プログラム概要

環境建設工学・電気電子工学・応用情報工学分野から構成される社会基盤プログラムは,これからの都市・地域の社会基盤とそれを支える電気エネルギーやエレクトロニクス,情報・通信工学に関する学修と研究活動の成果により,現代の技術を支え,未来の知を拓く人材を継続的に輩出し,学術・産業・社会の発展に貢献することを目標としています。Society5.0時代の持続可能な社会基盤の実現に高い関心をもつ学生を教育し,主体的に研究・開発活動を実施できるレベルの課題探究能力及び問題解決能力を涵養します。それにより,高い学識・技能・人間性,俯瞰的な視野,新しい価値観を有し,地域とつながり,あるいはグローバルなステージで,協調性高く,創造力豊かに活躍できる高度理工系人材を育成・輩出し,社会に貢献することを教育の目的とします。

環境建設工学

矢印アイコン 担当教員
世界を舞台に人、都市、自然の調和をめざす。

環境建設工学分野では,自然環境との調和を図りながら,社会基盤の整備・拡充に従事する高度な専門技術者の育成を目指して教育研究活動を行っています。社会基盤工学,都市経営工学,水圏環境工学の3領域からなり,文字通り,山頂から海底に至るまでの開発と保全に取り組める組織となっています。社会基盤工学領域では,橋梁,ダム,道路,地下空間施設などの土木施設を建設するための土木材料,設計法や施工法,地震時挙動に関する多様な教育研究を行っています。都市経営工学領域では,交通体系を考慮した都市域の生活・生産環境の整備や防災,道路・都市基盤インフラの維持管理などに関する教育研究を行っています。水圏環境工学領域では,流域の大気や地下水,河川,沿岸域や海洋における自然現象を把握して,これらの領域での持続的開発と環境との調和を目指すとともに,流域や沿岸域の防災機能を向上させるために,物理学的,化学的,生態学的観点から多面的な教育・研究を行っています。教育のモットーは,環境建設技術者としてのスペシャリストの育成を目指すことは言うまでもなく,同時に環境問題に対する総合的視野と創造力並びに国際的感覚を併せ持った高級技術者の育成です。

環境建設工学分野

電気電子工学工学

矢印アイコン 担当教員
進化し続けるエレクトロニクスの最先端を学ぶ。

電気電子工学は,科学技術の急速な発展を先導し,また社会基盤を支える重要な役割を担っています。電気電子工学分野においては,電気工学および電子工学を対象とした最先端の研究および教育が,電気エネルギー工学,電子物性デバイス工学および通信システム工学の3つの研究領域において行われています。これらの研究領域の中には,全国の大学の中でもユニークな研究,たとえば,放電プラズマにより遺伝子を細胞の中に導入する技術やプラズマ処理による魚介や植物の成長促進技術の開発,高電圧を用いた種子の発芽促進や殺菌処理の実用化研究,高密度情報記憶装置のための信号処理方式の研究開発などが行われています。本分野で学ぶ学生は,研究および教育活動を通じて,電気電子工学に関する広範な基礎学力および研究領域に関する専門知識を修得するとともに,研究や開発の手法を身につけることができます。

電気電子工学分野

応用情報工学

矢印アイコン 担当教員
技術、知識、人間性を備えた情報化社会のリーダーを育てる。

応用情報学分野では,社会に内在する課題を見出し,情報工学・通信工学に関する高度な専門的知識・知見を活用し,課題を解決することのできる人材を育成することで,社会に貢献することを教育の目的とします。人々の生活や産業活動など広範な社会の観察,ならびに情報工学・通信工学の専門的知識・知見に基づく課題の設定と,その課題を解決するために必要な目標設定,持続可能かつ実現可能な手段・計画の立案,さらには,計画に沿った行動,多様なメンバーとの協働作業ができる,高度な情報技術者を養成します。研究においては,「情報システム工学」,「知能情報システム工学」,「応用情報工学」の領域において,情報工学・通信工学の技術を応用し,社会課題の解決,新たな価値の創造を行うことを目的とした取組を取り入れた研究・開発の指導を行っています。

応用情報工学分野

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環境建設工学

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電気電子工学

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応用情報工学

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