尾崎良太郎教授が一般社団法人日本液晶学会論文賞(B部門)を受賞しました【9月12日(木)】

大学院理工学研究科理工学専攻電気電子工学講座の尾崎良太郎教授が一般社団法人日本液晶学会論文賞(B部門)を受賞しました。

一般社団法人日本液晶学会では、液晶に関する科学および技術の基礎的研究およびその実際的応用において顕著な業績を挙げたものを表彰制度により顕彰しています。日本液晶学会論文賞(B部門)は、日本液晶学会誌に掲載された優秀な学術記事の著者に贈られるものです。

授賞式にて(右から日本液晶学会会長 山本 潤 京都大学教授、尾崎先生)

 

大学院理工学研究科博士前期課程2年生の小山裕暉さんが「2024年日本液晶学会討論会」において「若葉賞」を受賞しました【9月10日(火)~13日(金)】

令和6年9月10日(水)~13日(金)に開催された「2024年日本液晶学会討論会」において、大学院理工学研究科博士前期課程2年生の小山裕暉さんが「若葉賞」を受賞しました。
本賞は、日本液晶学会討論会において優れたポスター講演をおこなった30歳以下の若手研究者や技術者を表彰するものです。

研究発表の題目は「Fabry-Perot共振器中の強誘電ネマティック液晶のSHGのFDTDシミュレーション」です。
小山さんは、所属する電気物性工学研究室で、理工学研究科電気電子工学講座の尾崎良太郎教授より指導を受け、強誘電ネマティック液晶の第二次高調波発生(Second harmonicgeneration:SHG)を解明するため、電磁界解析手法のひとつであるFinite Difference Time Domain Method(FDTD)法を用いたシミュレーションを開発し、Fabry-Perot共振器中の強誘電ネマティック液晶のSHGを解析しました。

本発表では、プレゼンテーション技術のレベル、質疑に対する受け答えの能力、研究内容の理解レベル、研究のオリジナリティー、考察の裏づけと考察の論理性を高く評価され、今回の受賞に至りました。

神野雅文教授が照明学会から照明教育功労者として表彰されました【9月11日(水)】

2024年9月11日(水)に開催された、2024年度照明学会全国大会の照明教育功労者表彰式において、理工学研究科電気電子工学講座の神野雅文教授が「照明教育功労者」として選ばれ、表彰されました。

本表彰は、照明学会における永年の活動を通じ、照明学会の発展に対して特にその活動、運営面で尽力し、功績のあった者に贈り、感謝の意を表する賞とされています。

 

照明教育功労者表彰状および記念品

工学部附属船舶海洋工学センターサマースクールを開催しました【9月17日(火)】

令和6年9月17日(火)、造船・舶用企業の若手技術者と学生との交流を図るため、愛媛大学工学部で、船舶海洋工学センターサマースクールを開催しました。造船・舶用4社から各1名ずつ、愛媛大学学生4名および教員2名が参加しました。

企業の方と学生との共同作業(ダイヤモンドコーティングの実験)、および造船・舶用工業に関する質疑応答の時間を通じて、普段の業務や学業と異なる分野の研究や、学生が造船・舶用工業に対して持っている疑問や造船・舶用工業の魅力に触れる機会となりました。

 

船舶海洋工学センターコンソーシアム会議・講演会を開催しました【9月5日(木)】

令和6年9月5日(木)、今治地域地場産業振興センターで愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センターコンソーシアム会議を開催しました。コンソーシアム会議は、愛媛大学、愛媛県、今治市はじめ造船・舶用企業並びに金融機関の代表者で構成され、本学学長が議長を務めています。会議では、センターの令和5年度の活動内容や今年度の活動計画について報告しました。

会議の様子

 

会議後は講演会を開催し、新居浜工業高等専門学校機械工学科教授・船舶海洋工学センターアドバイザーの松田 雄二先生が「高専教育における、ものづくりを通した学びの提供」と題し講演を行い、コンソーシアム参加企業から約20人が参加しました。参加者は講演内容に真剣に耳をかたむけ、講演のあとには活発な質疑応答が行われました。

ご講演いただいた松田先生
講演会の様子

オンラインイベント 夢ナビライブスペシャル データサイエンスに参加します【10月26日(土)】

愛媛大学工学部の教員が、10月26日(土)に開催される、オンライン大学進学イベント「夢ナビライブスペシャル データサイエンス」に参加します。
本イベントは、「データサイエンス」に関する学問に特化したスペシャル版となっており、「データサイエンス」を専門とする全国の大学教員約30名が参加します。

当日は、夢ナビ講義動画の担当教授にオンラインで直接質問できるプログラム「夢ナビ講義 研究室訪問~もっと知りたい 学問探究ゼミ~」に、以下の愛媛大学工学部の教員2名が参加いたします。

愛媛大学工学部で学べる「データサイエンス」に興味のある高校生の皆さまは、この機会にぜひご参加ください。

 

【オンラインイベント 夢ナビライブスペシャル データサイエンス 実施プログラム】

実施日時:2024年10月26日(土) 10:00 – 16:00
開催方法:オンライン開催(Zoom)
参加費 :無料
対  象:高校生・高校教員・保護者
参加方法:「夢ナビライブスペシャル データサイエンス」サイトよりお申込みください。(9月11日(水)参加申込み開始)

詳細のご確認&参加申し込みは以下のチラシをクリックしてください。(別サイトへジャンプします。)

※PDF版のチラシはこちらからご覧ください。(PDF 341KB)

【参加教員】
〇愛媛大学工学部 教授 高橋 寛
  夢ナビ講義研究室訪問(Zoom実施) 2時限目 11:00~11:30

  ※以下の「夢ナビ講義動画」も併せてご覧ください。(別サイトへジャンプします。)
  「安心な社会は信頼できるシステムから」

〇愛媛大学工学部 講師 梶原 智之
 夢ナビ講義研究室訪問(Zoom実施) 6時限目 15:00~15:30

  ※以下の「夢ナビ講義動画」も併せてご覧ください。(別サイトへジャンプします。)
  「言葉を操るAI:コンピュータによる意味と感情の理解」

 

その他の愛媛大学工学部の教員による「夢ナビ講義動画」はコチラからご覧ください。(別サイトへジャンプします。)

【事前要申込】第三回愛媛デジタルツインフォーラムを開催【9月14日(土)14:00-】

建設、ものづくり、防災、医療、農業、文化財保存等の幅広い分野・産業で注目されている「デジタルツイン」について、愛媛地区でも萌芽的な取組がなされつつあります。その現状や課題を知り、デジタルツインを発展・普及させるための連携を模索することを目的として、標記フォーラムを開催します。

第1部では、愛媛県内の高校生および大学生のデジタルツインを利用した活動や研究、民間団体における3Dキャプチャとそのデジタルコンテンツの事例等を紹介します。そして、デジタルツインにはドローン等による3D撮影が重要な要素技術となることから、第2部では、愛媛大学工学部が中心となって設立を進めている「えひめ産学官ドローン利活用協議会」のキックオフをサポートする目的で、同協議会の活動紹介を行います。また、ドローン等の「近未来技術」の実証実験を進める今治市による基調講演等、各自治体の取組もご紹介いただく予定です。

興味のある方はこの機会に是非、ご参加ください。

日時

令和6年9月14日(土)14時00分~17時55分
※18時00分~ 名刺交換&懇談会を開催

場所

愛媛大学南加記念ホール(オンライン併用)
※名刺交換&懇談会
 会場:愛媛大学E.U. Regional Commons(ひめテラス)

定員

会場:200人、オンライン:100人
(オンラインをお申込みいただいた方に別途アクセスURLを送付します。)

対象

どなたでもご参加いただけます。デジタルツインの利用・開発に興味のある方、ドローンの安全利用に興味のある方は是非ご参加ください。

参加費

無料

参加申込

以下のサイトからお申し込みください。
申込ページはこちら

主催

愛媛大学工学部附属社会基盤iセンシングセンター

共催

愛媛大学広報室、愛媛大学データサイエンスセンター

協力

松山大学、愛媛デジタルデータソリューション協会、みんなでつくるデジタルツインえひめ実行委員会

後援/協賛

愛媛県、松山市、今治市、宇和島市/四国情報通信懇談会

その他

本シンポジウムは、土木学会 CPD 単位の認定行事です。(認定番号:JSCE24-1016、単位数3.4単位)
CPD受講証明書は、以下の要件を満たした方のみに発行いたします。
要件1)本フォーラムに参加の事前受付に登録された方。
要件2)オンライン参加の場合、本フォーラム聴講後から締切(9/22)までの間に、CPD受講証明発行用アンケート(100文字以上の所見・感想等)に回答された方。
【注意事項1】受講証明書の受領後は参加者がご自身により CPD システムへの「自己登録」をお願い致します。
【注意事項2】他団体へCPD単位を登録する場合は、その団体の登録ルールに則って行われます。単位が認定されるかどうかは、直接その団体にお問い合わせください。
【注意事項3】CPD受講証明書は締切り後、1週間以内にご登録頂いたメールアドレス宛に配布いたします。

詳細
以下のチラシをご参照ください。

チラシのPDF版はこちらからご覧ください。(PDF 1,233KB)

 

プレスリリースについてはこちらからご覧ください。(愛媛大学Webサイトへジャンプします。)

愛媛大学工学部附属社会基盤iセンシングセンターについてはこちらからご覧ください。(愛媛大学工学部附属社会基盤iセンシングセンターHPへジャンプします。)

令和6年度附属高校高大連携授業(1年生夏季高大連携プログラム)が実施されました 【8月1日(木)~8月2日(金)、8月7日(水)】

令和6年度 附属高校高大連携授業(1年生夏季高大連携プログラム)が愛媛大学工学部にて実施されました。
本プログラムは附属高校においてグローバル・エデュケーション教科の産業社会と人間科目の授業として位置づけられており、「自然科学や環境問題に関する基本的な実験・実習を行い、自然現象を体験し、感覚的に理解し、状況を的確に把握し問題発見、解決に至る発想を行うための基本を修得する。また、大学における基礎教育としての実験実習の内容を体験することにより、大学教育をより身近なものとして感じ、理解を深める。」ことを目的としています。

8月1日から8月2日にかけては123名の学生を2班に分け、城北地区技術部工学系技術職員の指導の下、工学科1回生の実験科目である「学部共通実験」10テーマの内2テーマを実施しました。
2テーマのうちの1テーマについてレポートを作成し、残る1テーマについては8月7日に開催された発表会において口頭発表を行いました。

発表は学生による採点も含めて評価され、優秀な発表は表彰されました。

 

開会式1日目(小助川副学長による挨拶)
開会式2日目(森脇工学部学部長による挨拶)
環境水中のCOD定量
スターリングエンジンを動かそう
静止摩擦係数の測定
銅製錬の化学
発表会風景
表彰式

2024年度日本機械学会年次大会開催のお知らせ【令和6年9月8日(日)~9月11日(水)】

2024年度日本機械学会年次大会を愛媛大学で開催いたします。

日本機械学会は会員数約32,000人の国内最大級の学会です。

本年次大会では、「機械工学で実現する日本産業変革」をキャッチフレーズとして「AIを活用したデジタル変革」、「環境にやさしいエネルギ変革」、「未来を担う技術人材の育成」をテーマに関する約1,100件の講演が予定されています。

日本の産業界が新たなる発展を遂げるためには、機械工学分野の更なる発展が欠かせません。本年次大会を通じて、機械工学分野の最新の研究成果を共有し、日本の産業界の発展に貢献することを目的としています。

学会員だけでなく、一般の皆さま、小中学生の皆さまのご参加を関係者一同、心よりお待ちしています。

 

日程

2024年度日本機械学会年次大会 令和6年9月8日(日)~9月11日(水)

会場

愛媛大学城北キャンパス

申込方法

有料の講演聴講、無料参加可能な市民行事など以下のHPをご覧ください。

https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jsme2024
(2024年度日本機械学会年次大会HPへジャンプします。)

【小中学生向けイベント】
小中学生向けイベントは以下のHPをご覧ください。

https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jsme2024/sessions/category/PGAHNW/TPNQRP
(2024年度日本機械学会年次大会HPへジャンプします。)

チラシのPDF版はこちらからご覧ください。(PDF 966KB)

令和6年度工学部教育貢献賞の表彰式を挙行しました【7月31日(水)】

令和6年7月31日(水)工学部長室で工学部教育貢献賞の表彰式が行われました。

工学部では、平成24年から学部教育において優れた貢献をした教員を表彰する制度を導入しており、今年度は、工学部への長年の根強い教育活動を称え、環境建設工学講座の坪田 隆宏 准教授と情報工学講座の王 森レイ 講師の2名に森脇 亮 工学部長から賞状と盾が授与されました。

【受賞内容】

「公共空間デザイン教育の設計と実践」  環境建設工学講座 坪田先生

社会デザインコースでは将来のまちづくりの中核を担うことができる人材輩出を目指しており、都市空間や社会の総合的なデザイン力の涵養に資する教育活動を実践しています。特に、坪田先生が取り組む「地域社会 デザイン演習(社会デザインコース必修)」では、都市の公共空間が担う2つの役割:移動(モビリティ)機能と滞在機能に着目し、実践的、かつきめ細やかなデザイン教育を実施している成果が高く評価されました。

「PBL型組込みシステム開発演習の教材開発と導入及びPBL型卒業研究の実施」 情報工学講座 王先生

文部科学省事業「成長分野を支える情報技術者人材育成拠点の形成(組込みシステム分野)」において、愛媛大学工学部を拠点として、実践的かつ革新的な教育を行い、本学の学生のみならず他大学の学生や県内企業の技術者のデジタル情報技術のスキル向上に多大な貢献をしており、その功績が高く評価されました。

授与されたトロフィー
左から神野FD委員長、坪田准教授、王講師、森脇学部長