社会インフラメンテナンス工学講座

寄附者からひとこと

 日本における道路や橋梁、河川などの社会インフラ整備は、従来の造る技術から、点検・診断・補修という臨床技術への転換期にあり、新しい技術分野を創出します。成熟社会を迎えた日本において、このような社会インフラの維持管理が、地域の雇用を創出し、内需を喚起する「新しい公共事業」に発展することが期待されています。 そのためには産学が共同して地域のニーズに応える社会インフラメンテナンスの技術開発と専門技術者を育成する必要があり、本講座における研究、教育が「地域における社会インフラを地域の技術者がまもる」うえで、実り多い成果が生まれることを期待しております。

株式会社芙蓉コンサルタント
  代表取締役社長 大野 二郎


寄附の時期及び期間

 令和3年度から令和6年度までの4年間

寄附講座の概要

 本講座は、本学理工学研究科生産環境工学専攻環境建設工学コースで研究が進められている社会インフラのメンテナンスに関する研究を礎とし、寄附者で進められている社会インフラのメンテナンスとマネジメントの実務面での経験の蓄積を還元・総合することで、地方での現在・将来の要請に応える社会インフラメンテナンスの損傷の点検・診断・監視・統合・3次元化に関する技術研究とそれらデジタル化・データベース化・総合化するインフラマネジメントの研究開発および教育を行う。

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