総合型選抜Ⅰおよび学校推薦型選抜Ⅰに合格した⼊学予定者に対して、⼊学前予備教育を実施します。

愛媛大学工学部では、総合型選抜Ⅰおよび学校推薦型選抜Ⅰに合格した入学予定者に対し、入学までの期間を有意義に過ごし入学後の学習の準備となるよう、本学において入学前予備教育を実施しています。
実施科目名と実施方法は、以下のとおり予定しています。
 
機械工学コース

【科目名】
 数 学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)、
     数学B(数列)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
 理 科:物理基礎、物理、化学基礎、化学
 外国語:英語

【実施方法】
 e-ラーニングシステムを用いて学習。

知能システム学コース

【科目名】
 数 学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)、
     数学B(数列)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
 理 科:物理基礎、物理、化学基礎、化学
 外国語:英語

【実施方法】
 e-ラーニングシステムを用いて学習。

電気電子工学コース

【科目名】
 数 学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)、
     数学B(数列)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
 理 科:物理基礎、物理、化学基礎、化学
 外国語:英語

【実施方法】
 数    学 :教科書(数学Ⅲの内容を含む)を用いて学習し、指定された
        問題を解きレポートを提出。 入学前でも質問可。
 理科(物理):教科書・問題集を用いて学習、答案と感想をメールで提出。
 理科(化学):e-ラーニングシステムを用いて学習。
 外  国  語 :TOEIC試験の受験奨励。勉強方法と感想をメールで提出。

材料デザイン工学コース

【科目名】
 数 学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)、
     数学B(数列)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
 理 科:物理基礎、物理、化学基礎、化学
 外国語:英語

【実施方法】
 e-ラーニングシステムを用いて学習。

化学・生命科学コース

【科目名】
 数 学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)、
     数学B(数列)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
 理 科:物理基礎、物理、化学基礎、化学
 外国語:英語

【実施方法】
 e-ラーニングシステムを用いて学習。

社会基盤工学コース

【科目名】
 数 学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)、
     数学B(数列)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
 理 科:物理基礎、物理
 外国語:英語

【実施方法】
 e-ラーニングシステムを用いて学習。

建築・社会デザインコース

【科目名】
 数 学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)、
     数学B(数列)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
 理 科:物理基礎、物理
 外国語:英語

【実施方法】
 e-ラーニングシステムを用いて学習。

海事産業特別コース

【科目名】
 数 学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)、
     数学B(数列)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
 理 科:物理基礎、物理、化学基礎、化学
 外国語:英語

【実施方法】
 e-ラーニングシステムを用いて学習。

デジタル情報人材育成
特別プログラム

【科目名】
 数 学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)、
     数学B(数列)、数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
 外国語:英語

【実施方法】
 数 学:教科書の問題を解いてレポートを提出、または e-ラーニングシステム
     を用いる学習。
 外国語:指定する英語の参考書の演習問題を解き⼊学後に提出、
     または、 e-ラーニングシステムを用いる学習。

大学院理工学研究科博士前期課程2年の淺山奨太さんが第50回複合材料シンポジウムにて林学生賞(最優秀学生賞)を受賞しました【9月19日(金)】

2025年9月18日(木)から19日(金)にかけて開催された第50回複合材料シンポジウムにおいて、大学院理工学研究科産業基盤プログラム機械工学分野博士前期課程2年の淺山奨太さんが林学生賞(最優秀学生賞)を受賞しました。

本賞は、日本複合材料学会が主催する複合材料シンポジウムにおいて、学生による口頭発表の中から最も優れた1件に授与されるものです。

受賞した講演題目は「広帯域3次元振動減衰のための炭素繊維強化八面体inertial amplificationメタマテリアル」です。
淺山さんは水上孝一准教授(東京都立大学、前所属:愛媛大学)より指導を受け、幅広い周波数域での3次元振動減衰に適した複合材inertial amplificationメタマテリアル構造を提案しています。複合材3Dプリンティングの設計自由度が提案構造のバンドギャップ拡大に有効であることを明らかにしました。このような新規性と実証的な成果が高く評価され、今回の受賞に至りました。

授賞式にて(左から日本複合材料学会会長、受賞した淺山さん、水上准教授)

大学院理工学研究科博士後期課程2年生のDankyi Benedicta ObenewaaさんがThe 23rd Awaji International Forum on Infection and Immunity(第23回あわじ感染と免疫国際フォーラム)において「Poster Award」を受賞しました【9月12日(金)】

本フォーラムは令和7年9月10日(水)~12日(金)、淡路夢舞台国際会議場にて開催され、日本を代表する感染症学・免疫学の国際学会として20年以上の歴史を誇ります。最優秀ポスター発表に贈られる本賞は、参加者の投票によって決定され、今回、大学院理工学研究科博士後期課程2年(プロテオサイエンスセンター(PROS)マラリア研究部門)の Dankyi Benedicta Obenewaa(デンチ ベネディクタ オベネワー)さんを含む2名に授与されました。

Dankyiさんの発表演題は、“Antibody Response to PfEMP1 Domains Associated with Clinical Malaria Protection in Burkinabe Children Under Five”(ブルキナファソの5歳以下の子供における臨床マラリア抵抗性に関連するPfEMP1ドメインの抗体応答)であり、高島英造教授の指導のもと取り組んだ研究成果です。

マラリア原虫に繰り返し感染することで、症状を示さず重症化や死亡に至らない「マラリア抵抗性」が成立します。この事実はマラリアワクチンの理論的可能性を支える根拠の一つです。しかし、マラリア原虫は約5,400種類のタンパク質を持ち、抵抗性に寄与する抗体の標的分子を特定することは容易ではありません。私たちは、原虫感染赤血球の表面に発現する多様性に富むタンパク質PfEMP1に注目し、271種類すべてを世界に先駆けてコムギ無細胞系で発現させることに成功しました。

流行地では通常、5歳前後までにマラリア抵抗性が獲得されますが、反対に、5歳未満の子供たちはマラリアの主要な犠牲者となっています。Dankyiさんは、ブルキナファソの5歳以下の子供の血液サンプルを用いてPfEMP1に対するIgG、IgM抗体応答を測定し、マラリア臨床データと比較解析することで、マラリア抵抗性に重要なPfEMP1抗原を網羅的に特定することに成功しました。

この成果は、マラリア抵抗性の分子メカニズムの解明に大きく近づくとともに、次世代マラリアワクチン開発に向けた新たな道を切り拓くものです。今回の受賞は、博士課程の学生による研究成果が国際的に高く評価された証であり、今後のさらなる活躍が期待されます。

受賞したDankyiさん

【事前要申込】愛媛大学建築・社会デザインコース設立記念伊東豊雄先生客員教授就任記念講演会を開催【11月1日(土)13:00-】

令和8年度より、愛媛大学工学部に建築・社会デザインコースが設立されます。

建築・社会デザインコースの設立にあたり、建築家・伊東豊雄先生が客員教授へ就任いたします。
つきましては、この度、建築家・伊東豊雄先生の客員教授就任を記念し、下記のとおり講演会を開催します。

どなたでもご参加いただけますので、この機会にぜひご来場ください。

日時

令和7年11月1日(土)13:00~(開場12:30~)

場所

愛媛大学コラボハウスホール(対面開催)
※駐車場はございませんので公共交通機関をご利用ください。

定員

300人(※要予約。定員を超える場合には申し込みを締め切ります。)

対象

どなたでもご参加いただけます。高校生の方の参加も歓迎いたします。
工学部建築・社会デザインコースに興味のある方は是非ご参加ください。

参加費

無料

講演者

「現代日本における建築教育」 小野田 泰明(日本建築学会 会長・東北大学 教授)
「建築・社会デザインコース説明」 三宅 洋(愛媛大学 教授)
「瀬戸内から次代の建築や生活を考える」 伊東 豊雄(愛媛大学 客員教授) 

パネルディスカッション「これからの地域と建築」 
伊東 豊雄(前掲)、小野田 泰明(前掲)、青野 睦(愛媛県 観光スポーツ文化部)、矢野 寿洋(愛媛大学 准教授)

参加申込

以下のサイトからお申し込みください。
申込ページはこちら
【申込期日】2025年10月31日まで
      ※定員を超える場合には期日前に締め切る場合もありますので、あらかじめご了承ください。

主催

愛媛大学建築・社会デザインコース実行委員会
(愛媛大学大学院理工学研究科環境建設工学講座内)

後援・共催

愛媛県建築士会・愛媛県建築士事務所協会・愛媛県建設業協会・日本建築学会四国支部(共催)・日本都市計画学会中国四国支部(共催)

詳細

以下のチラシをご参照ください。

 

※PDF版はこちらからご覧ください。(PDF 341KB)

お問い合わせ先

愛媛大学 建築・社会デザインコース 実行委員会
ehime.uni.archi@gmail.com

令和7年度工学部人権セミナーを開催しました【9月22日(月)】

令和7年9月22日(月)、工学部はオンライン形式で人権セミナーを開催し、教職員30名が参加しました。

本セミナーは、工学部ダイバーシティ推進計画に基づき、毎年専門家を招いて実施しているもので、今年度は2部構成で行いました。朱霞工学部ダイバーシティ推進WG委員長による開会の挨拶に続き、前半は、坪田隆宏准教授が「産後パパ(出生時育児休業)体験」についてご自身の経験をもとに講演されました。後半では、(一社)アンコンシャスバイアス研究所認定トレーナーであり、愛媛大学ジェンダー協働推進センターライフキャリア相談室相談員の石井真奈先生をお迎えし、「性別にまつわる無意識の思い込み(アンコンシャスバイアス)への気づきを深める」と題して講演いただきました。

参加者は、仕事と生活の調和を考えるきっかけを得るとともに、無意識の思い込みに気づき、振り返りの重要性を再認識する貴重な機会となりました。

工学部では今後も、相互の尊厳を尊重し合う環境づくりに取り組み、愛媛大学のダイバーシティ推進を進めてまいります。

 

講演する坪田先生(第1部)
講演する石井先生(第2部)

大学院理工学研究科博士後期課程3年生の光井和輝さんが「第58回(2025年春季)応用物理学会講演奨励賞」を受賞しました【9月7日(日)】

令和7年9月7日に、大学院理工学研究科 機能材料工学分野 博士後期課程3年生の光井和輝さんが、第58回(2025年春季)応用物理学会講演奨励賞を受賞しました。

「応用物理学会講演奨励賞」は、応用物理学会の春秋講演会において、応用物理学の発展に貢献しうる優秀な一般講演論文を発表した若手会員の功績を称えることを目的に設けられた賞です。一般口頭講演総数の1.5%以内を限度として選び、推薦理由を付して理事会に推薦されます。

今回光井さんが受賞した講演題目は、「フッ素添加で実現するFe3O4−Bi2O3−B2O3ガラスの室温n型伝導」で、第58回(2025年春季)応用物理学会にて光井さんが発表しました。

一般に、絶縁体として知られているガラスに電子ドーピングができることを示し、すべて汎用元素から成る組成で、半導体並の電気伝導性を示す酸化物ガラスを実現したことが主な受賞理由です。

 

「2025年日本液晶学会討論会」において大学院理工学研究科博士前期課程2年生の前田裕斗さんが「若葉賞」を受賞しました【9月10日(水)~12日(金)】

令和7年9月10日(水)から12日(金)にかけて開催された「2025年日本液晶学会討論会」において、大学院理工学研究科社会基盤プログラム電気電子工学分野博士前期課程2年生の前田裕斗さんが「若葉賞」を受賞しました。

本賞は、日本液晶学会討論会において優れたポスター講演をおこなった30歳以下の若手研究者や技術者を表彰するものです。

研究発表の題目は「UV改質ポリイミド膜を用いたプレチルトパターン配向素子による回転対称な位相勾配の生成」です。
前田さんは、所属する電気物性工学研究室で、理工学研究科電気電子工学講座の尾崎良太郎教授および塚本脩仁助教より指導を受け、液晶の配向制御に関する新しい手法を開発しました。本研究では、UV光で改質したポリイミド膜を利用することで、プレチルト角を空間的に制御し、回転対称な位相勾配を実現できることを明らかにしました。これは、液晶を用いた光学素子の新たな設計指針を提示する成果として高く評価されました。

本発表では、プレゼンテーション技術のレベル、質疑に対する受け答えの能力、研究内容の理解レベル、研究のオリジナリティー、考察の裏づけと考察の論理性を高く評価され、今回の受賞に至りました。

受賞した前田さんと表彰状

【事前要申込】第4回愛媛デジタルツインフォーラムを開催【10月17日(金)15:00-】

愛媛デジタルツインフォーラムは、愛媛地区におけるデジタルツインの現状や課題を知り、デジタルツインを発展・普及させるための連携を模索することを目的に開催しております。

今回は、前回の令和6年9月の開催に続いて、4度目の開催となります。

今回は、「建築・まちづくりの未来」をテーマに、愛媛地区内外から当該分野に造詣の深い講師の方、また地元の学生・生徒さんをお招きして、ご講演いただきます。

フォーラムの第一部においては、愛媛県内の高校生および大学生からデジタルツインを利用した活動や研究を、ZANNI氏からは文化財保存のための3Dキャプチャの取り組み事例、久田氏からはPLATEAU(3Dデジタル都市モデル)の利活用に関する最新事例を紹介して頂きます。
また、愛媛大学工学部は、令和8年度から建築・社会デザインコースの学生募集を開始します。それを記念して、建築分野のデジタル利活用について、 安藤氏と秦氏からご講演いただきます。第二部では、懇談会と並行して、高校生向けに工学部建築・社会デザインコース個別相談会を設けます。

この機会にぜひ、ご参加ください。

日時

令和7年10月17日(金)
第一部 15時00分~17時30分 講演
第二部 17時45分~19時00分
    ・懇談会・名刺交換会(※飲み物をお出しします。)
    ・工学部建築・社会デザインコース個別相談会(※要予約、ただし、空きがあれば当日参加可能)

場所

第一部 愛媛大学南加記念ホール
第二部 ・懇談会・名刺交換会
     愛媛大学E.U. Regional Commons(ひめテラス)1階 NP地域交流ルーム
    ・工学部建築・社会デザインコース個別相談会
     愛媛大学E.U. Regional Commons(ひめテラス)3階 地域サステナビリティスペース

定員

第一部 150人
第二部 ・懇談会・名刺交換会:最大50名程度
    ・工学部建築・社会デザインコース個別相談会:最大10名程度
     (※要予約。当日参加申込も可能ですが、事前予約者から優先的にご案内させていただきます。)

対象

どなたでもご参加いただけます。
高校生の方の参加も歓迎いたします。工学部建築・社会デザインコースに興味のある方は是非ご参加ください。

参加費

無料

参加申込

以下のサイトからお申し込みください。
申込ページはこちら

主催

愛媛大学工学部附属社会基盤iセンシングセンター

共催

愛媛大学広報室、愛媛大学データサイエンスセンター

協力

松山大学、愛媛デジタルデータソリューション協会、みんなでつくるデジタルツインえひめ実行委員会、えひめ産学官ドローン利活用協議会

後援/協賛

愛媛県/四国情報通信懇談会

詳細
以下のチラシをご参照ください。

※PDF版はこちらからご覧ください。(PDF 2,160KB)

令和7年度附属高校高大連携授業(1年生夏季高大連携プログラム)が実施されました【7月30日(水)~7月31日(木)、8月5日(火)】

令和7年度附属高校高大連携授業(1年生夏季高大連携プログラム)が愛媛大学工学部にて実施されました。本プログラムは附属高校において教科「グローバル・エデュケーション」の科目「産業社会と人間」の授業として位置づけられており、「自然科学や環境問題に関する基本的な実験・実習を行い、自然現象を体験し、感覚的に理解し、状況を的確に把握し問題発見、解決に至る発想を行うための基本を修得する。また、大学における基礎教育としての実験実習の内容を体験することにより、大学教育をより身近なものとして感じ、理解を深める。」ことを目的としています。

7月30日(水)から7月31日(木)にかけては119名の学生を2班に分け、城北地区技術部工学系技術職員の指導の下、工学科1回生の実験科目である「学部共通実験」10テーマの内2テーマを実施し、午前受講のテーマについてレポート作成し、午後受講のテーマについては8月5日(火)に開催された発表会において口頭発表されました。発表は学生による採点も含めて評価され、優秀な発表が表彰されました。

1日目開会式(小助川副学長による挨拶)
2日目開会式(板垣工学系長特別補佐による挨拶)
浮体による河川流速の計測
環境水中のCOD定量
鋳造と付加製造
発表会風景
表彰式

(予告)総合型選抜Ⅰおよび学校推薦型選抜Ⅰに合格した⼊学予定者に対して、⼊学前予備教育を実施します

愛媛⼤学⼯学部では、総合型選抜Ⅰおよび学校推薦型選抜Ⅰに合格した⼊学予定者に対し、⼊学までの期間を有意義に過ごし⼊学後の学習の準備となるよう、本学において⼊学前予備教育を実施しています。

実施科⽬名と実施⽅法は、後⽇発表します。