大学院理工学研究科の近藤慶斗さんが「一般社団法人電気学会令和6年電子・情報・システム部門 技術委員会奨励賞」を受賞しました【令和7年2月4日(火)】

令和7年2月4日(木)、大学院理工学研究科博士前期課程2年生の近藤慶斗さんが「一般社団法人電気学会令和6年電子・情報・システム部門技術委員会奨励賞」を受賞しました。同賞は、電子・情報・システム分野で活躍する若手研究者に授与されるもので、令和6年3月14日(木)~令和6年3月15日(金)に対面開催(福岡市リファレンス駅東ビル)およびWeb開催された電気学会知覚情報研究会において行った発表が優秀と認められたことにより受賞に至りました。

【受賞論文】
「力覚を伴ったVR 書道と筆記感覚の評価に関する研究」
近藤 慶斗、井門 俊
電気学会研究会資料 PI-24-023, pp. 39-42, 2024

発表概要:
書道は日本の伝統的な文化として広まっているが、現代では書道に触れる機会というのは減少傾向にある。近年、スマートフォンやタブレットを用いて、筆やペンなどの字体で筆記という動作を行うことは可能であるが、書道の再現には筆の独特な筆記感覚を伝えることが必要不可欠である。
本研究ではVRを活用して、仮想空間内で筆の筆記感覚を伴う書道の再現を行い、それが書き手に対してどのような影響を生み出すのか調査する。

受賞した近藤さん