなじみ,利用しやすくなるのかを考えることはとても楽しく,完成したときは達成感がありました。
この授業では3DCADを用いて下図のような橋梁や周辺の環境をモデルしました。周辺環境とも調和し,構造的にも優れた橋についてゼロから自分たちで考え,設計したことで構造物を設計することの楽しさを知ることができました。
また,コンセプトや橋の名前等も考え,自ら設計した橋梁への愛着も沸き,構造物を設計するということの面白さも感じることができました。
3回生前学期の瀬戸内工学という授業では,授業の一環として現場見学があります。この見学ではダム,河川,そして建設中のトンネルの見学を行いました。
中でも特に興味深かったのが建設中のトンネルの見学です。普段とは違うトンネル内の様子,今まで見たことのない建設機械や作業現場など,普段何気なく利用していたトンネルの非日常的な姿を見ることができました。
このような供用後には見ることのできない風景に触れることができるのも魅力的です!
実際に,建設途中の橋やダムの建設現場に足を運んで現場で働く技術者の生の声を聞いたり,建設の様子を見学する機会がありました。教室での授業では感じることのできない実際の建設現場のスケールの大きさや技術者の方々の熱量などに圧倒されることが多くあり,とても印象的でした。
こういった現場見学の機会が設けられている点もこのコースの魅力の一つだと思います!
座学で知識を身につけることはもちろんのこと,実験や実習,フィールドワークなどもあります。実際に自分でやってみたり,自分の目で見たりするなど,自分で体験できることは良い経験になります。
また,ゼネコンなどの民間企業や公務員として実際に働いておられる方と講義やフィールドワークの際に関わることがあり,貴重なお話を聞き,土木の仕事について深く知ることもできます。
所属コースでは構造力学や環境学などの勉強だけでなく,授業でトンネルや道路の建設現場に見学に行くことがあります。実際に現場を見てみることで学んでいることがどのように活かされているのかを知ることができるため,学ぶ意欲がかきたてられるだけでなく,働いている方々の姿を見て施工管理の仕事がしたいという思いが強くなりました。
また,グループワークを行う授業が多いため,男女問わず交友の幅を広げられます。1限から始まる授業も多いので,朝が早く大変なこともありますが,座学の授業で専門的な知識を得ることができるだけでなく,CADやプログラミングの技術も身に付けることができます。
さらに,学部3回生の前学期まで必修科目として英語の授業もあり,リスニング・リーディングの学習や,英語によるプレゼンテーションを行うための英語力が鍛えられます。
構造力学,土質力学,水理学を始めとした基礎的な学習から始まり,段階を踏みながら授業のレベルも変わっていくため,これまで学習したことのない分野であっても修得しやすいカリキュラムになっていると思います。
3回生後学期からは学生実験が始まるので座学で学んだことを実験を通して理解を深めていくことができます。また,先生方の授業もとても丁寧であるため,学びやすい環境であると感じています!
他のコースに比べ,グループで進めていく授業が多いと思います。同じ分野に興味を持った同級生たちと一緒に頑張っていく授業が多いため,たくさんの仲間ができたり,自分では思いつかないようないろいろな意見を聞くことができ,視野が広がります。
知識だけでなく,コミュニケーション能力や協調性なども対人スキルも上げることができると思います。
土木分野の専門的な知識を学ぶことができる点はもちろんのこと,学んだ知識を活かして橋梁のデザインをグループで行うなど,座学で修得した知識を用いて実習や演習を進めることで学びを深めるカリキュラム構成になっています。
また,グループワークなども多くあり,学生間の仲を深めやすい点も魅力だと思います。
愛媛大学工学部工学科は,1年次に各工学分野について学ぶことができます。
社会基盤工学コースで学びたい方も,まだ迷っている方も1年次に土木環境分野の授業を受けることで,社会基盤工学・社会デザインコースでどのようなことを学ぶことができるのか知り,より興味を持っていただけると思います。
少しでも興味がある方は,土木・環境分野をぜひ検討してみてください。
工学科は2回生からコースに配属されるので,1年間自分の進路を考えることができます。そのため,ものづくりに興味はあるけどまだ具体的に何をしたいのかわからないという方におすすめです。
受験勉強は大変だと思いますが,充実したキャンパスライフに向けて頑張ってください!
高校生まで明確な目標や将来の夢がなくても,勉強を進めていくうちに自分自身のやりたいことが見えてくると思います。大学においての勉学や生活面での不安などあると思いますが,教職員・先輩からのサポートや,友人との助け合いを通して必ず乗り越えられると思います。
土木環境分野ではとても有意義な学生生活が待ってます!
土木環境分野は,専門的な知識をつけるだけでなく,実験や見学,実習などで身に着けた知識を活用し学びをさらに深めることができる場所です。たくさんの仲間とアクティブに学びたい人にはとても良い環境だと思います。
ぜひ,将来土木分野に携わりたいと思っている人も,工学部に興味はあるけど将来のビジョンがしっかり決まっていないという人も,ここでいろいろなことを学び,将来を考えてみてはいかがですか?
自分の思い描く将来像がまだまだ定まっていない人もいると思いますが,少しでも土木・環境分野に興味があれば,このコースを志望してみることをお勧めします。
大学生活を送る中で,モノづくりに対する興味がより深まることは間違いないですし,真摯に生徒に向き合ってくださる教職員による手厚いサポートを受けることができます。きっと自分のなりたい将来像も見えてくるはずです!
機械工学コース/知能システム学コースに所属する在学生の方々にインタビューしてみました。
機械工学コース 流体物理研究室にて撮影
愛媛大学学生表彰は、春季と秋季の2回行われ、成績優秀者及び学術研究活動や課外活動等において、特に優秀な成績や功績を残したと認められる学生及び団体が表彰されるものです。今回、工学部からは、以下の7人が表彰されました。
・機械工学科 4年次 山本 椋翔(やまもと りょうは)さん
・環境建設工学科 4年次 新井 伶子(あらい れいこ)さん
・環境建設工学科 4年次 須山 瑞紀(すやま みずき)さん
・機能材料工学科 4年次 汐崎 悠大(しおざき ゆうだい)さん
・応用化学科 4年次 栢 太一(かや たいち)さん
・電気電子工学科 4年次 峰久 恵輔(みねひさ けいすけ)さん
・情報工学科 4年次 黒田 勇斗(くろだ ゆうと)さん
表彰された皆さま、おめでとうございます。
詳しくはこちらをご覧ください。
情報工学科 4回生 宮内慎乃介
私が情報工学科への入学を選択した動機は、元から情報工学分野に興味があり学んでみたいと思っていたこと、またこれから間違いなく伸びてくる業界であり就職面においても強いと思ったことの2つです。地元の大学だったのでオープンキャンパスなどを通して学科の授業内容などを知ることが出来たこともきっかけの一つです。
本コースでは主に基礎的な情報分野の知識を得るための授業と、プログラミングの技術や集団開発のノウハウを学ぶための演習を行うことになります。一回生のうちは、他の学科と共通のスポーツや音楽、学校生活についてなどの教養科目、基礎教養のための数学、英語などを行いながら基礎的なプログラムの演習や課題をしていくことになります。
2回生からは数学や情報系の基礎知識の授業のレベルが上がり、画像処理やソフトウェア工学などの専門的な授業も学び始めます。プログラムの課題は1週間や2週間程度の長期的な期限が設定されるようになり、授業外の時間にプログラミングの課題をするためにパソコンにかじりつく時間が長くなります。情報工学科には24時間入れる計算機室が提供されていて、期限前などはよくそこで友達と課題を行ったりしていました。
3回生からは演習や集団開発系の授業の比率が高くなり、割と自由に開発を行えるので自分たちで何かを作る楽しさを知ることが出来ると思います。私たちのチームではVR空間内でストレッチなどが行えるアプリケーションを開発し実際にOculus Questを用いてプレイしたりしました。
4回生になると研究室に配属され、人工知能や画像処理、ディープラーニングなど情報分野の中でも最先端の知識を学ぶことが出来ます。私はこのあたりの知識に興味があって情報工学科へ入学していたので研究室に所属してからの授業は非常に興味深く楽しかったです。研究室が扱っている技術内容を学ぶので配属される研究室によって授業内容は変わるようです。
今一番波に乗っていると言っても過言ではない情報分野の知識を基礎から最先端の領域まで学べることが本コースの魅力ではないかと思います。
上でさんざん授業の事について書いたので忙しいイメージを持たせてしまったかもしれませんが、大学生活は案外自由に使える時間が多く高校時代より自分のやりたいことが出来る期間でもあります。私はサイクリング部に所属していて、部の仲間と一緒にサイクリングやキャンプを楽しんでいます。四国の自然の中で風を感じながら乗る自転車は別格の楽しさがあり非常に良い息抜きになります。2回生の夏には部の仲間と自転車で四国一周を達成することも出来ました。
大学生のうちにしかできない、新しいことを初めて見るのも大学生活の大きな楽しみなのではないでしょうか。