大学院理工学研究科博士後期課程3年生の光井和輝さんが「第58回(2025年春季)応用物理学会講演奨励賞」を受賞しました【9月7日(日)】

令和7年9月7日に、大学院理工学研究科 機能材料工学分野 博士後期課程3年生の光井和輝さんが、第58回(2025年春季)応用物理学会講演奨励賞を受賞しました。

「応用物理学会講演奨励賞」は、応用物理学会の春秋講演会において、応用物理学の発展に貢献しうる優秀な一般講演論文を発表した若手会員の功績を称えることを目的に設けられた賞です。一般口頭講演総数の1.5%以内を限度として選び、推薦理由を付して理事会に推薦されます。

今回光井さんが受賞した講演題目は、「フッ素添加で実現するFe3O4−Bi2O3−B2O3ガラスの室温n型伝導」で、第58回(2025年春季)応用物理学会にて光井さんが発表しました。

一般に、絶縁体として知られているガラスに電子ドーピングができることを示し、すべて汎用元素から成る組成で、半導体並の電気伝導性を示す酸化物ガラスを実現したことが主な受賞理由です。