令和6年度工学部教育貢献賞の表彰式を挙行しました【7月31日(水)】

令和6年7月31日(水)工学部長室で工学部教育貢献賞の表彰式が行われました。

工学部では、平成24年から学部教育において優れた貢献をした教員を表彰する制度を導入しており、今年度は、工学部への長年の根強い教育活動を称え、環境建設工学講座の坪田 隆宏 准教授と情報工学講座の王 森レイ 講師の2名に森脇 亮 工学部長から賞状と盾が授与されました。

【受賞内容】

「公共空間デザイン教育の設計と実践」  環境建設工学講座 坪田先生

社会デザインコースでは将来のまちづくりの中核を担うことができる人材輩出を目指しており、都市空間や社会の総合的なデザイン力の涵養に資する教育活動を実践しています。特に、坪田先生が取り組む「地域社会 デザイン演習(社会デザインコース必修)」では、都市の公共空間が担う2つの役割:移動(モビリティ)機能と滞在機能に着目し、実践的、かつきめ細やかなデザイン教育を実施している成果が高く評価されました。

「PBL型組込みシステム開発演習の教材開発と導入及びPBL型卒業研究の実施」 情報工学講座 王先生

文部科学省事業「成長分野を支える情報技術者人材育成拠点の形成(組込みシステム分野)」において、愛媛大学工学部を拠点として、実践的かつ革新的な教育を行い、本学の学生のみならず他大学の学生や県内企業の技術者のデジタル情報技術のスキル向上に多大な貢献をしており、その功績が高く評価されました。

授与されたトロフィー
左から神野FD委員長、坪田准教授、王講師、森脇学部長