“愛媛から世界へ”
-未来志向の理工系人材の育成-

 国際的にはコロナ感染症の席巻、深刻化する地球温暖化、ロシアのウクライナ侵攻、国内的には人口減少と少子高齢化の進行と、多くの困難に直面する一方で、デジタル化の流れの中で社会も産業構造も大きく変化しています。これまでの価値観が大きく変わり、新たな価値の創造をめざす高度な理工系人材が求められています。愛媛大学においても、このような未来志向の理工系人材の育成が重要な課題となっています。
 これらの社会情勢を受けて、2023年に愛媛大学大学院理工学研究科は改組を行いました。それぞれの専門分野を深く学ぶことに加えて、STEM教育の推進、トランスファラブルスキルの育成、英語力向上のためのカリキュラムを整備し、自然科学から応用科学まで幅広い教育体制・研究体制を整え、高度な知識と新しい価値観を持ちグローバルに活躍できる理工系人材の育成を行います。大学院理工学研究科の全教員は、皆さんが創造力豊かで世界で活躍できる高度な理工系人材および研究者として独り立ちできるように全力で支援いたします。さらに、文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」の支援を受けて、「EUアドバンスド・リサーチ・フェローシップ」を設立し、博士後期課程の学生に対して財政支援を行っています。
 私たちと共に、深遠な学理の探求やこれまでにない技術の開拓などの研究成果を愛媛大学から世界に発信しましょう。学部生だけでなく既に社会で活躍されている皆さんの大学院理工学研究科への入学も心よりお待ちしています。

 愛媛大学大学院理工学研究科長
 理学部長
 高橋 亮治

理念・目的

 理工学研究科は,その分野における高度な専門知識及び応用能力を獲得した高度専門職業人(知・技術のプロフェッショナル)・研究者となる理工系人材を育成し,継続的に輩出することで,学術・産業・社会の発展に貢献する役割を担っています。社会や産業構造が急速に変化する中,現在の科学・技術を支え発展させるとともに,地域や世界の課題に向き合い,SDGs,Society5.0などのキーワードに提示された新たな価値の創造・実現に貢献できる高度理工系人材が必要です。愛媛大学大学院理工学研究科は,研究科と先端研究・学術推進機構のセンター群が有する自然科学から応用科学まで幅広く特色ある学術研究基盤のもとで,高度な専門性と学修の自由度を両立する教育カリキュラムを整え,意欲ある学生を教育します。それにより,高い学識・技能・人間性,俯瞰的な視野,新しい価値観を有し,地域とつながり,あるいはグローバルなステージで,協調性高く,創造力豊かに活躍できる高度理工系人材を育成、輩出することを目的とします。


概要

 博士前期課程は,産業基盤,社会基盤,数理情報,自然科学基盤の4教育基盤プログラムと,アジア防災学特別プログラム,地域エンジニア養成プログラムの2特別プログラムで構成されます。カリキュラムは、理工系人材の汎用基盤能力を養成する【専攻共通科目】,それぞれのプログラムの学修において共通に要求される知識・技能の基盤を養成する【プログラム共通科目】,高度な専門知識・技能を学修し専門能力を確立する【専門科目】の3科目群からなり、教育目的に掲げた人材の育成を目指します。
博士後期課程は1教育基盤プログラムとアジア防災学特別プログラムで構成され、カリキュラムは共通で、自立した技術者・研究者が要する高度な汎用基盤能力・トランスファラブルスキルを養成する【専攻共通科目】と,博士のリサーチワーク・学位論文の作成に必要な力を養成する【専門科目】に分類される科目群から編成されています。
前期・後期課程ともに、学位研究と学位論文作成の指導は,学生ごとに定められた指導教員(主・副)が中心となり行われます。


入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

理工学研究科の組織、専攻・プログラム・分野の教育・研究概要について(令和5年4月1日)

教員組織

Graduate School of Science and Engineering, Ehime University Organization, Outlines of Research & Education(April 1, 2023)