工学部広報誌「Shake Hands Vol.8」を発刊しました【令和5年11月28日】

工学部広報誌「Shake Hands」の最新号、Vol.8を発刊しました。

最新号では、表紙に三宅洋教授のコラムが掲載されており、研究室紹介では青野宏通教授の環境・エネルギー材料工学研究室をご紹介しております。
また、工学部の卒業生が就職した企業を紹介し、恒例のエヒメジソンでは4名の工学部の教員が、研究内容を紹介しております。

「Shake Hands」は学内でも配布しておりますので、是非、お手に取ってご覧ください。

最新号・バックナンバーをはこちらからご覧ください。

【掲載内容】

表紙コラム:「川に遊び、川に学ぶ」 環境建設工学講座 三宅 洋 教授

研究室紹介:環境・エネルギー材料工学研究室 機能材料工学講座 青野 宏通 教授

卒業生訪問:田中貴金属グループEEJA株式会社 大西 竜平さん

エヒメジソン:
「数学解析でミクロの世界を解き明かす」 情報工学講座 安藤 和典 教授

「機械工学技術で産業・医療福祉・農業に貢献」 機械工学コース 李 在勲 教授

「道路と交通の安全性を高める技術開発」 環境建設工学講座 坪田 隆宏 准教授

「新デバイス創製を目指す名のスケール物質設計技術」 電気電子工学講座 寺迫 智昭 教授

大学院理工学研究科博士前期課程1年の井澤良太さんが第58回地盤工学研究発表会で優秀論文発表者賞を受賞しました【9月8日(金)】

令和5年7月11日から13日に福岡市(福岡国際会議場)で開催されました地盤工学会主催の「第58回地盤工学研究発表会」において、理工学研究科博士前期課程1年の井澤良太さんが「優秀論文発表者賞」を受賞しました。

本賞は、今後の地盤工学分野を担う若手技術者及び若手研究者の活性化、研究意欲の向上を目的として設立した賞であり、発表内容、発表技術、発表時間、質疑応答において優れた発表を行った35歳以下の技術者及び研究者に贈られます。

発表した論文題目は、「ラインレーザー法による堤防のパイピング進展に伴うパイプ形状の観察」です。この研究では河川堤防直下の地盤表面で起きるパイピング現象について、洪水経過に伴い変化するパイプの3次元形状を精密に測定する技術の開発を目的として、遠心模型装置を用いた実験が実施されました。ラインレーザーとカメラを組み合わせ、地盤表面の形状を精密に読み取る新たな技術が評価され、今回の受賞となりました。

受賞、おめでとうございます。

受賞した井澤さん
賞状

大学院理工学研究科2年生の大嶋琉太さんが「日本ソフトウェア科学会 FOSE2023」において「IEEE CS Japan Chapter FOSE Young Researcher Award」並びに「FOSE2023 貢献賞」を受賞しました【11月11日(土)】

令和5年11月9日(木)~11月11 日(土)に三重県鳥羽市で開催された「日本ソフトウェア科学会第30回ソフトウェア工学の基礎ワークショップ(FOSE2023)」において、大学院理工学研究科電子情報工学専攻2年生の大嶋琉太さんが、「IEEE CS Japan Chapter FOSE Young Researcher Award 」並びに「FOSE2023 貢献賞」を受賞しました。

大嶋さんは、FOSE2023にて「記号実行とミューテーションを活用したプログラム正誤判定の効率化」という題目(総合情報メディアセンター阿萬裕久教授、川原稔教授共著)で論文発表を行いました。「IEEE CS Japan Chapter FOSE Young Researcher Award」は、FOSE2023の発表論文の中で査読結果が上位であり、なおかつ、筆頭著者が35歳未満の若手であった場合にその筆頭著者にIEEEから授与されるものです。

大嶋さんらは、記号実行という技術を使ったプログラムの正誤判定に関する研究を行っています。今回の論文では、記号実行技術を使ったテストケースの自動生成において、そこにミューテーションという変異プログラムを自動的に作り出す技術を組み合わせることで、多種多様なテストケースを自動生成する手法を提案しました。

ソフトウェアの開発・保守において、そのテストは欠かすことのできない品質保証活動ですが、そのためのテストケース生成は人間による知的作業に依存するところが大きく、自動化が重要なテーマとなっています。

以前から記号実行技術を使うことでテストケースの自動生成については研究が行われていますが、大嶋さんらはそこにミューテーションも組み合わせることで、より多様なテストケースを自動生成する手法の提案を行いました。

この研究は、ソフトウェアの品質管理技術を促進する上で有用な手法の一つになると期待されます。

また、FOSE2023では、参加者による無記名投票によって優れた発表を表彰する貢献賞というものがあり(いわばベストプレゼンテーション賞に相当)、大嶋さんの発表は高く評価されてこの賞にも選ばれました。

受賞した大嶋さん
賞状

基金感謝状贈呈式にて工学部後援会長へ感謝状が贈呈されました【11月11日(土)】

令和5年11月11日(土)16時45分頃から南加記念ホールにおいて、愛媛大学基金感謝状贈呈式が挙行されました。

愛媛大学基金感謝状贈呈式は15時00分から同会場で開催されたホームカミングデイ式典に引き続き開催され、工学部関係では令和4年度における工学部後援会から愛媛大学基金への寄附に対して、仁科弘重学長から華谷勝工学部後援会長へ感謝状が贈呈されました。

 

左から順に仁科愛媛大学長と華谷工学部後援会長

工学部附属船舶海洋工学センター工場見学会を開催しました【令和5年11月8日(水)】

令和5年11月8日(水)、今治造船株式会社 西条工場において、工学部2年生向けに工場見学会を実施し、82名の学生が参加しました。

行きのバスの中で各自のスマホで今治造船株式会社様の紹介動画を視聴し、工場に到着後3つのチームに分かれて工場現場を見学しました。

今治造船株式会社のご担当者様からのご説明と質疑応答により、造船業に関する理解、魅力と関心を持つ機会となりました。

 

   

【要事前申込】令和5年度第2回環境・エネルギー工学ミーティングを開催【12月5日(火)13:30-】

愛媛大学は、環境やエネルギーに関わる技術開発及び人材育成を通じて、地域産業の創生と活性化並びに諸課題解決に貢献することを目的として、「工学部附属環境・エネルギー工学センター」を設置しています。

このミーティングでは、工学部附属環境・エネルギー工学および愛媛大学リサーチユニット「地産地消e-Fuel研究ユニット」による主催のもと、カーボンニュートラルに向けたエネルギー生産に関する最新技術や動向について2名の方にご講演いただきます。また、「地産地消e-Fuel研究ユニット」の紹介の後、工学部の教員・学生によるポスターセッションを行います。

ミーティング閉会後は、参加者交流会も実施いたします。

興味のある方は是非ご参加ください。

 

日  時 令和5年12月5日(火) 13時30分~16時50分

場  所 愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホール

共  催 愛媛県

対  象 どなたでもご参加いただけます。

参加申込 以下の申込フォームからお申し込みください。
     申込フォームはこちら

申込締切 令和5年11月26日(日)

参加費  ミーティングは無料
     参加者交流会にご参加される方は、参加費4,000円を当日会場で集金いたします。

詳  細 以下のチラシをご参照ください。

関連リンク

※愛媛大学工学部附属環境・エネルギー工学センターについてはこちらからご覧ください。
(愛媛大学工学部附属環境・エネルギー工学センターWEBサイトへジャンプします。)

※愛媛大学リサーチユニットとは
愛媛大学では、新たな学際的研究分野を開拓し、発展性が期待される特徴ある学際的研究グループをリサーチユニット(RU)として認定し、その活動を支援しています。
詳細はこちらからご覧ください。(愛媛大学先端研究・学術推進機構Webサイトへジャンプします。)

【要事前申込】愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センター5周年スタートアップシンポジウムを開催【11月22日(水)14:00~】

工学部附属船舶海洋工学センターは設立から5年目を迎え、新たなフェーズへと突入しました。そこで、5周年スタートアップシンポジウムと題し、愛媛大学工学部や船舶海洋工学センターに深く関係のある先生方にご講演をいただきます。参加を希望される方は11月12日(日)までにお申し込みください。

 

1.日 時: 令和5年11月22日(水) 14:00 ~ 16:30

2.場 所: 愛媛大学 南加記念ホール及びZoomによるハイブリッド開催

3.プログラム: 司会進行 愛媛大学工学系長特別補佐 中原 真也

14:00 開会挨拶

      愛媛大学理事・副学長 若林 良和

      センター長挨拶

      愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センター長 田中 進

14:15 ~ 16:15 

      特別講演

      ①「巨視的現象から考察した疲労過程と疲労設計の今後」

        九州大学名誉教授

        愛媛大学客員教授・工学部附属船舶海洋工学センターアドバイザー 豊貞 雅宏 氏

      ②「溶接技術の進展と展望」

        愛媛大学名誉教授 荒木 孝雄 氏

16:15 閉会挨拶

      愛媛大学工学部長 高橋 寛

                    

4.お申込み

11月12日(日)までに、以下URL又は添付ポスターの二次元バーコードから申込フォームへアクセスしてお申し込み下さい。

https://forms.office.com/r/ARjHJTnEsD

 ※ポスターのPDF版はこちらからご覧ください。(1,876KB)

愛大生による中島の課題解決法―工学的視点により離島での暮らしを持続可能に―~茶話会の開催について~【10月22日(日)、29日(日)】

愛媛大学工学部では、課題解決型学習として、「学部共通PBL ( =Project Based Learning)〔融合型〕」を開講しています。授業では、工学部の9つの専門コースの学生を混成させたチームを編成し、単一の分野で割り切ることのできない地域課題の解決に向け、所属コースを越えた多角的な視点での課題解決力を実践的に育成していきます。

今年度は、忽那諸島・中島の地域課題を題材にしており、3回に分かれて2日間の現地研修を行います。各回の2日目には、学生たちがフィールドワークで得た学びをもとに、地元の方々へ地域課題の解決アイデアを発表する茶話会が開催されます。学生の発表に対して、「中島地域の暮らしや地域づくりに貢献できるのか」という視点で、地元の方々にご感想をいただきます。

日時

【第2弾】10月22日(日) 13時30分〜15時00分頃
【第3弾】10月29日(日) 13時30分〜14時30分頃

会場

中島文化センター2F 趣味の部屋

 

プレスリリースはこちらからご覧ください。(愛媛大学WEBサイトへジャンプします。)

「第30回 観てさわって 科学、体験2023フェスティバル」を開催します【11月11日(土)~12日(日)】

児童・生徒を対象に、体験を通じて「自然科学・工学」の面白さや「ものづくり」のすばらしさを感じていただき、将来、世界で活躍する科学者や技術者を目指していただくことを目的として「科学、体験2023フェスティバル」を下記のとおり開催します。

令和2年度から令和4年度まではコロナ禍のため開催中止となっていましたが、コロナ感染症が5類感染症に移行したことにともない、4年ぶりに開催することになりました。

顕微鏡を使っての観察や、オリジナルキーホルダー・スーパーボールの作成、LEGOロボットの組立体験など、様々な企画をご用意しております。

是非、ご家族でご参加ください!

 

日  時: 令和5年11月11日(土) 10時00分〜16時00分
      令和5年11月12日(日) 10時00分〜16時00分
                 (※両日、15時30分受付終了)

会  場: 愛媛大学共通講義棟C(松山市文京町3番 愛媛大学内)

駐車場 : 無し
      ※公共交通機関をご利用下さい。
      (最寄り駅 伊予鉄道市内電車 環状線「松山赤十字病院前」下車)

主  催: 愛媛大学工学部・社会共創学部
共  催: 四国電力株式会社
特別協賛: 株式会社伊予銀行
協  賛: 一般社団法人 電気学会四国支部、公益社団法人 土木学会四国支部愛媛地区、公益社団法人 応用物理学会中国四国支部
後  援: 愛媛県教育委員会、松山市教育委員会、公益社団法人 日本化学会中国四国支部

 

【事前要申込】愛媛大学フェローシップ事業 講演会 理工系大学院生の輝くキャリア形成に向けて【11月9日(木)13:30-】

我が国の科学技術・イノベーション創出を担う理工系大学院生の重要性は言うまでもありません。本講演会は、本学のOBであるNECプラットフォームズ河村社長の講演を基調とし、博士後期課程の魅力や、博士後期課程の学生を支援するフェローシップ事業の紹介などを交えながら、大学院生が身につけた能力を次のフィールドで存分に発揮するために、今すべきことは何かについて、学生・教職員・ステークホルダーが共に考える機会を提供するものです。

是非、ご参加ください。

【開催概要】
日時   令和5年11月9日(木)13時30分~16時00分

場所   愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホール

対象   どなたでもご参加いただけます

参加申込 以下のURLからお申し込みください。
     https://forms.gle/Abo1SJFSYSxZxVcd6

申込締切 令和5年11月6日(月)

参加費  無料

詳細   以下のチラシをご覧ください。
     PDF版はこちらからご覧ください。(1583KB)