令和7年度工学部教育貢献賞の表彰式を挙行しました【8月29日(金)】

令和7年8月29日(金)工学部大会議室で工学部教育貢献賞の表彰式が行われました。

工学部では、平成24年から学部教育において優れた貢献をした教員を表彰する制度を導入しており、今年度は、工学部への長年の根強い教育活動を称え、郡司島宏美准教授と機能材料工学講座の佐々木秀顕准教授、松本圭介准教授、西岡宣泰助教の2組に神野雅文FD委員長から賞状と盾が授与されました。

 

工学科共通科目「学部共通PBL〔融合型〕」学生の課題解決力と自律性の育成

郡司島先生

工学科共通科目「学部共通PBL〔融合型〕」において、異分野協働・自律的学習・社会連携を軸にしたPBL教育手法を開発・実践し、学生の課題解決力や自律性の向上に顕著な成果を挙げている。これらの取り組みにより、学生の成長が多角的に促進されており、教育的貢献は非常に高く評価されている。

 

工学科1年生の学習意欲を高めるための材料デザイン工学コース見学会の取組み

機能材料工学講座 佐々木先生、松本先生、西岡先生

機能材料第3世代委員会(佐々木先生・松本先生・西岡先生)は、工学科1年生の学習意欲向上とコース選択の理解促進を目的に、材料デザイン工学コースの見学会を企画・実施している。令和4年度から始まったこの取り組みは、年々改善を重ね、見学形式の工夫や動画の導入、先輩学生との交流を通じて、学生の関心やキャリア意識を高めることに成功している。参加者からは高い評価を得ており、今後は工学科全体への展開やSNSを活用した広報活動も視野に入れている。

 

授与されたトロフィー
左から神野FD委員長、郡司島准教授、佐々木准教授、松本准教授、西岡助教