大学院理工学研究科の佐々木 啓汰さんが「一般社団法人電気学会令和6年電子・情報・システム部門 技術委員会奨励賞」を受賞しました【令和7年2月4日(火)】

令和7年2月4日(木)、大学院理工学研究科博士前期課程2年生の佐々木啓汰さんが「一般社団法人電気学会令和6年電子・情報・システム部門技術委員会奨励賞」を受賞しました。同賞は、電子・情報・システム分野で活躍する若手研究者に授与されるもので、令和6年12月26日(日)~令和6年12月28日(火)に対面開催(グランフロント大阪)およびWeb開催された電気学会知覚情報研究会において行った発表が優秀と認められたことにより受賞に至りました。

【受賞論文】
「木工旋盤の技能訓練における力覚を伴うVRシミュレータの有用性に関する研究」
佐々木 啓汰、 井門 俊
電気学会研究会資料 PI-24-068, pp. 25-28, 2024

発表概要:
近年、技能訓練のためのVRシミュレータが注目を集めている。OJTなどの訓練手法に比べて優れた訓練効果を発揮する可能性が示唆される一方で、触覚や力覚の再現性の面で大きな課題がある。
本研究は、力覚提示装置を利用して、木材の切削時に工具を持つ手に伝わる力覚を再現することで、木工旋盤作業における力加減を容易的かつ効率的に習得できる訓練用VRシミュレータを開発し、その訓練効果を評価する。

受賞した佐々木さん