改組のお知らせ【4月1日(土)】

 このたび愛媛大学大学院理工学研究科は、文部科学省大学設置・学校法人審議会の審査を経て、令和5年4月に、柔軟で多様な教育研究環境のもと、高度な専門知識とコミュニケーション力や課題解決力などの転用可能な汎用力としてのトランスファラブルスキルをバランスよく身につけた高度理工系人材を育成するために大学院博士前期課程及び後期課程の改組を行うこととなりました。
 博士前期課程は、1専攻(理工学専攻)の下に、本研究科が構想する未来志向の人材モデルに基づく4教育基盤プログラム(産業基盤、社会基盤、数理情報、自然科学基盤)と愛媛大学の強みに基づく2特別プログラム(アジア防災学特別プログラム及び地域エンジニア養成プログラム)を設置し、定員は250名とします。博士後期課程は、1専攻(理工学専攻)とし、特別プログラムとしてアジア防災学特別プログラムを設置し、定員は23名とします。
 博士前期課程においては、オープンで学修選択の自由度が高い柔軟な教育課程・教育研究体制を整えます。具体的には、理工系人材として必須の知識とスキルを涵養する共通科目(専攻共通科目群及びプログラム共通科目群)と自由選択の専門科目群によって、専攻分野を超えた学修が可能となります。さらに、柔軟な研究指導体制を実現し、学生の希望する研究課題に応じて異分野教員が学生の研究指導へ参画します。
 博士後期課程においては、博士論文のための研究に加えて、自律した技術者・研究者が要する高度なトランスファラブルスキルを涵養する専攻共通科目を設置します。
 これからも理工学に関する統合的な知識や技術に基づく愛媛県の「知の拠点」として発展し、未来のために新たな価値の創造・実現に貢献できる高度理工系人材を育成してまいります。