オリエンタルモーター株式会社代表取締役社長の川人英二様に講演をいただきました【11月19日(火)】

 令和元年11月19日(火)城北キャンパスグリーンホールにて、工学部電気電子工学科の2~4年生、大学院理工学研究科電子情報工学専攻1~2年生を対象として、オリエンタルモーター株式会社代表取締役執行役員社長の川人英二様による講演会「学生時代から今日までを振り返って」を開催しました。このたびの講演会は、川人様が本学工学部電気工学科の卒業生であるご縁により実現に至りました。
 講演の前半では、中学から大学まで続けてきた柔道から学んだことや、オリエンタルモーター株式会社に入社した経緯などについてお話がありました。自分の進む道を決めるときには、何事にも好奇心を持って実際に体験することが重要であることを、川人様ご自身の体験を例に教えていただきました。講演の後半では、入社から今日までを振り返るとともに、業界の将来について紹介していただきました。迷いと葛藤を抱えたまま雑用とも思える日々の業務に追われていた新人の頃が、後から考えると実は非常に大切な時期だったこと、技術者としてのご自身の弱みが会社の弱みでもあると気づき、これを克服すべく技術習得のための出向を自ら志願したことが、その後の主力商品を生む原動力となったこと、海外勤務では異文化の中で会社の考え方の浸透に苦心したこと、帰国後、国内事業所に山積された課題や大震災からの復旧対応に真摯に向かい合う日々の中、当時のCEOから次期社長を突然任されたことなどについてお話ししてくださいました。
 このたびの講演は、学生にとって、日常の講義や課外活動の学びを超えるものであり、自らが組織や社会の一員として生きていく能力を養うためには何が必要かを考える貴重な時間となりました。本講演会は平成31年度愛媛大学教育改革促進事業「先輩技術者からの学びを提供する少人数キャリア教育システムの開発」の一環として行われたものです。

 
 

 

第26回観てさわって科学、体験2019フェスティバルを開催します

 工学部及び大学院理工学研究科では,児童・生徒を対象に,体験を通じて自然科学や科学技術の楽しさ・おもしろさを実感していただくことを目的として,「観てさわって科学、体験2019フェスティバル」を開催します。
 多数の皆様のご参加を心からお待ちしております。

 詳細は、ウェブサイト をご覧ください。

  •  日 時   令和元年11月9日(土),10日(日)10:00~16:00
  •  場 所   愛媛大学 共通講義棟C
  •  参加費   無  料
  •  駐車場   駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。 

※伊予鉄道 市内電車 環状線「赤十字病院前」下車

 

令和元年10月1日(火)新居浜市,10月11日(金)西条市の2会場で,愛媛大学工学部附属高機能材料センターキックオフシンポジウムを開催しました。

 令和元年10月1日(火)新居浜市,10月11日(金)西条市の2会場で,愛媛大学工学部附属高機能材料センターキックオフシンポジウムを開催しました。

仁科弘重理事の開会挨拶
小林千悟センター長からセンターの概要説明
 

 新居浜会場(あかがねミュージアム)には材料関連企業や自治体の関係者約200人が参加し仁科弘重理事・副学長及び新居浜市寺田政則副市長の開会挨拶の後,小林千悟センター長からセンターの概要説明のほか,連携教員として新居浜工業高等専門学校の教員の紹介がありました。

新居浜市寺田政則副市長の開会挨拶
新居浜会場の様子
 

 西条会場(西条市地域創生センター)には同じく約100人の参加があり仁科弘重理事・副学長及び西条市出口岳人副市長から挨拶がありました。

西条市出口岳人副市長の開会挨拶
西条会場の様子
 

 両会場において,6分野の各分野長から各分野の研究内容の紹介や共同研究の事例報告を行い出席した各教員の専門分野の紹介を行いました。

高機能材料センターの教員


 シンポジウムのあとには,参加者とセンター教員との名刺交換会を開催し,身近な課題の解決に向けて,熱心に意見交換が行われました。

名刺交換会の様子

愛媛大学工学部附属高機能材料センターキックオフシンポジウムを開催します。

 愛媛大学は,高機能材料の開発及び技術支援並びに人材育成を通じ,地域素材産業の活性化及びイノベーションに貢献することを目的に,工学部附属高機能材料センターを設置しました。設置に伴い,センターの活動や教員の研究内容を紹介することを目的として,新居浜市と西条市でキックオフシンポジウムを開催いたします。
 申込み及び詳細は以下のポスターをご参照ください。

キックオフシンポジウムポスター.pdf

新居浜開催
日時:令和元年10月1日(火)15:00より開始
場所:あかがねミュージアム
住所:新居浜市坂井町2-8-1
定員:150名

西条開催
日時:令和元年10月11日(金)15:00より開始
場所:西条市地域創生センター 3階大研修室
住所:西条市ひうち1-16
定員:80名

令和元年度 工学部FD講演会を開催しました。【8月26日(月)】

 8月26日(月),工学部本館大会議室で,工学部FD委員会主催のFD講演会「マツダの車にかける思いとマツダの求めるエンジニア像」を開催し,教職員約50人が参加しました。
 はじめに,工学部の小林真也FD委員長から挨拶があり,マツダ株式会社MDI&IT本部エンジニアリングシステム部兼カスタマー・品質システム部の中村貴樹氏から,マツダの「車づくりにかける思い」の紹介,また,その思いの入った車の具現化に必要なマツダの「求めるエンジニア像」とその人材育成の取組を紹介していただきました。
 講演後の質疑応答では,聴講していた教員から,社内で考える人材の育成手法等について活発な質問や相談があり,中村氏から具体的なアドバイスを得ることができました。講演や質疑応答を通じて,今後,人材育成を進める上で,学生への対応や指導の向上につながる大変有意義な機会となりました。

 

船舶海洋工学センターコンソーシアム会議・シンポジウムを開催しました 【8月23日(金)】

 令和元年8月23日(金),今治地域地場産業振興センターで第1回愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センターコンソーシアム会議を開催しました。コンソーシアム会議は,愛媛大学,愛媛県,今治市はじめ造船・舶用企業並びに金融機関の代表者で構成され,本学学長が議長を務めています。会議では,センターの平成30年度の活動内容並びに今年度の活動計画について報告しました。
 会議後はシンポジウムを開催し,九州大学名誉教授・船舶海洋工学センターアドバイザー 豊貞雅宏氏が「疲労寿命設計の問題点と革新的寿命評価法―疲労過程を現行ブラックボックスからホワイト化へ―」,次いでデンソーソリューションSCM改革部長 國定宏明氏が「JIT物流システムについて」と題し講演を行い,コンソーシアム参加企業から約50人が参加しました。

 
 

令和元年度 工学部教育貢献賞の表彰式を挙行しました。【8月7日(水)】

 令和元年8月7日(水)9時30分から工学部長室で工学部教育貢献賞の表彰式が行われました。
 工学部では,学部教育において,優れた貢献をした教員を表彰する制度を導入しており,今年度は,機能材料工学コース 平岡 耕一教授,機械工学コース 豊田 洋通教授の2名に高橋 寛工学部長から賞状と盾が授与されました。
 平岡教授は,「研究教育能力開発実習」等多くの先進的教育プログラムを提案・実施し,また,地域教育でも多くの貢献をした功績が評価されました。
 また,豊田教授は,「加工学」等の講義改善,また,船舶海洋工学の講義など新規教育プログラムの立ち上げに大きく貢献した功績などが評価され,今回の受賞となりました。

前列左から豊田教授,高橋学部長,平岡教授
授与された盾
 

7月20日(土)入試・進学説明会を開催しました!

 7月20日(土)の13:30~15:30に工学部4号館1階のE411講義室で、入試・進学説明会を開催しました!

「工学部ってどんなとこ?」 の様子

 まず,高橋工学部部長より,「工学部ってどんなとこ?」と題し、工学部の紹介がありました。実験の様子や学生生活について動画も交えて紹介されました。

数学問題解説の様子

 その後、予備校講師を招いて数学の入試問題解説を行いました。入試問題にとどまらず、入試の傾向や今後の勉強の進め方まで解説は及び、参加した皆さんも熱心に耳を傾けていました。

熱心に問題に取り組む参加者達

令和元年度 安全週間企画「キ・ケ・ンをさがせ!」の表彰式を開催しました【7月3日(水)】

 工学部では安全衛生活動の一環として,全国安全週間に合わせた企画として「キ・ケ・ンをさがせ!」を行っています。これは日常の就業,就学時において「キケン」を感じた事例を,工学部の教職員および学生から募集し,状況の把握および改善を行うことにより,事故を未然に防ぐための活動です。
 応募された事例は,工学部安全衛生委員会で選考を行い,今年度は学生から最優秀賞1名,優秀賞2名を選出し,7月3日(水)に表彰しました。
 応募いただいた事例は,今後の安全安心な教育研究環境づくりに役立ててまいります。

高橋 工学部長による表彰式の様子

賞状と副賞の授与
(左から最優秀賞 今井 有明さん,優秀賞 豊田 晃弘さん,川﨑 藍流さん)

コンソーシアム運営委員会・技術連絡会を開催しました【7月3日(水)】

 令和元年7月3日(水),今治地域地場産業振興センターで,愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センターコンソーシアム運営会議を開催しました。
 会議に先立って,技術連絡会を開催し,愛媛大学工学部 高橋寛教授が「AI+IoTの導入・活用のための基礎的な学び」,柴田論教授が「人にやさしい知能機械」と題し,プレゼンテーションを行い,コンソーシアム参加企業から約40人が参加しました。