大学院理工学研究科の近藤里咲さんらの論文が人工知能学会第38回全国大会優秀賞を受賞しました【7月24日(水)】

令和6年5月28日(火)から31日(金)にかけて開催された人工知能学会第38回全国大会において、大学院理工学研究科数理情報分野博士前期課程1年生の近藤里咲さんらの研究が、全国大会優秀賞(ポスター発表部門)を受賞しました。

本研究では、日本語のSNS投稿テキスト6,000件に含まれるノイズ表現を人手で正規化し、テキスト正規化が感情極性分類に与える影響を分析しました。また、33種類の正規化体系を定義し、どの正規化が感情極性分類の性能改善に寄与するのかを明らかにしました。

論文題目:近藤里咲, 寺面杏優, 梶川怜恩, 堀口航輝, 梶原智之, 二宮崇, 早志英朗, 中島悠太, 長原一.
     テキスト正規化による日本語感情分析の性能改善. 人工知能学会第38回全国大会, 4Xin2-12, 2024.
論文:https://doi.org/10.11517/pjsai.JSAI2024.0_4Xin212
受賞一覧:https://www.ai-gakkai.or.jp/about/award/jsai_award-conf/