工学部環境建設工学科卒業生(平成30年度卒業)の川崎一歩さんが令和元年度第54回地盤工学研究発表会(さいたま大会)で優秀論文発表者賞を受賞しました【7月16日(火)~18日(木)】

 令和元年7月16日(火)~18日(木)に大宮ソニックシティで開催された地盤工学会の「第54回地盤工学研究発表会」において、工学部環境建設工学科卒業生(平成30年度卒業。現株式会社シアテック勤務)の川崎一歩さんが地盤防災/斜面安定(豪雨⑤)部門で「優秀論文発表者賞」を受賞しました。

 本賞は、学会員のうち特に優秀な口頭発表を行った若手研究者・技術者や学生を対象に与えられるものです。

 発表した論文の題目は「平成30年7月豪雨による土砂崩壊の崩土流下特性」です。森伸一郎准教授の指導を受け、国土地理院が愛媛県の南予地方の斜面崩壊の状況を把握するために撮影し公開した空中写真に基づいて、斜面崩壊により崩土流下した特性について分析して、その特徴を明らかにしました。土砂災害のリスク評価に有用な研究成果を的確に発表したことと質疑応答の様子が評価され、今回の受賞に至りました。卒業論文の成果を基にした研究発表であり,川崎さんの技術者としての今後の発展が期待されます。

(左)受賞した川崎さん (右)森伸一郎准教授

 

関連サイト:第54回地盤工学研究発表会優秀発表者賞受賞者リスト(PDF)