令和6年12月11日(水)から14日(土)に掛けてインドネシアで開催された「ICNME 2024(The 11th International Conference on Nanomaterials and Materials Engineering)」において、機能材料工学講座の岡野聡助教が「Best award」を受賞しました。
受賞した講演題目は「Effect of Oxygen Partial Pressure in Heat Treatment Atmospheres on Wettability of Titanium Surface」です。
チタン基板を異なる雰囲気下で熱処理を行った際、表面濡れ性にどういった影響を与えるかについての内容が高く評価されました。
令和6年11月14日(木)に品川インターシティホールにて開催された「第12回学生クラウドプログラミングワールドカップ(以下、CPWC)」において、大学院理工学研究科情報工学講座(知的コミュニケーション研究室)の大学院生3名が、最終審査会で「審査員特別賞 Best Optimization Award」を受賞しました。
今回のCPWCは「未来を拓く:メタバースとデジタルツインの革新(Enabling the Future: Innovations in Metaverse and Digital Twin)」をテーマとして開催されました。従来のコーディングの枠にとらわれない、メタバースとデジタルツイン技術の最先端の領域を探求し、プログラミングが画期的な進歩をもたらす未来について、世界各国の大学が作品を応募しており、今回、当学大学院生による応募作品が、日本から応募した作品で唯一の受賞となりました。
今回受賞したプロジェクトは、オープンソース技術を利用して「Hako-drone flight in VR city(VR都市空間で飛行するハコドローン)」というシミュレーションシステムを作成する、というものです。これを通じて、ユーザーはリアルなVR環境でドローンを操作できるようになり、安全且つ制御された空間で練習や実験を行うことができます。シミュレーションのコアはオープンソースプロジェクトに基づいており、ドローンの挙動は物理ベースの高精度なモデルで表現されています。また、通常公式の登録や承認が必要な地域での飛行をシミュレーションできるというユニークなアドバンテージをユーザーに提供し、制限のないトレーニングとテストを行うことが実現できます。