★スライムを作ろう

 のばすとビョーンとのびるネバネバの物体『スライム』を作ってみよう。二つの水溶液を合わせるだけで簡単にできるよ。

1.用意する物
・洗たくのり(PVAと表示のあるもの)
・ホウ砂(薬局で購入できる)
・食用色素(スライムに色をつけるためのもの)
・わりばし
・保存用の容器
・ビーカー

2.作り方
1.洗たくのりをビーカーに入れよう
2.食用色素を溶かした水を同量入れよう。
3.ホウ砂の水溶液を少量に入れてまぜよう。
すると、あ~ら不思議 ねばねばのスライムができあがるよ。
洗たくのりはひものようにつながっているけど
網のように物質がつながってスライム状になるんだ!

注意事項
・スライムを作ったり、遊んだりするときは、必ず大人の人といっしょにしましょう。
・スライムに使っている「ほう砂」には、毒性があります。
・絶対に口に入れないでください。
・人(特に顔・口)に向かって、スライムを投げつけないようにしてください。
・遊んだあとは、手をきれいに洗ってください。
・スライムは小さいお子さんの手の届かない場所に保管してください。


★電池をつくろう

身近な材料で電池ができます。ここではアルミホイルが電気の出し手(-極)、炭が電気の受け手(+極)、食塩水が電解液です。

【作り方】
1.ペーパータオル、又は、木綿の布を濃い食塩水で濡らします。
2.1でぬらしたペーパータオルを備長炭に巻きつけます。
3.2の上から、アルミホイルを巻きます。(アルミ箔を密着させる。)
4.導線(リード線)のひとつをアルミホイルに、もうひとつは備長炭に接続します。動かないように輪ゴムで縛ってできあがり。

【電池になるわけ】
 アルミニウムは水の中で、アルミニウム陽イオンを水中に溶かしだし、電子をアルミニウムから外部へ出そうとします。
 この電子を出したい反応と、電子を受け取りたい反応が同時に進行することで、電子がアルミニウム側から木炭の側へ移動します。


★コマをつくろう

【1ねらい】
 こまを作って回し、白黒から様々な色が生まれる不思議な現象を観察しよう。

 1.ピュンピュンごまをつくろう。

 2.普通ごまをつくろう。

【2用意するもの】
(ピュンピュンごま)
材料・・・白黒のもようの円ばん(2枚)、たこ糸(1本)、ストロー(2本)
道具・・・のり(または両面テープ)、目打ち

(普通ごま)
材料・・・白黒のもようの円ばん(1枚)、つまようじ(1本)
道具・・・目打ち

【3作り方】
(ピュンピュンごま)
1.まるく切った円ばんを、白黒もようが外側になるように、のり(又は両面テープ)で貼り付けます。

2.目打ち(細い針のような道具)で図1のように円ばんの中心あたりに2つ穴をあけます。

3.1mぐらいのたこ糸を、図2のように2つの穴や2本のストローに通じて輪にします。

(普通ごま)
1.まるく切った円ばんに目打ちで穴をあけ、つまようじを通します。(図1と同じ)

【4ピュンピュンごまの回し方】
1.2本のストローをそれぞれ手で持って、こまが手の間でぶら下がるようにします。
2.糸をたるませておいて、こまをゆすりながら回して糸をねじります。 3.糸のついたそれぞれのストローを外側に力いっぱい引っ張ると、こまが回転します。
4.回転がとまる前に糸をゆるめると、糸が逆にねじれていきます。
5.さらに、回転が止まる前に、また糸のついたそれぞれのストローを力いっぱい引っ張ります。すると、今度はこまが逆に回転し始めます。
6.また糸をゆるめます。このくり返しで、ごまを、回し続けましょう。

【5考えてみよう・工夫してみよう】

こまが回転しているときの白黒もようを観察しよう。