【博士前期課程】

　博士前期課程のカリキュラムは，コア科目，発展・総合科目と共通科目の３つに区分され，それぞれ次の目標をもって実施されています。

1. 講義科目としてコースの中核を成すコア科目は，究めようとする分野の高度な基盤を確立する。
2. 共通科目と発展・総合科目に配置されている講義科目を通して，多様な関連領域を学び科学・科学技術への理解と関心を拡大する。
3. 発展・総合科目に配置されているゼミナール，実習，課題演習を通して，発表・討論の能力，資料調査能力，実技能力を向上させ，技術者，研究者としての基盤的実践能力を確立する。

【博士後期課程】

　博士後期課程のカリキュラムは，専門性の涵養を目的とする専門教育科目と総合性の涵養を目的とする総合教育科目からなっており，次のことを目標としています。

1. 専門教育科目を通して，発展する科学・科学技術の最先端を学び，現代における理工学の課題を把握する。
2. 総合科目を通して，科学・科学技術の最前線を幅広く俯瞰し，課題を掘り出す領域を広げる。
3. 科学的調査研究や技術開発を担うチームを先導する能力を培う。
4. 社会における技術者，研究者の役割と責任について認識を深める。