10月23日(水)、工学部4号館E411において、工学部FD委員会主催のFD講演会を開催し、約30名の教員が参加しました。
はじめに、工学部の神野雅文FD委員長から挨拶があり、今年度は「教育・研究におけるAIの課題と活用」をテーマに東北大学データ駆動科学・AI教育研究センターおよびデジタル教育アドバイザリーグループの三石大准教授から、
・AIが生成する内容は必ずしも正確ではない。
・AIが生成した内容をそのままレポートに提出することは学びの機会を損なう。
・著作権に抵触する可能性がある。
・入力データを学習に使用しないためのオプトアウト申請の利用についても検討が必要である。
これらの点を踏まえた、東北大学における生成AIの活用に関するリテラシー教育の進め方や、学生指導にどのように役立てられているかについてお話しいただきました。講演後には、三石先生の前に質問者の列ができるほどの活発な議論が展開されました。
今回の講演や質疑応答を通じて、教育・研究における生成AIの活用について学ぶ非常に有意義な機会となりました。