愛媛大学航空宇宙船舶工学研究会(二宮翔会)船部が「第3回E/SASV Games2025」において大会史上初の快挙を達成しました【8月17日(日)】

令和7年8月16日(土)から17日(日)にかけて、滋賀県・琵琶湖で開催された「第3回E/SASV Games2025」において、工学部所属の学生団体「愛媛大学航空宇宙船舶工学研究会(二宮翔会)船部」が、4位での入賞を果たしました。

第3回E/SASV Games2025は、自律航行システムを搭載した無人船・ASV(Autonomous Surface Vehicle)を太陽光のみで走行させることを競技としている大会です。参加艇は、琵琶湖上の20キロメートルにおよぶロングコースを、人が操作することなく、太陽光発電による電力のみを用いて、GPSやセンサー・プログラムによって、風や波等の自然条件に対応しながら自律的に航行します。
競技では、航行の正確さ・安全性・完走タイム等が評価の対象となります。

愛媛大学航空宇宙船舶工学研究会(二宮翔会)船部は、本大会に初めて出場し、全国から14チームが出場する中、4位に入賞しました。初出場のチームが4位に入賞することは、大会史上初の快挙ということです。

愛媛大学航空宇宙船舶工学研究会(二宮翔会)船部は、2002年の発足以降、人力飛行機の制作・運用を中心に活動しており、近年では、ロケットや船舶の制作・運用についても日々開発に励んでおります。

愛媛大学航空宇宙船舶工学研究会(二宮翔会)船部の今後の活躍が大いに期待されます。

 

 

令和7年度工学部教育貢献賞の表彰式を挙行しました【8月29日(金)】

令和7年8月29日(金)工学部大会議室で工学部教育貢献賞の表彰式が行われました。

工学部では、平成24年から学部教育において優れた貢献をした教員を表彰する制度を導入しており、今年度は、工学部への長年の根強い教育活動を称え、郡司島宏美准教授と機能材料工学講座の佐々木秀顕准教授、松本圭介准教授、西岡宣泰助教の2組に神野雅文FD委員長から賞状と盾が授与されました。

 

工学科共通科目「学部共通PBL〔融合型〕」学生の課題解決力と自律性の育成

郡司島先生

工学科共通科目「学部共通PBL〔融合型〕」において、異分野協働・自律的学習・社会連携を軸にしたPBL教育手法を開発・実践し、学生の課題解決力や自律性の向上に顕著な成果を挙げている。これらの取り組みにより、学生の成長が多角的に促進されており、教育的貢献は非常に高く評価されている。

 

工学科1年生の学習意欲を高めるための材料デザイン工学コース見学会の取組み

機能材料工学講座 佐々木先生、松本先生、西岡先生

機能材料第3世代委員会(佐々木先生・松本先生・西岡先生)は、工学科1年生の学習意欲向上とコース選択の理解促進を目的に、材料デザイン工学コースの見学会を企画・実施している。令和4年度から始まったこの取り組みは、年々改善を重ね、見学形式の工夫や動画の導入、先輩学生との交流を通じて、学生の関心やキャリア意識を高めることに成功している。参加者からは高い評価を得ており、今後は工学科全体への展開やSNSを活用した広報活動も視野に入れている。

 

授与されたトロフィー
左から神野FD委員長、郡司島准教授、佐々木准教授、松本准教授、西岡助教