大学院理工学研究科博士前期課程2年の淺山奨太さんが第50回複合材料シンポジウムにて林学生賞(最優秀学生賞)を受賞しました【9月19日(金)】

2025年9月18日(木)から19日(金)にかけて開催された第50回複合材料シンポジウムにおいて、大学院理工学研究科産業基盤プログラム機械工学分野博士前期課程2年の淺山奨太さんが林学生賞(最優秀学生賞)を受賞しました。

本賞は、日本複合材料学会が主催する複合材料シンポジウムにおいて、学生による口頭発表の中から最も優れた1件に授与されるものです。

受賞した講演題目は「広帯域3次元振動減衰のための炭素繊維強化八面体inertial amplificationメタマテリアル」です。
淺山さんは水上孝一准教授(東京都立大学、前所属:愛媛大学)より指導を受け、幅広い周波数域での3次元振動減衰に適した複合材inertial amplificationメタマテリアル構造を提案しています。複合材3Dプリンティングの設計自由度が提案構造のバンドギャップ拡大に有効であることを明らかにしました。このような新規性と実証的な成果が高く評価され、今回の受賞に至りました。

授賞式にて(左から日本複合材料学会会長、受賞した淺山さん、水上准教授)