愛媛大学大学院理工学研究科
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研究分野と指導教員

電気電子工学コース

 電気電子工学は,科学技術の急速な発展を先導し,また支える重要な役割を担って来ています。電気電子工学コースにおいては,電気工学および電子工学を対象とした最先端の研究および教育が電気エネルギー工学,電子物性デバイス工学および通信システム工学の3つの研究分野において行われています。これら研究の中には,全国の大学でもユニークな研究,たとえば,環境保全を考慮した無水銀光源の開発やディジタル情報ストレージの研究などがあります。本コースの学生は研究と教育を通して電気電子工学に関する基礎的および専門知識を修得するとともに,研究や開発の手法を身につけることができます。

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▼電気エネルギー工学分野

 研究活動はプラズマ計測とプラズマ応用技術の開発,プラズマ遺伝子導入法,照明技術の開発,誘電体の電気伝導と破壊に関する基礎研究と放電を利用した環境保全技術に関する応用研究,カオス力学系の数理解析,誘電体材料・機能性材料に関する実験および連続体理論や電磁気学に基づく解析等の領域において活発に行われています。

教員名と研究内容
プラズマ理工学,プラズマ遺伝子導入,環境保全・バイオ・医療へのプラズマ応用とプラズマの計測診断,プラズマのコンピュータモデリング,照明工学
神野 雅文
産業応用のためのプラズマ生成と制御およびプラズマ計測・数値計算
本村 英樹
照明と視覚効果,視認性向上,実効光度向上,演色性向上,グレア低減と数値計算
池田 善久
高分子材料の高電界伝導に関する研究と高電圧パルスパワー応用に関する研究
門脇 一則
液晶や高分子などの有機材料の光物性の基礎と応用に関する研究の実験および解析
尾﨑 良太郎
カオス力学系のエルゴード理論,カオス・フラクタルの数理的基礎研究
井上 友喜



▼電子物性デバイス工学分野

 化合物半導体の結晶成長,光物性評価とその応用,半導体ナノ構造の作製など,基礎からデバイス応用まで広い分野の研究を行っています。

教員名と研究内容
光電子デバイス用酸化物半導体薄膜及びナノ構造の成長と評価
寺迫 智昭
分子線エピタキシーによる高品質半導体ナノ構造の作成と光デバイス・電子デバイスへの応用
下村 哲



▼通信システム工学分野

 高密度ディジタル磁気記録および光記録システムのための信号処理,サブ波長構造の微細な光学素子やホログラムの解析,ニューラルネットワークの信号処理応用,スペクトル拡散通信技術を応用した電力線通信やLPWA無線などのIoT通信システムに関する基礎から応用までの幅広い研究を行っています。

教員名と研究内容
スペクトル拡散通信技術を応用した電力線通信やLPWA無線などのIoT通信システムに関する研究
都築 伸二
情報ストレージシステムの高密度化を図るための符号化と信号処理技術に関する研究
岡本 好弘
情報ストレージシステムのための誤り訂正符合化・繰り返し復合化に関する研究
仲村 泰明
情報ストレージシステムにおけるニューラルネットワークを適用した高密度化のための信号処理技術に関する研究
西川まどか
サブ波長構造の微細な光学素子やホログラフィーなどの原理や応用技術および光波伝搬の電磁場解析に関する研究
※ 市川 裕之

※は2023年3月31日定年退職予定の教員を示す。

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