令和5年12月5日(火)、愛媛大学情報メディアセンターメディアホールにおいて、愛媛大学工学部附属環境・エネルギー工学センター及び愛媛大学リサーチユニット「地産地消e-Fuel研究ユニット」主催の「令和5年度第2回環境・エネルギー工学ミーティング」を対面で開催しました。なお、本ミーティングは愛媛県との共催です。
会場には、エネルギーに関する諸問題に関心のある企業の方々や、愛媛大学教職員並びに学生など約70人に参加いただきました。
ミーティングでは、はじめに、高橋寛工学部長から開会の挨拶がありました。
続いて、学外の講師2名による講演がありました。
まず、大阪ガス株式会社エグゼクティブフェロー エネルギー技術研究所SOECメタネーション開発室統括室長の大西久男様より、「暮らしや産業を変えずにカーボンニュートラルを実現する e-メタン~革新的SOECメタネーション技術」と題して講演がありました。
次に、産業技術総合研究所ゼロエミッション国際共同研究センター 水素製造・貯蔵基盤研究チーム研究チーム長の高木英行様より、「水素エネルギー・合成燃料技術の動向と産業技術総合研究所における取り組み」と題して講演がありました。
講演では、講師から聴講する学生に問いかける場面もあり、講演後の質疑応答も活発に行われました。
続いて、環境・エネルギー工学センター副センター長であり、愛媛大学リサーチユニット「地産地消e-Fuel研究ユニット」ユニットリーダーの板垣吉晃教授より、2件の講演の内容を踏まえ、愛媛大学でエネルギー問題に関して取り組んでいる「地産地消e-Fuel研究ユニット」の紹介を行いました。
講演と紹介の終了後は、場所を変え、愛媛大学教職員および学生によるポスターセッションを行いました。23件の研究発表内容をまとめたポスターが並び、異分野の学生が融合してポスターセッションをするという貴重な機会のもと、学内外問わず参加者による活発なセッションが行われました。
最後に、愛媛大学附属環境・エネルギー工学センターのセンター長である中原真也教授より閉会の挨拶がありました。
工学部附属環境・エネルギー工学センターは、今後も、環境やエネルギーに関わる技術開発及び人材育成に取り組んでまいります。