「愛媛大学工学部附属環境・エネルギー工学センター令和5年度セミナー」を開催しました【9月27日(水)】

令和5年9月27日(水)、愛媛大学E.U. Regional Commons 3階 地域サステナビリティスペースにおいて、愛媛大学工学部附属環境・エネルギー工学センター令和5年度セミナーをオンラインと対面で開催しました。公共・民間を問わず、地域産業の創生と活性化並びに諸課題解決について関心を持つ方々が会場には約20人、オンラインでは約40人が参加いただきました。

セミナーでは、はじめに、愛媛県環境・ゼロカーボン推進課の課長の西山隆彦様から開会の挨拶がありました。
続いて、四国経済産業局資源エネルギー環境部電源開発調整官の三好正彦様より、「カーボンニュートラルや脱炭素社会に向けた国の動き」と題して、国際的な脱炭素社会に向けた潮流、そして国内におけるエネルギー政策の現状やカーボンニュートラルの実現に向けた動向について基調講演がありました。

続いて、招待講演である東京大学先端科学技術研究センター研究顧問、株式会社レゾナック・ホールディングス社外取締役、愛媛大学客員教授の西岡潔先生による「企業の社会的責任(CSR※)と環境・エネルギー問題」では、日本の産業構造を前提にした日本が抱える現在の課題と、その課題解決に向けた企業の社会的責任、社会的責任の基本構造を元に取り組むカーボンニュートラルとサスティナビリティ経営の方針について、国際的なデータと比較しながら説明いただきました。

最後に、愛媛大学附属環境・エネルギー工学センターのセンター長である中原真也教授より閉会の挨拶がありました。      

工学部附属環境・エネルギー工学センターは、今後も、環境やエネルギーに関わる技術開発及び人材育成に取り組んでまいります。

※CSRとは
Corporate Social Responsibility 企業が組織活動を行うにあたって担う社会的責任を指します。

西山様による開会の挨拶三好様による基調講演
西岡先生による招待講演
招待講演に関する質疑応答の様子
中原センター長による閉会の挨拶