化学・生命科学コース
化学・生命科学コースには魅力がたくさん!
3人の在学生にインタビューしてみました。
Q.化学・生命科学コースを選んだ理由は?

2人とも「化学が好き」っていうピュアな動機だったんだね。
私の場合は、化学そのものというより化粧品の開発に興味があって、
研究開発の道が開ける化学・生命科学コースを選んだよ。
ここではものづくりに関して実践的な知識や技術を学べると知って、
「ここだ!」と思ったな。

私の後輩には1年生のときの授業を聞いて化学が面白いと思って
このコースを選んだ人がいるよ。
授業で先生が言っていたんだけど、世の中の全てのモノは分子からできていて、
機械とか材料とか電子部品とか、すべてに分子が関わっているんだよね。
スマホのタッチパネルとか、もちろん薬を作るのとか、水をキレイにするのも化学。
そういう話を聞いて化学を選んだって。
研究室での実験の様子
Q.化学・生命科学コースで何が学べるの?

このコースに入ってまず思ったのが、化学ってすごく広いなー、
ということ。
たとえば科目だけでも
高分子化学や生化学、有機化学、物理化学、分析化学、無機化学、
科学技術英語、化学工学、などなど、
その他にも化学に関わる幅広い範囲の授業を受けることができるよね。
分子が関わっているところはぜんぶ化学って言えるから、
高校の物理とか生物なんかも深く関わっているところが多いし、
化学に関する英語の文章を読む授業もある。

たしかに授業では幅広く学べるね!
実験の授業もあって、
実際に実験器具を用いて化合物を作ったり分析したり、
実験レポートを書いたり、
将来につながる技術も身につけることができたと思う。
それに、3回生の後期からは
最終的に学びたい分野の研究室に所属して、
より専門的な知識を得ることもできる。
授業では広く、研究室では深く学んでるっていうカンジかな。

授業だと、化学メーカーで働いている方が
大学に出向いて企業紹介をしてくれることもあったね。
企業の方から直接お話を聞けたのは貴重な体験だった。
そういった様々な授業を通して、
いろいろな分野に化学が繋がっていることを知ることができて、
将来やりたいことの視野も広がったな。
Q.印象に残っている授業や実験は?

私は高分子化学の実験で、
接着剤やスライムを作った実験が印象に残ってる!
世の中にある素材が、本当に化学の力で生み出されているんだと
実感できる授業だったし、
スライムを分子レベルで理解する日が来るなんて
思ってもみなかった。

僕は愛媛県にある化学メーカーへ
工場見学に行ったことが印象的だった。
仕事内容とか、製品の製造過程なんかを
実際に自分の目で見ることができて、
自分が将来働くイメージを膨らませることができたと思う。
みんなでバスに乗ってワイワイ行ったのも、
遠足っぽくて楽しかったよね。
研究室での実験の様子