令和7年7⽉22日から24⽇に下関市で開催された地盤⼯学会主催の「第60回地盤⼯学研究発表会」において、地盤工学研究室に所属する大学院理⼯学研究科博⼠前期課程2年の長田知樹さんが「優秀論⽂発表者賞」を受賞しました。
本賞は、今後の地盤⼯学分野を担う若⼿技術者及び若⼿研究者の活性化、および研究意欲の向上を⽬的として設⽴された賞であり、発表内容、発表技術、発表時間、質疑応答において優れた発表を⾏った35歳以下の技術者及び研究者に贈られます。
長田さんが発表した論⽂題⽬は、「異なる排水条件下で繰返しせん断された砂の再圧密時体積ひずみ特性」です。この研究では、間隙水圧消散工法による液状化対策を施した際の地盤沈下量の評価手法の確立を目的として、繰返し三軸試験が実施されました。排水条件の違いによる体積ひずみ特性を明らかにした点が評価され、今回の受賞につながりました。

