令和2年度愛媛大学工学部後援会総会の開催中止について

 このたびの新型コロナウイルスの感染拡大防止のため,後援会会員の皆様の安全を最優先に考え,6月27日(土)に予定しておりました後援会総会の開催を見送ることといたしました。  

 なお,総会で予定しておりました議事内容については,役員会にて審議し,後日結果を保護者の皆様に郵送させていただく予定です。ご了承ください。

 また,同日に予定しておりました個別懇談会につきましても,中止とさせていただきます。 

 今後とも,後援会活動にお力添えをいただきますようよろしくお願いいたし ます。

野村信福教授の研究が公益財団法人JKAのウェブサイトで紹介されました。

 この度、野村信福教授の研究が公益財団法人JKAのウェブサイトで紹介されました。野村教授は、自身の研究テーマ「持続可能な社会のために科学にできることは?」を追求する中で、2016年公益財団法人JKA補助事業に「液中プラズマによって廃棄物から水素燃料と有価物を取り出す研究開発」が採択されました。液中プラズマによる水素回収装置・システムとして開発に成功するなど、実験室の小さいスケールでは成功していた基礎研究の成果を生かし、実用化を目指す装置・システムとして組み上げ、水素燃料と有価物を回収することに成功しました。この成果をもとに、2018年にベンチャー企業「株式会社環境エネルギー・技術研究所」を設立し、装置の事業化を目指しています。

野村信福教授の研究内容はこちら(公益財団法人JKAのウェブサイト:以下URL)

URL:https://www.jka-cycle.jp/_ct/17344346

マイクロ波型液中プラズマ水素製造装置。廃油をプラズマで分解
「水素燃料による紅葉ライトアップ事業」左は人力飛行機。右は燃料電池自動車

2020年2月7日に神野雅文教授が「プラズマによる遺伝子および分子導入現象の先駆的研究」により、第21回プラズマ材料科学賞 奨励部門賞を受賞しました。

 2020年2月7日に神野雅文教授が「プラズマによる遺伝子および分子導入現象の先駆的研究」により、第21回プラズマ材料科学賞 奨励部門賞を受賞しました。
 「プラズマ材料科学賞」は,日本学術振興会プラズマ材料科学第153委員会の発足10年目を記念し平成9年度に創設されたもので,プラズマ材料科学の研究・開発において貢献し,顕著な業績をあげている個人またはグループを顕彰するものです。奨励部門賞は若手研究者による業績・貢献に対して与えられるものです。プラズマ材料科学賞の選考は、

(1)プラズマ材料科学の進歩・向上に多大な貢献をなした優秀な成果
(2)プラズマ材料科学技術の進歩・発展に関する優れた功績
(3)プラズマ材料科学分野における示唆的かつ独創的で将来性を窺わせる成果
(4)プラズマ材料科学分野の学会,研究会,国際会議,等の運営・幹事業務における多大な貢献

の4つの観点で評価され、プラズマ科学の分野において大変権威のある賞です。

 

高機能材料センター産官学連絡会及び船舶海洋工学センターシンポジウムの開催中止について

 3月2日(月)開催の「愛媛大学工学部附属高機能材料センター産官学連絡会」及び3月5日(木)開催の「愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センターシンポジウム」につきまして,新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ,開催の中止を決定しました。
 開催の中止判断が遅れましたこと,心よりお詫び申し上げます。
 なお,今後の開催日程につきましては,当ホームページ及び各センターホームページ等にて改めてご連絡いたします。

(令和2年1月17日開催)i-Constructionシンポジウムを行います。

この度,防災情報研究センターと工学部附属社会基盤iセンシングセンターの主催で,i-Constructionシンポジウムを開催いたします。その中で,昨年12月に設置した工学部附属社会基盤iセンシングセンターのキックオフを行います。

詳細は以下画像をご参照ください。

ガジャマダ大学の教員が工学部を訪問されました【12月18日(水)】

 令和元年12月18日(水),国際学術協定校であるインドネシア・ガジャマダ大学からSudaryono評議員長,Samsul Kamal 評議員,Nizam工学部長ら12人が来学されました。
 本学工学部とガジャマダ大学工学部は,2007年に大学間の学術交流協定を締結後,複数の学生教育プログラムや教員間の共同研究を通して密に交流が行われています。
 一行はまず工学部長室を訪問され,本学工学部長・コース長らと意見交換を行い,今後より一層学術・学生交流を発展させることが確認されました。

 

 その後,本学工学部国際連携委員らと交換留学プログラムやダブルディグリープログラムの継続,来年度のジョイントセミナーの開催等について打合せを行いました。

 ガジャマダ大学工学部とは,今後関係をますます友好的・協力的なものとし,教育・研究等の交流がますます進展することが期待されます。

令和元年12月4日(水)に,愛媛大学工学部附属社会基盤 i センシングセンター看板除幕式を開催しました。

 愛媛大学工学部は,社会基盤の維持管理のための開発支援及び人材育成を通じて,地域の課題を解決し,地域の発展及び安全安心なまちづくりに貢献することを目的として,附属社会基盤 i センシングセンターを設置し,12月4日(水)工学部本館玄関前で看板除幕式を行いました。
 当日は,大橋裕一学長,理事をはじめ,高橋寛工学部長,中畑和之センター長,河合慶有副センター長及びセンター兼任教員が出席し,盛大に行われました。
 専門分野別の3部門(センシング,アナリシス,ソリューション)に兼任教員を配置し,センター長,副センター長のもと,地域の発展のためにオール工学で取り組んでまいります。

(左)学長及び理事  (右)工学部長、センター長及び副センター長
兼任教員
 
集合写真

大学院理工学研究科博士前期課程2年生の小林巧さんが第39回土木学会地震工学研究発表会(関西大学千里山キャンパス)で優秀講演賞を受賞しました【10月7日(月)~8日(火)】

 令和元年10月7日(月)~8日(火)に関西大学千里山キャンパスで開催された「第39回土木学会地震工学研究発表会」において、大学院理工学研究科博士前期課程2年生の小林巧さんが近年の地震被害部門で「優秀講演賞」を受賞しました。
 本賞は、地震工学研究発表会において特に優れた講演を行った40歳未満の若手研究者や技術者を対象に、地震工学研究発表会優秀講演賞が与えられます。
 発表した論文の題目は「墓石挙動調査に基づく2018年6月18日の大阪府北部の地震の揺れ評価」です。森伸一郎准教授の指導を受けて、大阪府北部地震発災時に気象庁や防災科学技術研究所から公開された推計震度分布の確からしさを検討するために、大阪平野北部地域の43墓地で合計4,234基の墓石の被害を調査しました。その調査により、推計震度分布では茨木市と高槻市の広範囲で震度6弱が推計されていたが、実際には高槻市で墓石被害がなく、震度5弱以下相当の被害であり、2段階も震度が過大に評価されていたことを明らかにし、今後の地震動研究に課題を提示しました。これらの研究の着眼点と的確な発表・質疑応答の様子が評価され、今回の受賞に至りました。

左:小林 巧さん 右:森 伸一郎准教授

 

関連サイト:土木学会第39回地震工学研究発表会HP
http://committees.jsce.or.jp/eec2/node/121