大学院理工学研究科博士前期課程2年生の小山裕暉さんが「2024年日本液晶学会討論会」において「若葉賞」を受賞しました【9月10日(火)~13日(金)】

令和6年9月10日(水)~13日(金)に開催された「2024年日本液晶学会討論会」において、大学院理工学研究科博士前期課程2年生の小山裕暉さんが「若葉賞」を受賞しました。
本賞は、日本液晶学会討論会において優れたポスター講演をおこなった30歳以下の若手研究者や技術者を表彰するものです。

研究発表の題目は「Fabry-Perot共振器中の強誘電ネマティック液晶のSHGのFDTDシミュレーション」です。
小山さんは、所属する電気物性工学研究室で、理工学研究科電気電子工学講座の尾崎良太郎教授より指導を受け、強誘電ネマティック液晶の第二次高調波発生(Second harmonicgeneration:SHG)を解明するため、電磁界解析手法のひとつであるFinite Difference Time Domain Method(FDTD)法を用いたシミュレーションを開発し、Fabry-Perot共振器中の強誘電ネマティック液晶のSHGを解析しました。

本発表では、プレゼンテーション技術のレベル、質疑に対する受け答えの能力、研究内容の理解レベル、研究のオリジナリティー、考察の裏づけと考察の論理性を高く評価され、今回の受賞に至りました。