令和1年11月8日(金),愛媛大学工学部材料物性研究・教育拠点形成プロジェクト(代表:松下正史:理工学研究科准教授)主催の「材料研究サロン」が開催されました。

 

 技術の発達と多様化に伴い,材料研究の枠組みは既存の学科(機械工学,電気電子,機能材料,応用化学,土木工学)の枠を超えて広がってきており,社会ニーズに即した先端研究の発展には,既存の学会,学科(コース)の枠を超えた連携が必要となっています。工学部では5つのコースと社会連携推進機構に所属する教員・職員の参加によって本研究会を開催しました。
 高橋寛工学部長の挨拶の後,教員・職員による発表35件がポスター発表形式で行われ,活発に意見交換をする様子が見られました。相互の研究スキルや研究テーマについて理解を深め,より一層の学術発展への貢献を目指してまいります。

第2回船舶海洋工学センター技術連絡会を開催しました 【11月6日(水)】

 令和元年11月6日(水),みなと交流センター(はーばりー・みなとホール)にて,第2回愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センター技術連絡会を開催しました。
 まず,豊田洋通 船舶海洋工学センター長が「液中プラズマの紹介と造船への応用」,愛媛大学工学部 岩本幸治准教授が「流れ場をクラスタリングする方法」と題し,講演を行いました。次に,都築伸二教授が「IoT時代における産学官連携の新たな可能性」について講演した後,一般社団法人九州テレコム振興センター専務理事 広岡 淳二氏がSCOPE事業の事例等について報告しました。

豊田洋通 船舶海洋工学センター長の講演の様子
岩本幸治 准教授
 
都築伸二 教授
一般社団法人九州テレコム振興センター専務理事                広岡 淳二 氏
 

デ・ラサール大学の教員が工学部長を表敬訪問しました。【10月29日(火)】

 フィリピンのデ・ラサール大学からDivina Amalin教授,Maria Nilda M. Munoz薬学准教授,Alberto T. Barrionサイエンティストインレジデンス,Billy Joel Almarinez研究員の4名が,工学部長を表敬訪問しました。
表敬訪問の様子
記念品の贈呈
 
 懇談では,愛媛大学海外サテライトオフィス・フィリピンにおける実験機器の準備や,現地研究者の雇用等,具体的なサテライトオフィスの運営について意見交換しました。
 愛媛大学に滞在中は,愛媛大学長及び国際連携推進機構長への表敬訪問が予定されています。

第26回観てさわって科学、体験2019フェスティバルを開催します

 工学部及び大学院理工学研究科では,児童・生徒を対象に,体験を通じて自然科学や科学技術の楽しさ・おもしろさを実感していただくことを目的として,「観てさわって科学、体験2019フェスティバル」を開催します。
 多数の皆様のご参加を心からお待ちしております。

 詳細は、ウェブサイト をご覧ください。

  •  日 時   令和元年11月9日(土),10日(日)10:00~16:00
  •  場 所   愛媛大学 共通講義棟C
  •  参加費   無  料
  •  駐車場   駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。 

※伊予鉄道 市内電車 環状線「赤十字病院前」下車

 

推薦入試Ⅰに合格した入学予定者に対して,入学前予備教育を実施します。

 愛媛大学工学部では,推薦入試Ⅰに合格した入学予定者に対して,入学までの期間を有意義に過ごし入学後の学習の準備となるよう,本学において入学前予備教育を実施しています。
 実施科目名と実施方法は,以下のとおり予定しています。

機械工学コース 【科目名】
数学:数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学Ⅲ,数学A,数学B(「数列」,「ベクトル」)
理科:物理基礎,物理,化学基礎,化学
外国語:英語

【実施方法】
e-ラーニングシステムを用いて学習。
知能システム学コース 【科目名】
数学:数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学Ⅲ,数学A,数学B(「数列」,「ベクトル」)
理科:物理基礎,物理,化学基礎,化学
外国語:英語

【実施方法】
e-ラーニングシステムを用いて学習。
電気電子工学コース 【科目名】
数学:数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学Ⅲ,数学A,数学B(「数列」,「ベクトル」)
理科:物理基礎,物理,化学基礎,化学
外国語:英語

【実施方法】

e-ラーニングシステムを用いて学習。
数学:教科書(数学Ⅲの内容を含む)を用いて学習し,指定された問題を解きレポートを提出。入学前でも質問可。
理科:教科書・問題集を用いて学習,答案と感想をメールで提出。
外国語:TOEIC試験の受験奨励。勉強方法と感想をメールで提出。

コンピュータ科学コース 【科目名】
数学:数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学Ⅲ,数学A,数学B(「数列」,「ベクトル」)
外国語:英語

【実施方法】
数学:教科書の問題を解いてレポートを提出,または e-ラーニングシステムを用いる学習。
外国語:指定する英語の参考書の演習問題を解き⼊学後に提出,または,e-ラーニングシステムを用いる学習。
材料デザイン工学コース 【科目名】
数学:数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学A,数学B(「数列」と「ベクトル」)
理科:物理基礎,物理,化学基礎,化学
外国語:英語

【実施方法】
e-ラーニングシステムを用いて学習。
化学・生命科学コース 【科目名】
数学:数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学A,数学B
理科:化学基礎,化学,物理基礎,物理
外国語:英語

【実施方法】
e-ラーニングシステムを用いて学習。
演習の内容に関連した教科書がシステムの中に備えてあるので,適宜活用。
社会基盤工学コース 【科目名】
数学:数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学Ⅲ,数学A,数学B(「数列」,「ベクトル」)
理科:物理基礎,物理
外国語:英語

【実施方法】
e-ラーニングシステムを用いて学習。
社会デザインコース 【科目名】
数学:数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学Ⅲ,数学A,数学B(「数列」,「ベクトル」)
理科:物理基礎,物理
外国語:英語

【実施方法】
e-ラーニングシステムを用いて学習。

工学部附属船舶海洋工学センターが 四国溶材(株)との共同研究を開始します。

 このたび、工学部付属船舶海洋工学センター所属の水口隆准教授と小原昌弘教授の研究グループは、今治市に本社のある四国溶材株式会社(代表取締役社長 村上裕一)との間で、溶接技術の開発に関する共同研究契約を締結し、研究をスタートさせました。
 工学部では、地域産業と大学の研究との連携をより一層強化するために、主要な技術分野ごとに、対応するセンターを設置し、地域産業の課題解決に貢献していく体制を構築中です。船舶海洋工学センターは、そのうちの一つで、愛媛県の代表的産業である造船業、舶用工業に対応し、課題解決に向けた共同研究の推進、船舶海洋分野の学部教育の強化を目的として平成30年6月に設置されました。
 造船業において、鋼板同士を繋いで船体を建造していくためには、溶接技術は必要不可欠な生産技術です。大型タンカーの建造では、総溶接長さは東京―大阪間に匹敵する600kmにも達することから、溶接の能率を上げ、溶接時間が短縮できれば、船体建造期間の大幅な短縮につながります。この共同研究では、溶接の高能率化に向けた研究開発に取り組み、造船業の国際競争力の強化に寄与することを目的としています。

令和元年10月1日(火)新居浜市,10月11日(金)西条市の2会場で,愛媛大学工学部附属高機能材料センターキックオフシンポジウムを開催しました。

 令和元年10月1日(火)新居浜市,10月11日(金)西条市の2会場で,愛媛大学工学部附属高機能材料センターキックオフシンポジウムを開催しました。

仁科弘重理事の開会挨拶
小林千悟センター長からセンターの概要説明
 

 新居浜会場(あかがねミュージアム)には材料関連企業や自治体の関係者約200人が参加し仁科弘重理事・副学長及び新居浜市寺田政則副市長の開会挨拶の後,小林千悟センター長からセンターの概要説明のほか,連携教員として新居浜工業高等専門学校の教員の紹介がありました。

新居浜市寺田政則副市長の開会挨拶
新居浜会場の様子
 

 西条会場(西条市地域創生センター)には同じく約100人の参加があり仁科弘重理事・副学長及び西条市出口岳人副市長から挨拶がありました。

西条市出口岳人副市長の開会挨拶
西条会場の様子
 

 両会場において,6分野の各分野長から各分野の研究内容の紹介や共同研究の事例報告を行い出席した各教員の専門分野の紹介を行いました。

高機能材料センターの教員


 シンポジウムのあとには,参加者とセンター教員との名刺交換会を開催し,身近な課題の解決に向けて,熱心に意見交換が行われました。

名刺交換会の様子

ワシントン大学ボゼル校(UWB)の学生が工学部で研修中!

「EU-UWB Joint Program on Sustainable Energy in 2019」の一環として,Collins客員教授をはじめUWBの学生12人が来学し,9月9日(月)に高橋寛工学部長を表敬訪問しました。

表敬訪問の様子
 9月6日(金)から2週間の滞在中には工学部での講義やエネルギー関連の6研究室でのラボワークをはじめ,松山市内の企業を訪問し再生可能エネルギーへの取組を学習します。
また,週末には茶道体験や石手寺,松山城の見学など日本文化や習慣を学び,ホームステイも体験する予定です。
ワシントン大学ボゼル校(UWB)の学生 (中央が高橋工学部長)

愛媛大学工学部附属高機能材料センターキックオフシンポジウムを開催します。

 愛媛大学は,高機能材料の開発及び技術支援並びに人材育成を通じ,地域素材産業の活性化及びイノベーションに貢献することを目的に,工学部附属高機能材料センターを設置しました。設置に伴い,センターの活動や教員の研究内容を紹介することを目的として,新居浜市と西条市でキックオフシンポジウムを開催いたします。
 申込み及び詳細は以下のポスターをご参照ください。

キックオフシンポジウムポスター.pdf

新居浜開催
日時:令和元年10月1日(火)15:00より開始
場所:あかがねミュージアム
住所:新居浜市坂井町2-8-1
定員:150名

西条開催
日時:令和元年10月11日(金)15:00より開始
場所:西条市地域創生センター 3階大研修室
住所:西条市ひうち1-16
定員:80名

令和元年度 工学部FD講演会を開催しました。【8月26日(月)】

 8月26日(月),工学部本館大会議室で,工学部FD委員会主催のFD講演会「マツダの車にかける思いとマツダの求めるエンジニア像」を開催し,教職員約50人が参加しました。
 はじめに,工学部の小林真也FD委員長から挨拶があり,マツダ株式会社MDI&IT本部エンジニアリングシステム部兼カスタマー・品質システム部の中村貴樹氏から,マツダの「車づくりにかける思い」の紹介,また,その思いの入った車の具現化に必要なマツダの「求めるエンジニア像」とその人材育成の取組を紹介していただきました。
 講演後の質疑応答では,聴講していた教員から,社内で考える人材の育成手法等について活発な質問や相談があり,中村氏から具体的なアドバイスを得ることができました。講演や質疑応答を通じて,今後,人材育成を進める上で,学生への対応や指導の向上につながる大変有意義な機会となりました。